SHINHWA FIRST LIVE IN TOKYO 2004.3.13 ZEPP TOKYO

チラシ

韓国のボーイズグループ神話の日本で初めてのコンサート
今まで何度かプロモや音楽祭で来日していたがコンサートは初めて。
昼夜2回のコンサートチケット5000枚はあっという間に
ソールド・アウトという人気ぶりだ。
3時と7時の2回公演だったが、私は両方行ってしまった。(^^;;

客層は圧倒的に女性だが、男性もチラホラといる。
彼女に連れられたと思われる人もいたが、メンバーのチョンジンファッションの
男の子もいたりして楽しい。
女性は年齢層は幅広くて、高校生くらいから、上は50代くらいまでと様々だ。
また、韓国からのファンもいたし、私の前に並んでいた方は
(多分)在日の韓国の年配の女性で、神話のことはまったく知らないのだが、
自分の母国のグループが日本で大人気と聞いて、娘さんや他の方といらしたらしい。
逆に私たちに「どうして、こういう情報を手に入れるの?」
と聞かれてしまい、自分は香港に旅行してからアジアン・ポップスに
興味を持ち、その後、大型CD店のワールド・ミュージック・コーナーに行ったり
CSやインターネットから情報を得ていったと話した。
昔はマニアの音楽だったが、今はアジアの音楽もそこそこ聞かれていることを話した。
隣にいた、仲間と外れてしまったミヌファンの謎の美少女ともいろいろ
お話ができて楽しかった。
また、待っている間にサジンやサイリウムを売り歩く韓国人もいたりして
雰囲気を出していた。

コンサートは二人の前座歌手でスタートした。ハウンと?・ソヨンという
女性新人歌手だ。
2曲ずつ歌ったが、歌唱力はまあまあかな?でも音のトラブルがあったりで
なんとなく、場末の歌謡ショーのような雰囲気になっていた。(^^;;

セットは2階立てのバンド形式で雰囲気は韓国のコンサートと似せている。
両脇にスクリーンも設置されていた。
前座の後両方のスクリーンに神話の映像が映し出され、ステージに
マントに身を包んだ6人が登場。皆の視線がそちらに注目されていたときに
スポットライトとともに2階に6人が現れた。下の6人は偽者(ダンサー)という演出だ。
下に降りてきたと共にマグネシウムがたかれ、オープニングは大ヒット曲の
「T.O.P」である。バンドの演奏+生歌なのでいつもと雰囲気がかなり違うが
いい感じだ。コンサートについては以下。

TOP
YO!
HERO
FIRST LOVE 
エンディソロ(セクシー系ダンス)
エリクソロ(アカペラでのフィソン曲の生歌(!!)とジニとのRAP。途中お着替えアリ)
ヘソンソロ(Sの"I Swear"日本語版)
WILD EYES
PERFECT MAN 
ジニソロ(ラテンダンス&マイケル・ジャクソン風ダンス)
ドンワンソロ(ミーシャ"Everything"日本語)
ミヌソロ(Mのソロより3曲。途中お着替えアリ)
FOR YOU
中毒(昼のみ)
HEY COME ON
YOUNG GUNZ
I PRAY 4 YOU

アンコール
JAM#1
YOUNG GUNZ(夜のみ)

・全体の構成は今、韓国でやっているものとほぼ同じで若干タイトにした
 感じだった。
・生歌、生演奏が基本。リップシンクは2曲くらい?
・エリクが歌った!!!
・ドンワンの日本語はほぼ完璧。ヘソンのもOK!!
・個人的にはエリクペンの私としては彼が滅茶苦茶かっこよかった。
 まいりました。(^^;;
 今回は坊主でもなく、茶髪でややのび気味だったがいい感じだった。
・ジニのダンスは凄い!ジニは生がいい。
・ヘソンはテレテレシャツにグラサンというスタイルだったが歌は良かった。
 無視していたSの日本盤購入しなくちゃ?
 全体としてヘソンはともかく歌が上手いな〜と実感。声の調子もまあ良かったようで何より。
・トークは下のカンペを見ながら必死にいろいろと言ってくれていた。
 覚えているのは
 「日本のファンは韓国のファンよりちょっと年上ですね。」(昼)
 「結婚して下さい」(エリク)
 「ミヌです」(夜。「三平です」の真似)
 「愛してます」はみんないっぱい!!
・Weddingがなかったのは残念。
・夜のアンコールは明かりがついて、警備員が「おかえり下さい」といっても
 頑張って、出てきたもの。このとき私も「いや、絶対これでは終わらない」
 と思っていたので良かった。服は私服か?エリクは黄色いTシャツで最後は
 脱いで投げていた。

以下はコンサート全般のいろいろ...
・今回は契約問題からかavexがあまり関与しなかったようで、なんとなく韓国っぽい
 コンサートだった。
・夜の部は韓国にネット中継していた。
・昼の「中毒」の時に音がおかしくてメンバーは中止を要請したがそのまま行ってしまい
 ファンの声援で歌いきった。夜やらなかったのはそのせい?
・ちょっと太目の男性ダンサーがいたりして「寄せ集めか?」と思ったら
 韓国のコンサートもこのメンバーだったようだ。(from パンフ)
・スタンディングだったがファンのマナーは全体としては良かったと思う。
 事前にネットで「うちわは見えないのでやめて」という声があったので
 ほとんど見当たらなかった....が、私の前方でドンワンのうちわを振っている奴がいた。が
 途中で後ろからの伝言ゲーム(後ろが見えないからやめて)で中断したが
 ドンワンのソロでは振っていた。後でたまたま、その人を見かけてしまい
 怒ろうかと思ったが、やめた。(どうせ、またやったらみんな怒る。(^^;;)
・デジカメで写真を撮っているツワモノもいた。途中で警備員が探索に来たが
 見つからなかったようだ。

ともかく、全体としては構成もしっかりしていて、見ごたえあったし、
これだけ大勢のペンが来て彼らの成長を感じた。
グループとても油が乗り切っており、今後もますますかっこいい
姿を見せていって欲しい。
私は外タレ(洋楽)は数多く行ったが、こういう種類のコンサートはなく
(メタルやバンド系ばかりだったので)比較はできないが
かなり質の高い、いいコンサートだったのではないか。
数年前はアジアの音楽は一部のマニアのものだったが今や時代は
かなり変わってきていることを感じたし、その瞬間に立ち会えて嬉しく思った。
自分にとっての彼らの存在を再確認させられたコンサートでもあった。


うてな