キャンプでこわいもの
眠れぬ夜のもの思い
 サイトが斜めで眠れない夜,風がビュービュー。ふと,キャンプでこわいものは何だろうとふと考えてみる。

 まず,動物昆虫の類はこわいものの一例である。

 ヘビ・・・これはこわい。だが,日本にはそんなにたくさんの毒蛇は存在しない。気をつけるのはやっぱりマムシだ。ヤマカガシも毒があるという話を聞く。自分が噛まれてもいいが,子どもが噛まれたら大変だ。キャンプに行くたびマムシのこわさを息子に教える。インターネットで見つけたマムシの画像を息子に見せると,玄関からの廊下にご丁寧に掲示してくれた。きた客は変な家だと思うことだろう。が,実は島育ちの私でも生涯マムシを目にしたことは,一度しかない。それも九州本土でだ。その時は家族を守るため,鍬で息の根を止めた。鍬さえあれば,負けないぞ。

 ムカデ・・・これは人によってはひどく腫れるが,まあ噛まれても命に別状はなかろう。

 山犬・・・これは結構こわい。群でテントを囲まれたらどうしよう。「ウー」と外で唸り声・・・家族を守るために父親は立ち上がらねばならない。切っては捨て切っては捨て・・・どうやら映画の見すぎだ。

 つぎに幽霊だが,なぜかキャンプサイトには出てくる気がしない。
山賊が来ても,とられて困るものは何もない。ついでに金もない。
山崩れは,家族一緒なら,まあ運命だとあきらめよう。

 キャンプで雷がなったことはまだない。雷なんか生涯合わないだろうと思っていたが,親戚のうちに落ちた。電気は壁をつたい,テレビが火を噴き,耳はしばらく聞こえなかったそうだ。逆に親戚内で2件も雷は落ちないだろうと安心して,開き直っている。

 2歳の娘・・・本当はこれが一番こわい。寝せつけるのを失敗すると,この夜の終わりともいう声で泣きわめく。テントサイトでは迷惑きわまりない。娘がすやすやと眠りについたとき,キャンプで一番こわいものが消えていく。

さまざまに考えながら,なんとキャンプでは楽天的な自分に気づく。人間用心していも災難に遭うときはどうやったって遭う。こんなこと考えるのやめようと思ったら,眠くなった。

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