グリーンハイランド砥用(ともち)キャンプ場 2004年9月
住所 熊本県下益城郡砥用町畝野
電話 0964−48−0158
サイト状況 オートサイト,フリーサイト,バンガロー,キャビンあり。
オートサイト(2800円)は広々としている区画型。ひと区画も広くタープ,テントも張れた。フリーサイトは荷物運びが一輪車になり,広々という感じではない。低料金(800円)は魅力だが。
施設類・遊び 管理棟,炊事場,WC,シャワー室,遊具,ダムにてカヌー・ボート,レンタサイクリング
近くの温泉 車で10分で「佐俣の湯」。湯はとても気持ちよい。家族風呂(1000円+入浴料)もある。当日電話予約必要。
 
 

  
 
 さて,3連休だ。
 
キャンプにいくぞぉ!と家族ではりきっていたが,天気予報はよくない。雨・・・おまけに連日,雷注意報,大雨洪水注意報が出ている。前日の夜,ちょっと無理かとあきらめかける。そして,翌朝,天気は今日まで降って回復傾向に予報が変わる。よし,行こう。えっ,でもどこに?ええい,ここは?よし,そこだ。てな調子で準備開始後,2時間後にめでたく出発した。
 
 
今回は熊本県の砥用町にあるグリーンハイランド砥用キャンプ場に決定した。雷がこわいので車を横付けできることと,子ども達が遊べそうなところということでここにした。となりにはB&Gのプールもある。暑いときと雨のときはこのプールに行けばいい。完璧だ。

 
今回も天気予報とにらめっこしながらのキャンプとなる。
一日目
。夜は雨。ところによって雷を伴って強く降るとの予報。現地に着くとさすがにオートサイトには誰もいない。今日予約していた人はみんなバンガローに移ったという。しょうがなく,さびしく広いサイトを一人占め。テントとタープを張り終えると,お約束のように降ってきた。これは強い。この雨はそして一晩降り続く。翌日は午後から晴れそうだ。晴れた空を思い浮かべながら,眠った。昔はこのテントとタープを叩く雨の音がうるさくて眠れないものだったが,今ではとても心地よい音だ。(笑) 雨は強いが雷の音におびえることもなく,強い風もそれほど吹かなかったので,雨の大変さはあまり家族中感じていないようだ。

 
翌日は,天気もよくなり,ダムでボートに乗ったり,霊台橋を見に行く。さて,B&Gのプールだ!と意気揚々と出かけると,なんと台風16号の影響で,プール破損で使用不可。清和村のあおばの瀬で陶器作りをしたが,ここも台風16号の影響で清流がえぐられていた。そんでもって,日本一の石段(3333段)を登ろうと車を走らせたが,これも台風の影響で通行不可。ことごとく観光地は台風の影響を受けていた。

 
二日目になると,テントサイトにもたくさんの方がこられ,少しにぎやかになった。やっぱ,少しは人が欲しいものだ。

 オートサイトからWCと炊事場は階段を2つあがった丘の上にあり,ちょっと不便さを感じた。サイトは1〜8までは芝がきれいにかられていた。9番からは使用頻度が少ないのかもしれない。

 
サイトから眺める山が美しかった。九州の脊梁の山の始まりである。1400m台の山々をたかだか標高100mあたりから見上げるので爽快な眺めだ。

 グリーンハイランド砥用は,いろいろな遊びを展開するための起点とするには丁度よかった。自然いっぱいの砥用町を満喫できた。

 
 
 

 
 
 
ああ,誰もいないのね。
だってこんな天気ですもの。
雷が鳴れば車に避難できるという点だけは押さえておこう。
 

 
ありゃ,きちゃいました。
これは豪雨と言ってもいいだろう。
息子も慣れたもので,タープの雨水で遊んでます。

 
 
雨でも飯は喰えます。雨でもアヒルと遊べます・・・
 
 

息子は真面目に洗います。
「お前,シャツびょびしょやないかぁ」
と息子に声をかけて自分を見る。
父もシャツびしょびしょ。
これが本当の親子というものだ。

 
 
娘は気合いを入れて洗います。
 靴も洗っているような・・・
 

 サイトには幻想的な霧がかかり・・・・
 
 
 
・・・夜を包んだ。
 
最近はこの夜のお話が子ども達も楽しいようだ。
父,母の子どもの頃の話。
息子や娘が赤ちゃんだった頃の笑い話に
聴き入っている。

 
 

次の日は,ボートにのったり,青葉の瀬で陶芸したり,
天気もよくなり,昨日の豪雨のことは忘れた。

 
 
 霊台橋を見学して,サイトに戻ってみると,
よかった。仲間が増えているじゃないか。

 
 
オートサイトの上のWCと遊具類
 
 
フリーテントサイト
 
 
バンガロー
 
 
ヨット,カヌー乗り場へ
 
 
 今回は,なかなか実施ぎりぎりの選択だった。
雨はいいとして,雷はやばい。
結果的に,雨だけで済んだ。
豪雨ぐらいは大丈夫。

何より,「キャンプはもういやだ」と
一言も
言わない君たちに
心からの敬意を捧げる父であった。