福連木(ふくれぎ)子守歌公園
オートキャンプ場

2004年5月1日〜5月3日

住所 熊本県天草郡天草町福連木
電話 0969−45−0852(管理等)
0969−42−1111(農林水産課)
サイト状況 オートサイト,フリーサイトがあり,とてもきれいな芝地。フリーサイトから橋を渡ると遊具広場や池がある。炊事場,トイレはオートサイト側と,トイレは遊具広場側にある。
料金 フリーサイト 1500円
オートサイト 5000円
各種レンタルあり
施設類・遊び 管理棟,炊事場,WC,遊具広場,池,温水シャワー
近くの温泉 車で10分で「下田温泉」がある。良質の湯で,白鷺(しらさぎ)館に行った。各種湯のある大人500円と公衆浴場で大人100円がある。とても気持ちよい風呂だった。

 遊具広場があって,子ども達にはとてもいいだろうなあと思っていた福連木子守歌公園。しかし,長崎県の大村市からだと遠すぎる。がっ,よくよく調べてみると,長崎市茂木からフェリーが出ている。おまけに長崎まで高速道が3月に開通し,自宅からフェリー乗り場まで30分でいけるようになった。

 よし,今年はちょっと穴場ねらいだ。ゴールデンウィークでもそう人は多くなさそう。

 ただ,天気は悪い。雨は我が家のキャンプにはつきものだ。雨がないキャンプが珍しいくらいだ。タープもあり,雨にも慣れてきたのでなんとかなろう。

 
キャンプ場に着くと,あれあれやっぱり一番のり。フリーサイトの好きなところを選べた。
 小雨まじりの中,さっそく設営。子ども達が手伝う手伝う。去年まで,「ねえ,まだあ?」と車の中からふてぶてしく声をかけていたのがうそのようだ。息子はタープ,娘はテント内。う〜ん,家族みんなが楽しめる時期が到来したか。

 
さっそく,昼食の準備に移る。妻のてきぱきとした仕事の指示がとぶ。キャンプは妻が好きでないと実施は難しい。生活用品,食料等,彼女のきりもりがなければ不可能である。だから,妻は大変なのだと思っている。しかし,ふと気づいてみると,的確な指示のもと,夢中になって働いている子どもと夫。イメージとして,妻は料理が大変だという思いがあったが,あれっ,結局,調理は全部俺がしとるぞ。うまく使われるのもキャンプのこつである。

 
我が家は食事に時間をかけない。メニューも牛丼,豚汁,スパゲッティ,カレーなどである。シングルガスバーナーを地面に置いてで調理する。簡単なメニューでもキャンプでは格別にうまい。子どもがもう少し大きくなってきたら,ダッチオーブンもいいだろうなあ。

 
フリーサイトから橋を渡ると,遊具広場がある。コンビネーション遊具が充実していて,子ども達は夢中になって遊んでいた。大人は疲れるとゆっくり座ってながめられるベンチもあり,なかなかいい。公園内にはツツジが咲き,とてもきれいだ。トイレも炊事場もきれいで,管理がゆきとどいている。

 
ゴールデンウィークなのに落ち着いたキャンプができた。他の方々もキャンプ慣れしていて,とてもマナーがよくて気持ちよく過ごせた。なんせ,雨の中なので,よっぽど好きな人しかこないだろう。2日目からは強風注意報がでていた。夜は雨がテントを叩き,私は何度も目が覚める。妻は悪夢を見ていたそうだ。その横で息子は何の夢を見てかしきりに笑う。平和な奴だ。この雨風でも息子は陽気な夢しか見ていない。

 
このキャンプ場の特筆すべきは管理人さんである。朝から夜10時まで,サイトをしょっちゅう見にこられていた。そして,「○○さん,おかわりないですか?」と声をかけていく。なんと,みんなの名前を覚えているのだ。そして,どこから来たのかも把握しておられる。まさしく,プロだ。におやかな笑顔で,「天気が悪くてすみませんねえ」などと言われると,「いえいえ,私たちが雨を連れてきてすみません」と言いたくなってしまう。その仕事ぶりがあまりに素敵なので,帰りに記念写真をとらせてもらった。管理人さんと記念写真をとりたいと思ったのは初めてだ。

 
天草下島を一周して,いろんなところも観光できた。下田温泉もいい湯だった。日本温泉保養地88選に選ばれているらしい。小店でも温泉でもキャンプ場でも地元の方のやさしさをひしひしと感じる天草町だった。

 
管理人さん,また来ます。とってもお気に入りになりました。
 長崎市茂木からフェリーで出発。
 車はバックで乗り込む。しかし,上手に詰めるもんだ。

 
 


 さあて,設営だ。息子も娘もよく働いた。 成長したなあ,お前たち。
 
 

 簡単メニューでもなぜかとてもうまい。
息子のスパゲッティにはきれいな「の」の字があったらしい。
わかるかな?

スパゲッティの上にマウスカーソルを!!
 
 
フリーサイトです。すぐ横に駐車場があり便利。
 
 
オートサイト。その前に炊事場,トイレ,シャワー,管理棟があります。
 
 
フリーサイトから,橋を渡ると遊具広場へ。
 
 遊びに夢中の子ども達。
 
 
 暗くなるまで,ウォールに挑戦する息子。
「おまえも,成長したなあ。」父涙。

しかし,息子は東京フレンドパークのアトラクションのつもりだったらしい。(笑)
 
 
とても素敵なキャンプ場でした。管理人さんに感謝。
 

 
 
 
 
立ち寄ったところの紹介
 
天草ドルフィンワールド(本渡市)
どこかの漁協組合のような場所ですが,なんのこのイルカやスナメリと触れ合える密度のこさ。
1000円プラスになりますが,イルカに芸をさせる体験もできます。
 
 
海彩館(牛深市)
 ここで泳ぐ魚のいきのよさ。
泳ぎまわる鯛にえさをやれるのがおもしろい。
 
 
 
 
くだらぬおまけ
娘の写真の上にマウスカーソルを
のせるとおばけが出ます。
(娘が年頃になるまで限定)