星生山(ほっしょうさん)〜久住山(くじゅうさん)
1人で登る 2004.8.13 |
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場所 |
大分県九重町
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標高 |
星生山1762m
久住山1786m
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歩く標高差 |
.累積786m |
歩行距離 |
約10Km |
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所要時間 |
大人
約5時間 |
牧ノ戸〜20分〜沓掛山〜40分〜扇ヶ鼻分岐〜30分〜星生山〜30分〜久住分かれ〜20分〜久住山〜90分〜牧ノ戸 |
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駐車場 |
牧ノ戸に駐車場。トイレあり。時間が遅くといっぱいになる。今回は5時50分着で5〜6台あった。 |
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データ |
今年の夏は,必ず久住山へ一回行きたい。
まとこにつまらない理由であるが,どうしても夏のうちに行っておきたかった。
実は今のパソコンを買ってから,ずっと壁紙にしている写真がある。
そう夏の緑にあふれた久住山だ。この写真がとても気にいっている。
誰が撮ったのか,どこで見つけたのかも定かでないが,1年365日ずっと眺めている写真である。
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この写真に憧れて久住山に2回行った。
1回目は,4月。何も見えない霧の中。 |
2回目は10月。色が全然違ってた。 |
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そして,今回やっと夏の久住山に来れる日がやってきた。
久住は陽が照ると暑い。陽を遮る木々がない。そこで,朝早くに山登りを済ますことにする。
夜中の2時に大村発,牧ノ戸の駐車場に,6時前に着いた。しかし,眠い。煙草をやめてるもんだから,これまた眠い。しばい車で仮眠をとると,外は明るくなっている。やばい,出発だ。
牧ノ戸は涼しかった。気温二十数度というところか。ゆっくりと登り始める。前に数人,登っている人たちがいたが,追い抜くと前にはほとんど人がいなかった。しかし,夏を忘れるこの涼しさ。春山か秋山に登る感覚を思い出す。
天気もよく,ときおりガスがかかったりするが,ずっと日に照らされなくて丁度心地よかった。
扇ヶ鼻分岐から,星生山の尾根口に道を変える。この道は夏は草と笹で道がよく見えない。朝露に濡れているもんだから,スボンはびっしょりだ。しかし,素晴らしい緑が私を包む。夏の久住は美しい。緑がこんなに美しいとは。
星生山から,硫黄山,三俣山,扇ヶ鼻,久住山を眺める。まさに夏山だ。山々が緑の絨毯に包まれている。
岩に掴まりながら,久住別れを目指す。ここがあの壁紙の撮影ポイントだ。
「おお,憧れの緑の久住山。朝日を浴びてとても美しい。」
久住別れから久住山へ。久住山の南側斜面には,ぴったりとガスがかかっている。まあ,見事なまでに南側だけだ。時折,そのガスが北側に流れてきては消える。朝日の中でとても幻想的な風景だった。山頂には,5〜6名の方々が休憩していた。しばし北側の眺めを堪能して,下山することにする。久住はいつも気合いを入れてくるので,ついつい欲張ってあそこもここもと登ってしまうが,季節は夏,無理せず涼しいうちにきりあげよう。
下山時はたくさんの方々とすれ違った。今から久住山を目指す人たちだ。小学生がとても多かった。夏休みの思い出にと家族連れで登っている方々も多かった。ほほえましい家族連れの姿の中,牧ノ戸に着く。11時前,駐車場はいっぱいになっていた。
夏の久住山。緑の久住山。美しかったなあ。
一人で眺めるにはもったいない美しい久住連山の夏だった。
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朝6時過ぎ,牧ノ戸はまだ空いていた。
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朝日の光の中,道を進む。涼しさがとても心地よい。
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扇ヶ鼻分岐から,星生山に向かう。最初のピークまで草と笹にあふれた道を進む。
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星生山へ向かう道は眺めがとてもよい。
左は久住山方面。右は扇ヶ鼻方面。
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硫黄山は元気にガスを吹き上げていた。
緑の絨毯が美しい星生山。
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久住山の南斜面には幻想的な雲がかかっていた。
そして,壁紙と同じ撮影ポイントへ。
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おおっ。美しい。
あれ,壁紙よりももっと緑だ。
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久住山頂上。星生山をゆっくり眺める。
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下山路は,花を眺めたり,緑を体いっぱいに感じながら歩く。
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やっぱり久住は気持ちいい。
早朝登山は,夏といえども涼しかった。
夏の久住はいい!!
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