五家原岳(ごかはらだけ)・中岳(なかだけ) 
 一人で登る  2003.9.29
場所 長崎県諫早市  ←地形図はここをクリック  
標高 五家原岳1057m
中岳1000m
歩く標高差 約700m 歩行距離 今回は約10Km
所要時間
大人
(5時間)
黒木駐車場〜30分〜五家原登山口〜80分〜横峰越〜30分〜五家原岳〜30分〜中岳〜35分〜西野越〜40分〜八丁谷登山口〜15分〜黒木駐車場
データ  今回は平日の休みで,遠くに行きたいと思っていたが,案の定前日は飲み会のため近くの山で断念する。近くでまだ登っていないのは五家原岳である。五家原岳は車で山頂まで登れることと,山頂はテレビアンテナが立っていることもあり,今まで気が進まなかったが,登り下りの道を楽しむこととした。

 午前11時に黒木駐車場をスタート。平日なのに八丁谷林道駐車場には車がたくさんあり,驚いた。しかし,みんな多良岳方面に行っているようで,五家原方面に登っている人はいないようだ。駐車場を出発し,舗装道路を登っていく。道の横の田んぼはちょうど稲刈りの真っ最中で,秋をしみじみと感じる。

 30分ほど歩くと,五家原岳の表示がある登山口が道の左側にある。ここは,登山口に入っても,舗装道路を直進しても登山道にでるとのこと。せっかくなので,登山道に入ると,すぐに沢を渡る。なんとも蛇のいそうな沢だ。案の定いるいる。今から登ろうとする岩の上。まあ,マムシではないので,申し訳ないが石でおっぱらって登る。歩き出すと,登山道とはわかるがあまり人は通っていないような道である。「こんなところでマムシにやられても誰も通りかかってはくれんなあ。」と思いつつ,歩む。道は,沢沿いを進み,気持ちよいせせらぎを聴きながら歩くことができる。途中,大きな一枚岩の上に出る。久々に視界が開ける。位置を確認しようとすると,なにやら後ろで「ブーン」の音。振り返ると,すぐ後ろでスズメバチがホバリングして,こちらを見ている。「おおっ!」と声を上げ,その場を退却。こんなところで刺されて倒れても誰も通らない。しばらく歩くと,広い林道に出る。ここは,右折し,林道を少し歩いた後,左に折れ,登山道に入る。

 黒木から五家原岳への道は,
ゴロ石を歩いたかと思うと,粘土質の道になり,木漏れ日のきれいな中で落ち葉を踏みしめたりと,変化に富んでいる。途中,ゴロ石で道がわからなくなるところは,ケルンやテープを目印に進む。

1時間ほど歩くと,小さな鞍部の四辻の道に出た。「んん,横峰越か?いやまだそこまではきていないはず」と思いつつ,五家原への標識をたよりに左折する。しばらくのぼると,
「これ以上,山を傷つけない」の札がかっている。きっと,近道なのでみんなが通っていたのだろう。ここからは,経が岳が見えたので現在位置をコンパスで確認。横峰越までもう少しある。標識をすぎて10分ほど歩くと,横峰越に到着。しばし休憩し,この後の急登に備える。横峰越から息を切らしながら,ときどき展望が開けたり,空が広くなったりと頂上に近づいていることを実感しながら,気合いが入る。30分ほどで五家原岳山頂に到着。

 五家原岳山頂には,車が数台あり,山頂からの展望を楽しむ人たちがいた。久しぶりに山頂でカップヌードルと楽しみにしていたが,ハイヒールのアベックもいるなか,ガスで湯を沸かすのもちょっとと思い,おにぎりのみでがまんがまん。
山頂からの展望は素晴らしい。多良岳,経が岳,郡岳,虚空蔵山,岩屋山,雲仙普賢岳,遠くの山々まで見渡せる。我が職場もよく見える。いつも通勤で見ている五家原からの眺めは格別だ。

山頂の景色を楽しんだ後は,中岳方面へ向かう。ここへの道は急な下りで,ロープや梯子をたよりながら降りていく。
ぴったし1000m標高の中岳には30分ほどで着く。山頂からの展望はあまり開けていない。頂上がちょこっとあり,つい通り過ぎてしまいそうになる。

 中岳からは小さい起伏を登ったり,下ったりを繰り返しながら,
西野峠につく。道の下には雑木林が見えて美しい。

 西野越からは,40分ほどで
八丁谷林道に出る。途中,まっすぐな道と左折する道があるが,どちらを通っても林道には出る。

林道をしばらく歩き,駐車場に戻って,よっこらと靴を脱いでいると,後ろで「ブーン」の音。まさか!と振り向くと,
またまたスズメバチがホバリング・・・思わずまたまた叫ぶ。そういえば,うちの今日の車は真っ黒色。スズメバチが攻撃したくなる色だ。しまったそこまで考えて購入すればよかったなどとばかなことを考えながら,帰路に着く。

 この時期,蛇やスズメバチに注意が必要な時である。冬場にもう一度歩いてみたいと思う五家原岳への道であった。
駐車場 黒木駐車場が,経が岳登山口上にひとつ。八丁谷林道への道脇と林道入り口にひとつ。
しばらくは民家横の舗装路を歩く。黒木の里は稲刈りで秋の装い。
 
 
林道を歩くと舗装路の横に登山道がある。すぐ沢を渡が蛇がにょろにょろ。
 
 
木の橋を渡り,沢沿いを進んでいく。せせらぎが気持ちよい。
 
 
道はいろいろな表情を見せ,飽きさせない道が続く。
 
 

岩場にて,スズメバチにご対面
正しい知識はこちらから

スズメバチの基礎知識


声を上げて,駆け出す私の行動はよくないものだった

 
 
突然林道に出る。林道からまた登山道に入り,ケルンを目印に進む。
 
 
「これ以上 山を傷付けない」
途中にあった札。登りたくなるような道に
立ててあった。登山道以外への道に入る
ことを考えさせられる札だった。

(この辺は国有林とばかり思ってた)
 
 
横峰越に到着,山頂まではもう一息
 
 
急登を30分ほどで,見えた頂上だ!
 
 
五家原岳山頂。テレビ等がいくつも並んでいる。
 
 
経が岳。手前は中岳
 
 
金泉寺,笹岳方面。
 
 
大村湾。長崎空港
 
 
諫早平野
 
 
黒木の里。あそこから登ってきたという実感がいい。
 
 
中岳方面へ。はしごあり,ロープあり,すべりやすい砂利道ありとなかなかの下りが続く。
 
 
標高1000m。中岳山頂
 
 
小さい起伏を繰り返しながら,西野越へ。その後八丁谷へと下る。
 
 
八丁谷林道登山口へ。なかなか歩きごたえがある道でした。