わたくしが、「きもの狂い」になりましたのは、「挨拶」のページでも、述べておりますが、「紬」を着るように
なってからです。「本結城」という触れ込みでしたが、数年後に正真正銘の「結城」をゲットして分かったことは、
一枚目の結城はなんと「石下結城」だったのです。
「石下結城」が良くないということではありませんけれど、あくまでも「本結城」とは言えせんもの。
販売員の方も、わたくし同様「不勉強」でご存知なかったのかもしれません。
とても気に入って「本結城」と信じて長い間、着てましたから。(信ずる者は救われる!)
ま、その頃は「証紙」の見方も何もわかりませんでしたし・・・
「本結城」の特徴は:真綿から手で糸を紡ぐ。柄付けは手括りによって行う。地機(原始的な織り機)で織る。
大島は「藍」か「泥」から入るのが一般的のようですが、わたくしはいきなり、「白」から入りました。
(シンプルな色紙柄)
わたくしが天邪鬼だからというだけではありません。「泥大島」は地味すぎて着たいとはおもいませんでしたし、
その頃、「藍」色は大島に限らず、顔うつりがきつくなって全く似合いませんでした。まだ、大島の「いろは」も
知らなかったのですが、呉服店の言いなりにならず、好きなもので、なおかつ、似合うものを着るに限る!と、
確固たる「信念」を持っていましたから。
ところが、このお気に入りの「白大島」が、なんと大阪の「呉友会」(大阪の選りすぐりの呉服店の奉仕会)会場で
寸分違わず同じものが、
な、なんと、わたくしが購入した価格の半額以下ざんす!「めまい」がして、以来、着る気になれず、哀れ、
この「白大島」の運命はいかに・・・・・5〜6年も箪笥の奥にしまわれたまま・・・
2枚目の「白大島」が手に入りましたので、思いきって「ひとえ」に仕立て直して、ようやく日の当たる場所に・・・・・
めでたしめでたし。
このことがきっかけで、呉服業界の摩訶不思議な価格設定に疑問を持つようになりました。
でも、わたくし自身、不勉強で「きもの」のさわりの部分しか分からないのに分かったつもりでいたことを実感
いたしました。
ほんと、奥が深いのであります。。
たとえば洋服の場合はブランドのワンピースでも、どのお店、どの百貨店でも「セール」の前は同じ値段ですよネ。
ところが「きもの」は、どこのお店も値段が違います。ハイ。
もう、こうなったら、じかに、見て触れて布の質感を手で覚えるしかないなぁ〜。それに、同じものでも、どのお店が
一番お買い得か。
今まで、敬遠してた呉服店の展示会に足しげく通うことに・・・・・。
とりわけ、「大島」は、はじから一反一反、丁寧に見ながら「ラベル」のチェックを・・・・・「地球印」は奄美産、
「旗印」は鹿児島産、鶴のマークは都城産と。。。機屋さんの名前と特徴、長さ等。