|
|
今回は,キャンプ場の紹介には全然なってません。(笑)
夜しかいってないので,写真もなく,何のレポかよくわからないけど,まあいいか。 |
|
台風6号が沖縄の南を北上中。
今夜はジョン君のパパさんのキャンプに夜だけ飛び入り参加させてもらう。
用事を済ませ,黒木に向かったのが9時前。
大村市から黒木に入ると,闇が増す。この暗さがいいぞ。
黒木民宿キャンプ場に着き,サイトはどこだと懐中電灯で探す。
んっ,遠くに焚き火が見えるぞ。あそこかな?近づくと犬がいる。きっと,ジョン君だ。
そして,その横には,人影が・・・
|
|
|
ジョン君のパパさんだ。多忙な中にも,こよなく自然を愛するおじさん。
が,会ってみると,「ジョン君のパパ」さんというネーミングから受けるイメージと違った「少年のようなキラキラした目を持つ,すてきな先輩」だった。ジョン君も日々日記を書く犬だけあって,賢くおとなしい。時々のいたずらも飼い主でない私にはとてもほほえましく見える。ダイエット中なのに,ついついおやつをあげたくなってしまう。
|
|
|
パパさんは,すぐにコーヒーを入れてもてなして下さった。後ろを向くと,ホタルが飛んでいる。。
「もう,ちょっと前はもっとすごかったですよ。」
ああ,ホタルの乱舞を見てみたかった。
9時から2時過ぎまで,話は尽きず楽しかった。
山の話,キャンプの話,自然の話,星の話,焚き火の話,仕事の話,世間話に知人の話と,つぎからつぎに出てくる。 |
|
|
夏の焚き火が美しかった。午前0時を過ぎ,おき火になった色は鮮やかでいて,落ちついた色だ。
遠い昔を思い出させてくれる懐かしい輝きと香り。 |
|
後ろには川のせせらぎの音,近くの田んぼからはかえるの声,それ以外の音は静寂の世界。
空気が澄んだ黒木の夜空時々星のショーを見せてくれる。天の川がよくわかる。ほんと何年ぶりかに地面に寝ころんで星を眺めた。パパさんが言う。
「もう,これだけ見えると,星座なんかどうでもいい」
それくらい,美しい星空だった。
そして,星を眺めていると,流れ星かと思うように,ホタルが星の間を泳ぐ。
灯りと言えば,焚き火の灯とろうそくランタンの灯。
これぞ,キャンプだ。これが夜だ。
夜はとても神聖で,畏れおおいものだったことを思い出す。 |
|
|
|
2時を過ぎ,私は帰路に着くことにした。車のところまでパパさんとジョン君はていねいに送ってくださった。
星の輝きを眺めながら,車を走らせる。自宅近くになると,星はいつもの星に戻っていた。
ちょっと夢を見てきたような素敵な夜。
この時間の素晴らしさを感じてもらおう。
無理なく,気ままに,来たい人が集まって。
よし,会を作ろう。会長なし。会則なし。いつ来ても帰ってもよし。自然の中で焚き火を見つめて語ろう。
そんな会をつくりたい。ジョン君のパパの熱い思いが進み出した。
その名も,
「焚き火と身近な自然を楽しむ会」
|
|