HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息」

2004/01/31

"4. How language works", "5. Words, words, words".
The Language Instinct.

Davidson, "7. Rational Animals (1982)" in Subjective, Intersubjective, Objective.
He put succinctly, and i didn't find a difficulty understanding what he wanna say as i often do in his writings. This may be partly because i got used to his way to put everything confidently. Anyway i read this article for preparing the final exam that gonna be held on next Mon. An writing test. And we may bring any stuff, so i should put things down in a paper. We just copy it during the test.

That course title is "Phenomenology of Intersubjectivity". So i was looking forward to stumbling on something interesting about intersubjectivity.

2004/01/29

森本浩一「第三部第4章 隠喩と虚構」『言語哲学を学ぶ人のために』勁草書房.

虚構論やりたいな.でも,言語哲学にせよ何にせよ,形式意味論パズル解きとかじゃない限り,概念分析だけに頼って議論を進めるのはもう駄目だろうな.俺はそんな蹉跌は踏まないでおこう.掛け値抜きに概念とは何かとかについてある程度まとまった理論をもってないと,袋小路だよな.

そういう点で,昨日言っていたFurnishing the mind. はやっぱおもろそうだ.こういう仕事はいうて米国でも少数派なんだろうか.

このPrinzの議論の元ネタ的なものは,Larry Barsalouという心理学者らしい.曰く,思考は知覚のシミュレーションである.とかとか.

てかやっぱやってんじゃん.バーサローでググると心理学関係の隠喩論ぼろぼろと出てくるよ,いっぱい実験してるみたいだし.はあ,とりあえず統計か数学やっとくかなあ.

2004/01/27

2限テスト,3限ラテン語テスト.2限はまあ順当に出来たが,ラテン語は三問中二問が未出でまいった.やまかんでやるしかない.

電車での暇つぶしに印刷して帰る.これは書評誌なのやろう.

Philosophical Books, vol. 45, Jan. 2004.

心の哲学系の書評を読んでみる.
Morton, A., 2002. The importance of being understood: Folk psychology and ethics, Routledge.
この本はあんまおもんなさそうだなあ.欲求と信念の分析ばっかりじゃあ駄目ってことと,素朴心理学をツールとしてみよう,だって.ああそうだね,ってかんじ.

Prinz, J., 2002. Furnishing the mind: Concepts and their perceptual basis, MIT Press.
こいつは激しくおもしろそうだな.

Rowlands, M., 2002. The Nature of Consciousness, Cambridge.
一種の非還元主義のよう.還元主義(Chalmers)も神秘主義(McGinn)も批判するらしい.やっぱconsciousness関係の議論はやたらややこしい割りには,実りが少なそうや.

2004/01/26

1限2限は体調も悪いし,忍耐でしかない.午後はS教授最終講義.風邪で全身が痛いが準備を手伝う.30年間やってきてたどり着いた達観には恐れ入る.最後には少しジーンとする.しかし達観は達観に過ぎないとも.

明日のラテン語テストの勉強.

木村健治,岩谷智訳,2002年『キケロー選集12 トゥスクルム荘対談集』
「月報14―二つの閑暇・キケロと速記秘書,ティロ・キケロとコンセンサス」

神尾葉子『花より男子36』
完結.フィリッピンのアイドルグループにF4というのがいるとか.そして劇場型政治が激化して,こんど立候補する政治家が,K4と名乗ったとか何とか.今日の朝日新聞.

攻殻機動隊づいているので,こいつはひとつサイバーパンク通になろうかな,なんて思って,book-off で買ってくる.

ウィリアム・ギブソン,2000『あいどる』角川文庫.

あんまり読むのもあれなんで,テストだし,とりあえず50ページばかり読んでみると,やっぱなんだな,久しぶりにこういうの読むせいかもしれんが,文章はいもいよな.でもまあ,SFとして無論楽しみたい.

2004/01/24

朝,「プラネテス 第15話」.最初の10分くらいを寝てて見逃す.いいけど.
"2 Decoding and inference in verbal comprehension", "3 The mutual-knowledge hypothesis", "4 Grice's approach to 'meaning' and communication", "5 Should the code model and the inferential model be amalgamated?".
よし.もうここまででいいだろう.もともとI先生が言っている「共有知」云々は何に由来する話かと思って調べただけなんだから.Sperber & Wilson の「相互顕在性」とI先生の「共有知」「実在知」の区別をちゃんと理解してなんか書いてみたいな.

ドイツ語を少し.今からラテンをしなくては.

2004/01/23

2限には出ず,学生研究室でこんなものを.

『出隆自伝 著作集7』「第1夜 僕とギリシャ哲学」「第15夜 東大入りから洋行まで」

古代哲学の専門家かな.哲学者の伝記,自伝,回想とかておもろいな.なかばゴシップめいた興味か. それ関連で,立花隆ゼミの『二十歳のころ』をみてると鬼おもろい.学者系しか読んでないけど.レギオン・ド・ヌールもろたらしい広中平祐秋山仁の格差はすごいな.てか秋山て人,凄まじい.あと佐々木力もおもしろい.それよりも3限にササキリキとかだめですよと断言する数学科のK先生のがおもしろかったが.ほんとに駄目なのか,他の数学の人に確かめてみたいな.

2004/01/22

2005年度には必ず参加しようPacific APA.それともこれは学期中で行けないのかな?そんなことはないよなあ.

ゲラ刷りをM氏にみしてもらう.読みやすいし分かりやすい.へえへえ.ところで科学はモデルだと最初にする時点ですでに実在論なのでは?
森田邦久,2004年「物理学の発展と科学的実在論」『メタフィシュカ』予定.

ちょうどデイヴィドソンレポートをつくっているのでこれも参考にさしてもらう.
重田謙,2002年「原因と理由 行為の因果説と反因果説の対立の三つのレヴェル」『メタフィシュカ』33号.

2004/01/21

Sperber, D., and Wilson, D., 1995. Relevance - Communication and Cognition, 2nd. Blackwell.
"1 Communication", "1 The code model and the semiotic approach to communication".
code model: message(representation) - signal - channel(noise) - recieved signal - recieved message; central thought processes-linguistic encoder-air- linguistic decoder- central thought processes. Severe criticism of semiology 記号論 of Saussure, etc.
こんな発言も.
"After the publication in 1957 of Noam Chomsky's Syntactic Structures, linguistics took a new turn and did undergo remarkable decelopments; but these owed nothing to semiotics."
レヴィ=ストロースへの批判らしい.いつか読もう. Chap. 3. in Sperber, 1985. On antholopological knowledge, Cambridge.
衝動借りですよ.衝動借り.4限で,「相互知識」「共有知」「実在知」などなどでてきて,そして参考文献にこれの第一版が載ってて,そういえば,書庫で見つけたなあ,と思い出して.借りてきた.書庫で少し迷ったが.語用論っちゅうか,言語行為関係俺全然読んでないよなあ.

2004/01/20

石川淳『石川淳選集 8 至福千年』
落ちは「ええじゃないか」かよ,と思ったが,何にせよさすが心の師.まじいかすな.手習いを一つ.

乳白色の柄からすらりと伸びた金属の枝は,やがて八方へと折れ,柔弱な骨組みはしなやかにたわみ,曇天透かす合成樹脂が円を画いてみせたのは,ふけば飛ぶ百円傘と知れた.雨音は開いたビニルに落ちてこず,のしかかるは分厚い雲ばかりであった.

2004/01/19

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1-5.
蔦屋100円だったんだよね,土日.ああ,続きみたいなあ,借りようかな,とか逡巡してたら,今日からテレビでやるじゃねえかよ,日テレ@関西.どうしよう,半年待てばテレビで全部見られるけど,ツタヤで借りたらすぐだやおい.しかし,なんだか漫画やアニメづいてるなあ.

西田幾多郎『善の研究』「第二編 実在」
あれだ,一口に言うと,こいつや大森荘蔵,廣松渉やフッセルはみんな似たり寄ったりのミスがある.しかし,そんなに科学をあしざまに言うのはなぜかね.文句を言やあアイデンティティが保証されるとでも思っとるのかな,そんなことはないのに.ましてやあしざまに言う「科学」自体,作り上げたサンドバッグに過ぎないのに.

購買部に行って,春休みのバイトが決まる.俺は軽自動車に乗って,配送をするかもしれんで.

2004/01/17

プラネテス第14話.うーんおもしろい.金曜どっか遊びにいくとこれが見れないから困るな.

レポートを二つ仕上げる.我ながらやっつけ仕事だなと.公正原理を寛容の原理を通じて擁護するとか,やればやるほど無理だなと思えてくる.何にせよ質が悪すぎる.そもそも権利,道徳,価値判断関係の哲学に俺が弱すぎるんだよ.人生からの圧迫は日に日に厳しさを増すというのに,未だ何らまとまったことが言えない.暮らしへの指針について.というわけで,逃避.最近は少女漫画づいている.借りてくる.

上田美和『Oh! my ダーリン』1-8.
あいざわ遥『お姫様と花と蝶』
あいざわ遥『花を咲かそう』
いくえみ綾『I LOVE HER』1-5.
紡木たく『ホットロード』1-4.

この二日でえらい読んだな.ええ,評価としては,i love herが一番面白かったかな.ホットロードも面白かった.時代を感じるが.オーマイはいまいち感動できず.まあ,昨日とはだいぶ精神状態が違うせいだろうが.それとも文学賞に敏感になっているからかも.
時々こういうの読むと女の子の感覚がなんとなく見えてくる,そして空恐ろしくなるのは間違いない.

2004/01/15

2限Zum Ewigen Frieden.昼食後,人科に本を返しにバスに揺られる.帰宅後のニュース,くそ,芥川賞.技癢もくすぐられようというもの.いつ書こうか.2006年の春に俺はものしよう.ゆくりなく気の変わるは人の世の常.一つ小説をひねり出すも趣向を変えた慰みとなろう.

2004/01/12

風邪気味だ.成人式も終わったので正月気分を抜きたい.レポートたちの締め切りは近い.

2004/01/11

金杉武司「動物は思考しうるか?ー解釈主義的観点からの思考と言語の関係に関する考察」『哲学の探究第29号』
分かりやすいし,動物は思考できないとするデイヴィドソンの理由がまとめられていて助かる.内容はさておき,思ったのは,どうもこういった事柄は経験科学の成果を踏まえなければならない,というよりも,それ抜きではもうどうにもならないような気がする.
 Stich の自分の内容帰属理論に対する冷静な評価を思い出す.
"...the distinction [in his account]...is a distinction entirely bereft of theoretical interest. It is a parochial, observer relative, context-sensitive disitinction that marks no significant psychological boundary."
 こうこうこういうときは「信念」です.そしてこうこうこういうときは「信念っぽいけど違う」です.て感じで,うまく場合分けしたところで,それが何かを前進させたかどうかはいまいち不明てことかな.デネットの言う「空虚な問い」に近いものも感じる.概念的にそれを解いたり整理したところで必ずしも万歳てわけにはいかんのかなあ.

『プラネテス』第?話.土曜に朝起きてこれ見ると日常が戻ってきたて感じがするな.なんだか恋愛ものチックになってきたな.まあ無論俺は好きだけど,そういうの.

「第2章 自然状態」
「支配的保護協会」「見えざる手説明」「支配的保護協会は国家か?」
面白いなあ,見えざる手説明.勉強になることが多い.filtering process, and equilibium process. methodological holism, and methodological inidividualism( or explanatory reductionism).
この訳語を「方法論的個人主義」とはいかがなものか.なんで?定着してるのそれ?社会哲学の用語らしく初めて見た.

we visited Uji.

2004/01/09

俺がよしとする哲学と,彼らがよしとする哲学の,何がどう違うんだろうか.どちらがいいか悪いかはこの際棚に上げるとして,いったいどうしてこれほど方向性が異なっているのか.
そもそも根本的に疑問なのが,なぜ現象学者たちは,経験的なデータを用いようとするのか.幻肢の例,発達心理学の例.それらの現象がいったいなぜ生じるのか,どう生じるのか,どうやったら治るのか,といったことは,自然科学者たちが遥かに巧く答えを出してきている.
人から聞きかじっただけの,ほんのいくつかの幼児の行動を考慮して,巨大な理論を組み立てていく.新しい用語を導入し,イメージをつなぎ合わせるが,それは,実質的に何を説明しているのか,解明しているのか.ただのがらんどうではないのか.

2004/01/08

センチなことを書くのはセンチなときに限る.たとえ後で読むに耐えないものであっても.

こんな日はチェーホフが身にしみる.
How cheerfully and jauntily that band's playing - really I feel as if I wanted to live! Merciful God! The years will pass, and we shall all be gone for good and quite forgotten...Our faces and our voices will be forgotten and people won't even know that there were once three of us here...
maybe, if we wait a little longer, we shall find out why we live, why we suffer...Oh, if we only knew, if only we knew!


なんと直球勝負.しかしそれを扱わないで何を哲学と呼ぶのか.何年か前,詩人の長田弘がテレビで,『三人姉妹』のここいらを引用し,さらに自前の詩を朗読し,姉妹は新たな世代に希望を託したが,さて後代の住人である我々は彼らに比して何を知ったか,と問うていた.答えはネガティブにならざるをえない.そのことは各々の懊悩からも明らかであろう.

これ以上の無駄口はもはや後悔の種に過ぎない.いづれ立ち戻ろう.

「第2章 自然状態」ー複数の保護協会
これはprotective association の訳語だと思う.前O場がなんか読んでたの見た.変な日本語,て感じやな.まあ別に代替案とかないけれど.

2004/01/07

Davidson's presumable claim against the brain in a vat in 1983(oh, i was born) is not useful alone. "The causality plays an indispensable role in determining the content of what we say and believe" so what the brain said would be interpreted as "Vatese", not English, and we don't have to apply to the Vatese words the criteria that are for determining the truth value of English words.

At least solipsists and idealists wouldn't be threatened at all by this line.

What matters is in fact here is not a blog site. i may need some kind of interactive factors, of course i don't take this problem as serious, though.

ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』
「第1章 なぜ自然状態の理論なのか」ー政治哲学,説明的な政治(国家)理論
「第5章 国家」ー正義の私的実行の禁止,公正原理…
生まれて始めてノージック,てか政治哲学とか始めて.すごく面白いな.認識論とか科学哲学の道具をびしばし使っていくんだなあ,さすがアメリカン. こういう仕事も憧れるよな,でも同じ政治なら政治家になった方がまだ人様のお役に立てるんじゃないかと,そんなありがちなことを思ってしまうのもある.芸術家気取りの似非哲学教授よりはもちろんましだが.

"7.2 Correspondence theories", Haack, Philosophy of Logics.
a little bit about Russel and Wittgenstein's view and Austine's improvement. but there's no description about a really simple question to correspondence theories: how can we know a proposition or statement is correctly corresponding to something in the world? i guess Berkeley raised this doubt. what we can correlate with an impression is only another impression that cannot be the external object. this sort of worn out scepticism might be too epistemological to be included in this book, perhaps.
by the way, i suppose we may be able to exclude this scepticism by modifying our concepts of mind and reality. in order for us to insist a Berkeley style argument, we have to hold the three-notions perspective on mind, e.g., in seeing, what we see - sense datum or experience - mind representation. isn't it a cheap view? i think this is already bankrupted, but wide-spread view. should be dismissed.

2004/01/04

新年心機一転.