最後の手紙

烏兎の庭 - jardin dans le coeur

第五部

神代植物園、睡蓮室

6/25/2017/SUN

神代植物園、大温室、東京都調布

天気がよいので週末に少し遠出した。バスを乗り継いて出かけるのは、十分に遠足。電車で出かけることはまずない。

自転車で行くこともできる。最近、膝の痛みが再発したので、無理はしないことにした。どうもひざ痛は持病になりつつある。

深大寺付近にはときどき行く。行くのは、蕎麦屋。ここの「冷やしたぬき」が食べたくなる。植物園もお寺もほとんど行ったことがない。

蕎麦屋には20年以上通っている。蕎麦屋の横から入る菖蒲などが咲く水生植物園も何度か行ったことがある。

家を出たとき考えていた目的は、紫陽花の写真を撮ること。来てみると、雑木林にたくさんの種類の紫陽花が咲いている。紫陽花にこんなに種類があるとは知らなかった。


一通り、紫陽花を見てまわり、大きな温室に入った。

大温室には、熱帯植物、蘭、熱帯スイレン、三つの部屋がある。一部屋ずつ、ゆっくり眺める。

水の上に浮かぶように咲いている睡蓮と眺めていると、なぜか心が穏やかになっていることに気づいた。

植物園がこんなに心を穏やかにしてくれる所とは知らなかった


温室を出てから、満開の時期は終わったものの、いくつか残るバラを見た。ちょうど植物園を縦走するように入ってきた入口とは反対の南側にある深大寺口から出た。

そのあとはいつものコース。生ビールと冷やしたぬき中盛をいつもの蕎麦屋で堪能し、水生植物園へと向かった


大温室、エントランス, General Persing

After Glow

White Pearl, Director G.T. Moor

White Pearl

Albert de Lestang

General Pershing, Albert de Lestang.

"Albert de Lestang"は咲きはじめは白で、あとで紫になるという。

大温室は昨年改装したばかり。

最近、一眼レフのような被写体以外をぼかす写真が撮れる「ポートレイト・モード」が楽しくて、接近した写真が多い。今日は少し離れて広い池に漂う睡蓮も撮ってみた。


さくいん:神代植物公園