サンタモニカ、ロスアンゼルス。
{ 写真はすべて私が撮影したプライベート写真です } 河野 善福
9月25日(木)
9時出発。サンタモニカの海岸経由でロサンゼルス空港に向かう。カリフォルニア州には黒人10%、ラテン系人30%、アジ
ア人10%、白人50%、が住んでおり、英語、スペイン語、中国語、韓国語が主に使われている。ロスには200万人のメキシ
コ人が不法就労していると言われる。
全米の農場の半分はこのカリフォルニアにある。不法就労者の安い賃金でこの州の農業は成り立っている。畑の中にテン
トを張って集団で生活している人たちが見えた。 白菜はチャイニーズキャベツと言いこのあたりで沢山作られている。
車社会の米国では、車の免許試験も落すことより取らそうとしているので、25ドル払えば3回チャレンジさせてくれる。
高速道は広いところで片側6車線あり、何処まで行っても無料。最もセンター寄りにパープルレーンというラインがある。
ここは二人乗り以上で無いと走ってはいけないラインで、一人でこの道を通ると罰金271ドルとられるというが、何か半端な
金額である。
この辺りの一戸建ては30万ドル(3.300万ドル)位。 ビバリーヒルズ辺りだと300坪くらいの家で車3台置けて300万ドル位
する。
米国の国道は東西に走る道が偶数で52号線などとなっており、南北に走る道は53号線のように奇数と成っているから走
っている方向が間違っている時にすぐ判る。 ロスから東へは4.500キロ続く国道があるが全て無料である。
この国の給与は週給で金曜日に小切手で渡される。 昼休みに銀行に行く人が多い。
不法就労者は預金口座を開けない。 彼等や現金化を急ぐ人のために街には小切手の交換所があるが2〜3%の手数料を
とられる。
ロスにはワーナーブラザースと20世紀フオックスがある、この地で映画産業が盛んになったのは雨が降らない事と、その
ために出来た砂漠地が西部劇映画の撮影に適していたからである。
SANTA MONICAの海岸は美しい砂浜で昔は海水浴場だったが、近年は泳がないで水着で遊ぶだけの避暑地になってい
る。年間を通じ波が荒くなることはない、したがって住宅との間に防潮堤が無
い。塩分が薄いので海岸近くの家もサビなどの塩害がない。
日本人では松田聖子、宮沢りえ、アントニオ猪木、等が住宅を持っている。富士野宮市とこの町が
姉妹都市なのは創価学会の関係である。
マリナデリデーというヨットハーバーにはヨットが4.000隻係留されている。
サンタモニカの海水浴場入り口 サンタモニカの砂浜
11時空港に着。 13時10分発の予定が30分遅れで空路日本に向かう。
9月26日(金)16時30分 定刻成田に帰着した。
今回の研修で米国の広さと車の多さ、人種の多さを改めて感じましたが、ショッピングモールやフードコートは閑散として
おり、米国も不況のように感じました。
フードコートには焼きそばや寿司のコーナーがあり、 何処の観光地に行っても日本人向けの商売がありました。中でもラ
スベガスは日本の旅行業者が米国西海岸の観光コースとして仕組んだ、米国の目玉商品であると感じました。
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