HakuTouGin

年來自分が考へた叉自分が多少實行し來りたる處世の方針は何處へ行つた。前後を切斷せよ、妄りに過去に執着する勿れ、徒らに將來に望を屬する勿れ、滿身の力を込めて現在に働けというのが乃公の主義なのである。                      「倫敦消息」

2010/01/09

イサム・ノグチ

美術館はクイーンズにあり,Yくんのアパートから一駅くらいである.さすがにそこは混んでいなかった.(先日にグーゲンハイムに行こうとして,正門にたどり着くまでもなく建物を取り囲むように行列が形成されており,僕たちは慌ててきびすを返したのだ.)

まあまあ感心したし,インテリアとして非常に欲しいと思ったが,解説があまりない状態では,僕のような頭でっかちの人間にとっては,分節化できないのでそこそこしか楽しめないのである.

なので美術館はさておき,イサム・ノグチとはそもそも何者か,と気になったのでウィキにいくと,どうも二十世紀以前にアメリカに渡った日本人詩人の子供であるようだ.なんということか.ヨネ・ノグチ,あるいは野口米次郎.寡聞で知らなかった(もしくは覚えていない).でも有名ではないよね?あんまり出てくるようなひとでもなく,作品と伝記を読むに価するのではなかろうか,と考えた.

その野口米次郎という人は,慶応に在学中,18,9くらいで突如サンフランシスコにわたったという.まあ世の中には変わり者がいるものだ,ということか.常識人には理解できない.