キャンプの楽しみ
自然  自然の光,音,風景。全てが安らぎを与えてくれる。遠い昔の記憶なのかもしれない。人間のなんたるか,人生の意味,生きる価値を自然の中で発見できる。理屈はともかく,”気持ちいい!”が本音かな。
会話  ランタンの優しい灯りの下,子どもが寝静まった後は,妻との会話が弾む。ちょっと恥ずかしい昔話や今まで話してなかった出来事や考えなど・・・ どこが日常と違ったところに意識がある。解放された心はどんどん話題を提供し,いつもと違った自分になっている。いや,これが本当の自分だったはずと気づく夜。
食事 キャンプで食べるととにかくなんでもうまい。パーベキューはもちろんだが,うちはぶた汁,牛丼が定番となっている。なんでもないものが,自然というエッセンスだけで,こんなにうまいものか。
 キャンプに行くと,さまざまな音に包まれる。鳥のさえずり,虫の声,風の音,川のせせらぎ・・・・どれもが,すばらしいハーモニーだ。静かな音に包まれて眠り,静かな音の中で目覚める。人間が当たり前のように営んできたことが,現代では当たり前ではなくなっている。
夕陽
 キャンプ場に来ると楽しみなのが夕陽。とてもなつかしい気持ちになる。
 毎日の雑多な毎日を忘れ,安らかな気持ちがあふれてくる。家族に感謝,友に感謝する瞬間である。
設営  
テントとタープの設営・・・・これが実はお父さんの一番の楽しみだったりする。汗をかいて,家族の安らぐ場所を作る。なんていうとかっこいいが,雨や風のとき,タープをあれこれ変えてみるのが密かな楽しみである。んー,我ながらよくやったとまったく自己満足の世界。




 子どもはキャンプが大好きである。テントを立てたり,林の中をかけまわったり・・・ 子どもの情操教育のため・・・というのは,我が家では表向きの方針で,実際のところは,子どもを親につきあわせている。
 雨のさんざんのキャンプの後,「また,キャンプに行きたい?」と聞くと,元気に「また,行く!」の声。たくましく成長することに喜びを感じる。ひとつのキャンプごとに子どもの成長が見えるのも,密かな楽しみだったりする。
camp Menu