着楽のひとりごと
KIRA・HITO

2003年1月30日(木)    『心よりご冥福をお祈り申しあげます』
 与那嶺 貞(よなみね さだ)「気管支肺炎」のため逝去。(享年94歳)
沖縄の染色のひとつ、「読谷山花織」の再興に尽力。 
1999年に「重要無形文化財」に認定。
2003年2月15日(土)   『元宋の赤』
 奥田元宋 (日本画家、文化勲章受章者)「心不全」のため逝去。(享年90歳)
 「心よりご冥福をお祈り申しあげます」
卒寿記念「奥田元宋――絵画という熱情」展 絵は、心の目で描けばいい。
2002年10月26日(土)〜12月8日(日)「練馬区立美術館」にて
2003年3月2日(日)   『明日も来てネ・・・』
 僕、ヒマラヤンの野良で「コロン」です、はじめまして。
(おデブでコロンコロンしてるので勝手に命名。)
拙宅のベランダに日向ぼっこにやって来ま〜す。「ドスンドスン」と
音がすると、「来た、来た!」
本日、めでたく記念撮影に成功。
(この写真では、スマートにみえるけど・・・)
2003年3月3日(月)   『ひな祭りにアトム?』
 JR高田馬場駅の「発車のメロディ」が数日前から、「鉄腕アトム」に・・・♪♪
「アトム」に「きもの」も、いいかも。
2003年3月6日(木)   『喜びのダンス』
 今日は「啓蟄」、ふっと思い出したので・・・
ある年の梅雨時に「飛鳥寺」の菊畑で、菊の茎に何か動くものを発見。
よく見ると直径2cmに満たないほどの「蛇」。脱皮したばかりなのか、(蛇の生態は良く
分かりませんが)肌色でとても奇麗。
茎にからまり、シュルシュルと螺旋を描くように、あたかも、生を享受した
「喜びのダンス」を踊っているように見えました。とても「神秘的」で「優美」そのもの。
しばし、見惚れていたのに、まばたきしたら、消えてしまいました。
もしかして、「幻」だったのかしら?
この時に「白大島」をお召しの佳人が現れたら、きっと「蛇の化身」だとおもうでしょう。
なんて、想像力をたくましくして、「二面石」の方へ・・・
2003年3月11日(火)  『キャリア?自慢』
 「きもの歴」より長い「花粉歴」、なんと22年。
ところが、ある画廊でお逢いした方は30年のキャリアとのこと。
「同病あい憐れむ」で、すっかり、はなしがはずんでしまいました。(笑)
風の強い日はたまりません。
2003年3月14日(金)  『心よりご冥福をお祈り申し上げます』
 鈴木真砂女(俳人、銀座の小料理屋「卯波」の女将)「老衰」のため逝去。(享年96歳)
「いよよ華やぐ」(瀬戸内寂聴氏の小説)のモデル。
「羅(うすもの)や人悲します恋をして」
「今生のいまが倖せ衣被(きぬかつぎ)」
2003年3月25日(火)  『雨の日のきもの』
 「春雨」、「霧雨」、「梅雨」、「にわか雨」と「雨」を表現した言葉ですが、情感豊かですね。
「あめ、あめ、ふれ、ふれ・・・じゃのめでおむかえ、うれしいなピチピチ・・・」♪♪ ♪
(子供の頃の思い出。)
雨の日にきもので出かけるのが好き!かなり変ってる?(笑)
「雨の日3点セット」があるので大丈夫。「悲しき雨音」なんか鼻歌しながら、せっせと仕度。
2003年3月27日(木)  『花がいっせいに・・・』
 「白木蓮」、「辛夷(こぶし)」と、いつの間に満開で、
ここ数日の暖かさに花たちがいっせいに目ざめた様子。
桜のつぼみも一輪、また一輪と、ほころび、「春」の訪れを肌で感じる今日この頃です。
2003年3月28日(金)  『故人を偲び一献・・・』
 今日は若くして逝った、知人、(享年46歳。「酒」「シャンソン」をこよなく愛した。)の「月命日」。
毎月、この日は「旅先にあっても・・・」、「夜、遅くなっても・・・」、「ひとりでも・・・」、
「故人を知る仲間と一緒の時も・・・」、「飲も、飲も。今日は奴の月命日よ・・・」てな、具合で、
「供養」のつもりで?奴の人懐っこい笑顔を想い出しながら、飲むことが習慣になりました。
仲間うちでは何かにかこつけて、「飲む理由」にしてるだけ、という噂もチラホラ(笑)・・・なのですが。
2003年4月4日(金)  『××冥利』
 きものをお着せして、いつもおもうことは最初の印象よりも、ほれぼれする程、良くお似合いになりますと「お着せしてよかったと」とても嬉しくなります。「着付け師冥利」でしょうか?
2003年4月5日(土)  『桜は大丈夫?』
 本日の嵐でおおかた散ってしまうのでは・・・
桜の頃は気持ちがそわそわ、落ち着かず浮わついてしまう。(笑)
2003年4月6日(日)  『桜狂騒曲』
 本日晴天。「花冷え」のせいか思いのほか、「花持ち」が良く、桜見頃、最後の週末とあって、道は渋滞、大勢の人々でどこも大にぎわい。(毎年のことですが・・・)
「きものでお花見会」、会場の「大澤神社」周辺の桜も見事に咲き誇ってます。
2003年4月8日(火)  『嵐にもメゲズ』
 本日、久方ぶりにクラシックを聴きに。
嵐にもメゲズ、もちろん「きもの」で・・・「春の天気は変りやすいのであります。」
2003年4月11日(金)  『ある料理屋さんで・・・』
 通されたお部屋に、夏帯をきりりと締めて病ぬなり鈴木真紗女の句が掲げてあり、なんだか
嬉しくなりました。
2003年4月12日(土)  『ぬかみそさん、ゴメンナサイ』
 2日ほど「ぬかを混ぜる作業」をうっかり忘れてしまったら、さあ大変。うっすらとカビが・・・
ぬかも「なまもの」、気温が上がると油断できないのであります。
2003年4月14日(月)  『愛着のあるものたち』
 「大島の古布」のバッグ、かなり、くたびれているのですが(お作りいただいた方に「修理」を「依頼」、ご多忙ということで、そのままに・・・)
使い勝手がいいので、ついつい愛用。
ところがある方から「足元、見られるわよ。」とのご指摘。
「老婆心」でしょうか?
ま、どう見られようと、「いいものは、いい!」のであります。
気に入ったものはとことん、使い込んでしまう「タイプ」のようです。(笑)
2003年5月14日(水)  『帯を「矢の字」にすっきりと・・・』
 残念ながら、後姿しか見ることが出来ませんでしたが、半巾帯を「矢の字」にすっきりと結び、超カッコ良いのです。
お若いのに着慣れてらして関心してしまいました。
後姿のキマッテル方は正面から見ても絶対、素敵です!
2003年5月25日(日)  『身長177cm!』
 ある「きもの展示会場」にて淡いピンクの染めのきものに紺の帯でお譲様らしい組み合わせ。
立ち姿を拝見してますと帯から下が、とても長いのです。(足が長い。)
身長を伺うと、なんと177cmとのこと。
このようにお若い方にもどんどんお召しいただきたいものです。
この日はほうぼうで、きもの姿の方をたくさんお見かけしました。
気候も湿気のないさわやかな、まさに「きもの日和」でした。
2003年6月9日(月)  『豹柄の「マウスが」欲しい!』
 「ノート・パソコン」を新しく購入。ボディの色がチャコール・グレーで、なんかつまらないので、「マウス」をショッキング・ピンクに・・・と、おもい、さがしたのですが「マット」な色が無くて、「メタリック」のかかったのばかり。結局これを購入。
「豹柄」のシールを貼ればいいか!(笑)
2003年7月17日(木)  「思わぬ拾い物」
 ある、ギャラリーで、ガラスのぐい呑みをひとつ求めた時、応対して下さった店員さんから、白洲正子女史にお会いした、お話を伺うことが出来ました。女史といえば昭和31年、銀座に「こうげい」(趣味のきもののお店)を立ち上げ多くの工芸作家を世に送りだしたことでも有名で、雲の上のような存在です。
お気に入りの「スカラベ」風の指輪をはずして見せていただいたとのこと。
とても気さくで親しみやすいという印象だったそうです。
こういういいお話(思わぬ拾い物)が聞けるので、「ギャラリーめぐり」はやめられません。
2003年7月30日(月)  『今日は「きもの」じゃないんですね!』
 歯医者さんで、「こんにちは。今日は「きもの」じゃないんですね!」と治療台に案内してくださった方から、一言。大きめの荷物を取りにいくことになっておりましたので、その旨を伝え、心の中では、
「しまった、やっぱり、きものにすれば良かった。着替えて出直した〜い!!!」(笑)
こういう経験がおありの方もいらっしゃるでことしょう。
2003年8月21日(木)  『冷夏の恩恵?』
 例年ですとこの時期、(連日33〜4℃の猛暑)一度、「麻のきもの」を着てしまうと、中々「絹のきもの」には戻れないのですが、なんと、今年は大丈夫です。戻れました。「冷夏の恩恵?」でしょうか?
003年8月24日(日)  『涼しそうな顔してる辛さ』
 ここ2〜3日と急に暑い日が続き、今まで涼しかった分、体がついて行きません。
「夏のきもの」は自分のためじゃなく他人様が見て涼しく感じるように「演出」するといわれますが、今日の暑いこと。
「麻のきもの」にしましたが、はっきり言って涼しくは見えてないでしょう。(昨夜の飲みすぎも響いているかも。)
2003年9月22日(月)  『後悔しきり』
 9月18、19日の両日「琉球藍展」に於いて、読谷山花織新垣隆氏による「琉球藍建て解説」を聞きに行かれませんでした。ところが知人から「良かったわよ。」なぁんて聞かされて、洋服でも行くべきで
あったと「後悔」しきりです。
「きものの催し」の時は必ず「きもの」で。と、思ったのがあだ?に(笑)なってしまったようです。
2003年9月23日(火)  『暑さ寒さも彼岸まで!』
 今年は世界的に異常気象で日本列島も例に漏れず、「冷夏」とおもいきや9月に入り、連日の「真夏日」。
台風15号のもたらした風雨で一夜にして秋へと変貌。寒いくらい。
「暑さ寒さも彼岸まで!」帳尻は合ったわけですネ。
2003年10月4日(土)  『大安吉日』
 結婚式に招かれました。新婦24歳、新郎34歳。式は純白のウェディング・ドレス。「披露宴」では、ジヴァンシー
のドレスに「お色直し」。次いで、熨斗目を縦に大きく描いた振袖に・・・(身長が高いので、とても着映えがいたします。)
髪は半分をアップに、残りは幾つかに束ねてお下げに。まるでお姫様のよう!
花束贈呈の時は思わず、ホロリと、してしまいました。「いつまでも健やかに、幸せに!」
2003年10月5日(日)  『古都散策』
 北鎌倉の円覚寺(臨済宗)へ。風はあくまでも爽やかで、暑くもなく、寒くもなく絶好の「きもの日和」。
友人もわたくしも「きもの」ですので、外国人観光客の通訳の方から「写真撮っても、いいですか?」と声がかかります。
もちろん、心よく応じます。
金木犀がビッシリと可憐な花をつけて見事ですし、その他、萩、ほたるぶくろ、紅白の彼岸花(曼珠沙花)、
すすきと秋草も楽しみました。
2003年10月8日(水)  『きもの初心者の頃』
 「上野の森美術館」のスロープのあたりに立ちますと、ある記憶がよみがえります。
「きもの初心者の頃」、雨の日のきものにも慣れておこうとおもい・・・いざ、練習とあいなり、「蛇の目」、「雨下駄」で
颯爽(?)と、、、美術館へ。
ところが、ゴッホの《星月夜》に見入っていたら、ゆるいスロープに気づかず、つまずいた拍子に片方の下駄が離れて、
かなり転がってしまいました。付近にいらした方はクスクスと。(すご〜く恥ずかしかったです)
「きもの」にまつわる失敗談のひとつですが、今では笑い話で、懐かしいですけれど。
2003年10月9日(木)  『半衿の付け替え
 数日前から袷に「衣替え」。半衿は全部「色衿」をつけてますので、付け替えは一仕事です。(裁縫は不得手。)
「半衿替えが面倒!」ということを良くききますが、分かる、分かる。束であるとウンザリ!
でも、きれいな「きもの姿」のため、半衿はポイントになりますので手抜きはできないのであります。
2003年10月11日(土)  『おすすめの一冊』
 「着付師一代 きもの語り」  根津昌平 河出書房新社 
花柳章太郎(新派の名優)の専属衣装付け(着付け)もつとめ、初代、水谷八重子に「わたしの手ばなせない男」
言わしめた、舞台一筋の衣装付けの第一人者・根津昌平。       
舞台衣装の経験や技を普通の「着付け」に取り入れた「着付け教室」を主催。
「着付け」を習いはじめた方、上級者の方にも、とても参考になる「おすすめの一冊」!です。 
2003年10月14日(木)  『桐の花の半衿』
 紬を着だしたのと同時に半衿は「白」から、「色、柄衿」へと。
「きもの」があまりに渋いので、「白衿」では、かなり地味になってしまいますので・・・
なんとかせねば、というところでしょうか。
その頃に買った「桐の花の半衿」本日、はじめてのお披露目です。
2003年10月17日(金)  『どうすりゃ、いいのさ!』
 朝からクシャミの連続で調子が悪い。(家にいると緊張感がないので・・・)
こんな日は「きもの」で出かけるに限るとおもい、仕立て上がりの「唐桟」を着る。何故か映えない。
一昨日の「大島」を・・・これもダメ!
昨日の「久留米絣」に、なんとこちらも、いつものようには、似合わない。 困った、時間がない。「どうすりゃ、いいのさ!」
気を取り直して、では、白っぽいものに・・・ なんとか、いつもの「イメージ」で決まり。ほっ!
「裏地」や「組み合わせ」に凝りすぎると、着手にパワーがない時は「きもの」に負けてしまうのかしら?
それとも「きもの」の場合、比較的、おとなしい「取り合わせ」でも、そうなのかしら? 
2003年10月24日(金)  『「エジプト」、「ピカソ」、「印象派」』!
 美術展に出向いて、おもうことは日本人に人気のある順位として「エジプト」(古代文明系)、「ピカソ」、
「印象派」!
いつも、大変な賑わいで、かなり混雑。
日本画家の展覧会は大観や一部の有名画家を除いて閑散としているのに・・・
「大英博物館の至宝展」、開催日から7日目のしかも平日で「大混雑」、「満員御礼!」(笑) 
「混雑」緩和の秘策はないものでしょうか?
2003年10月29日(水)  『上弦の月の宵、「国立能楽堂」にて』
 本日の演能は『摂待』。あまり馴染みのない曲で、もちろんはじめて拝見いたしました。
能もさることながら、「きもの姿」のご婦人たちが大勢いらっしゃるのが目に楽しく嬉しくなります。
おもわず、きものをお召しの方に、産地や由来など、たずねてみたい、という衝動にかられたりします。(笑)
雲ひとつなく晴れ渡った夜空に「上弦の月」がくっきり冴え、風も心地良く、まさに「きもの日和」のいい
宵でした。
2003年11月8日(土)  『きものブーム』
 銀座はきもの姿の方を多く見かけます。平日もそうですが、土・日ともなれば、一層増えます。
今日は「銘仙のきもの」にワイン色の「別珍の足袋」を履いてる方に目がいきました。銘仙はとてもカジュアルなきものですから、着方もあまり、キッチリ決めずにラフな着方で,これが中々いいんですわ!。
「きものブーム」という言葉には、違和感を覚えますが、ずぅっと続くとことを切に願っております。
2003年11月10日(月)  『体型維持』
 「時代劇」が好きで時々拝見します。久しぶりに見た、由美かおるの変わらぬ姿態に惚れ惚れ!!!
持って生まれた体型に、バレエで鍛え抜いた見事なプロポーション。しかも、これを維持している。
並大抵の努力や鍛錬でないことは容易に想像がつきます。
「飲むは、食うわで、フォアグラ状態」の身にとっては、爪の垢でも・・・・・ということで、反省!反省!(笑)
2003年11月11日(火)  『にわか詩人」
 数日前の暖かさから一転、冷え込んでまいりました。
でも、この季節の雑木林を歩くのが好き。黄葉、紅葉の落ち葉を踏みしめて静かに歩く。
まるで、「哲学者」か、「にわか詩人」にでも、なったような気分で、メモを取ります。
2003年11月12日(水)  『焔』
 「東京国立博物館」の2階展示室で上村松園の「焔」を展示中。
何年振りでしょうか?この絵との再会は。何度観ても凄みの中に気品のある不思議な感覚にとらわれます。
「葵上」の六条御息所の生霊をテーマに、顔は「泥眼」の面のようにという画家の意気込みが伝わります。
2003年12月9日(火)  『救われた一言!』                                 
 友人を誘い女子美へ・・・岡田三郎助の「あやめの衣」を見るために。目的地に着いたら、なんと「火曜、定休日!」一瞬、なんのことか飲み
込めず・・・「会期中無休」だと、思い込みをしてましたので・・・(かなり、そそっかしい!)
誤るわたくしに、友人は「いいのよ。そんなこと。見て、こんなに銀杏がキレイよ!落ち葉を踏みしめて歩きたかったし・・・」
この一言に、どれほど救われたことか。「持つべきものは良き友!」
2003年12月15日(月)  『赤富士』                                        
 六本木ヒルズの展望台から運良く「富士山」を仰ぐことができました。
日没まじかで「赤富士」!幻想的で優美で時が止まったよう。刻々と変化する姿に、しばし、うっとり!
世界に誇れる素晴らしい山だとおもいます。
2003年12月26日(金)  『女三人寄れば何とやら!』
 共通の趣味を持つ仲間と今年、最後に集まることに・・・「きもの」から「美術」に始まり
「ファッション談義」へと・・・
まぁ、どれほど、「?????」か、想像がつきますでしょう!(笑) 

<<2004年1月〜
2004年1月20日(火)  『孤高の画家 田中一村』            
 9年前、京都で初めて田中一村の絵に触れて、ある種の衝撃とともに、とても感動いたました。
こんなに素晴らしい画家の存在を知らずに、いたなんて。
その後、横浜巡回展、翌年に、三越美術館と・・・追いました。感動、ふたたび!立ち去り難く、館内を何度も、何度も行ったり、来たり。      
2004年1月24日(土)  『「着付け教室」が弊害』  
 ある「きもの展示会場」で、アドヴァイザーの方に「とても上手にお召しですネ!」と申しあげましたら、「よく、みんな、同じように着てる光景を目にするけど、あれは、「着付け教室」がいけないのよ。」と・・・(この類の話は以前にも耳にしてます。)
わたくしは、反論します。教室では、取り合えず、基礎は教えますけど、折角、習っても、たまに着るだけでは、みんな、同じように・・・」から、(笑)抜けられないですよ、と。
2004年1月28日(水)  『2年前の同じ日に・・・』  
 一昨年の同じ日に「横浜美術館」で、お目にかかった方とある所で、再会出来たのです。
ダ・ヴィンチの「白てんを抱く貴婦人」に見入ってる時に、後ろから「ちょっと、アンタ、素敵ね。」と、お声がかかるのと同時に帯をトントンと・・・
声のする方に振り向き、一瞬、ギョッとしました。な、なんと「赤いきもの」に、「赤い帯」という、いでたち。
ところが、会場内で数回、拝見しているうちに、「あぁ、でも、しっかりと、ご自分のものになさってるんだ!」と。「感動」に近いものをおぼえました。この日は話しかけるタイミングを逸してしまい・・・でも、いつか、どこかの美術館でお逢い出来そうな気がしておりました。
2004年1月31日(土)  『田中一村』
 ある展示会の「大島」のコーナーで、田中一村の話題になりました。その方は、まだ、一村が今ほど知られていない頃に、「奄美焼」窯元の宮崎さん宅で、一村の絵を見て、鳥肌がたったそうです。「こんなに上手な絵を描く人がいるんだ!」と・・・
以前から気になっていたので、一村が染色工として働いてた機やさんをご存知か伺いましたら、「久野織物」
(十数年前に廃業したそうですが、「久野織物」のラベルは時々見かけます。)ということでした。
「大島」好きにとっては、とても得をした、気分!
2004年2月1日(日)  『銘 「悪女」』
 昨日、「五島美術館」にて、久しぶりに「悪女」(楽家2代常慶作 黒楽茶碗)と再会。
はじめて、この茶碗を拝見した時、左側にある朱のくぼみが、赤い付けぼくろのようで、艶な感じがしたものです!
ところが「茶溜まり」が深いということで、「悪女の深情け」、そこから、「悪女」と銘々されたそうな!
2004年2月9日(月)  『恋の直前酒』
 なんと、おしゃれな広告だこと!思わず、うなってしまう程。大人のヴァレンタイン。「カンパリ」のCMです。
ドライ・カンパリのあと、恋はしっとりと・・・
2004年2月10日(火)  『彩(いろ)を弄(もてあそ)ぶ』
 図書館で目に止まり、「痴陶人」 (阿部 聖著 汐文社)を読むことに・・・
『象外院弄彩痴陶居士』
、澤田痴陶人(陶芸家)の戒名。「彩を弄ぶ」!なんてぴったりな戒名なのでしょうか。
(P185引用。)
平成9年5月に「大英博物館コニカ・ギャラリー」において、痴陶人個展開催。世界の注目を集めました。
同年12月には「三越美術館」(現在、大塚家具)にて、「澤田痴陶人の全貌展」開催。
色彩豊かで、ユニークでリズミカルな作風に浮き浮きしたのを思い出します。
「新しすぎた痴陶人の作品に、やっと時代が追いついたのである。」(P179引用。)
まさに、その通りでしょう。まだ、残念ながら、日本では知名度が低いようですが・・・。
2004年2月11日(水)  『耳にタコ』
 「きものの催事」で、50代〜70代の方に「きものは、お召しにならないのですか?」と、問うと、
1位「たくさん持ってるけど、箪笥の肥やしよ!」
2位「もう、面倒でねぇ〜!」
もう、「耳にタコ」、ざぁ〜ます。(笑)
着ないから面倒になる、面倒だから、やはり、着ない、と、「悪循環」に・・・
「お洋服もいいけど、お着物は、もっと、お似合いでしょうに。」(独り言)
「手が、まわらないから、帯がねぇ〜締められないのよ!」こちらは、少し見込みがある。こういう方には思い切って「付け帯」にして、締めることを、おすすめします。(帯にハサミだなんて、ご無体なことを・・・と、おもわないでもないのですが。)
縛ったり、捩じったりしない分、帯山が傷まなくて、時間もかからず、案外、良いようです。
後生大事に箪笥にしまわれたままでは、咲かずに散る、花のようで、(笑)おいたわしい!
2004年2月12日(木)  『便利で簡素なものより、美しいものが好き!』
 とは、目の肥えたヨーロッパのマダムのお言葉だそうです。
「便利で、簡素で、美しいもの」って、なんでしょう?ないとは、おもいませんけれど、今は、思いあたりません。
「美しいもの」は、たくさん、あります。
でも、「きもの」に、まさるものは、ないと確信しております。ハイ。
2004年2月17日(火)  『伝統的工芸品』
 昭和50年(1975年)の今日、大島紬が「全国伝統的工芸品」に指定されました。
2004年2月18日(水)  『待ち時間』
 やっと「東山魁夷展」に・・・な、なんと平日のお昼にもかかわらず、「待ち時間55分」!「待ち時間」というより、並ぶ時間ですね。
風邪が治りきっていない身には結構つらい。
正味、45分並び、会場内へ。
魁夷の人気もさることながら、「みなとみらい線」の開通も影響しているのでしょうか。
並ぶのは、かなり苦手。
「バーンズ・コレクション」2時間、「セザンヌ大回顧展」(グラン・パレ)2時間30分待ちと・・・
2004年2月22日(日)  『トラちゃんと呼ぶとぉ、にぁ〜お〜んと答えるぅ♪』
 ある「とんかつ」屋さんで、食べ終わったら、閉店間際。外に出たところに飼い猫がいました。お店の方に名前をたずねると、「トラ」とのこと。「トラちゃん」と呼ぶと、にぁ〜お〜んと、なんとも可愛い声で答えるのである。
これは偶然だとおもい何度か「トラちゃん」と呼んでみたところ、その都度「にぁ〜お〜ん」と・・・
にぁ〜んとも、IQの高い猫りんです!
2004年2月25日(水)  『期間限定 花粉症』
 今年も憂鬱な時期に・・・風邪とダブルで、しんどいこと!
ま、「期間限定」で春が過ぎれば、嘘のように直るから。
2004年2月27日(金)  『きもので・・・』
 なんとなく、気が晴れない時は、きもので・・・綺麗なものを観るに限る!
銀座煉瓦画廊にて、「洛中洛外図による---江戸初期---洛(みやこ)の衣装模様 出版記念展」
橋本澄子氏(元東京国立博物館染色室室長)の長年にわたる労作の刊行を記念してその一部を展示しております。とてつもなく根気のいる作業を成し遂げられたことに感心いたしました。
2004年3月3日(水)  『羽織紐』
 房の無い「羽織紐」をはじめて見ました。なんと、先が輪になっているのです!
特注なのでしょう。昔の職人は粋なことを・・・
2004年3月4日(木)  『にわか雨』
 うっかり、折りたたみの傘を用意していない時に限って「にわか雨」にあう。
時間の無駄と損した気分になるのはイヤなので、もう、少し美術館に、とどまることに・・・
さいわい、30分ほどで、小降りに・・・
2004年3月8日(月)  『風神・雷神』
 銀座松坂屋にて開催中の「田中翼昔きものコレクション展」会場で、友人が手放した、<風神・雷神>の「お引き摺り」を田中氏がコレクションに加えた経緯やら、「昔きもの」の解説を伺うことが出来ました。
氏は「洋画通」でもあり、グレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリッヒ、ロナルド・コールマン、エロール・フリンetc。
ハリウッドの黄金期のスターの名が次々に飛び出し、楽しいこと!
コレクターの田中氏に、「この中で、どのきものが、いいと思いますか?」と尋ねられ、「まだ、途中ですが、着てみたいと、おもうものは<大島のお対>です・・・」と、申しあげました。
実は甲・乙、付け難いくらい、いいと思う物はたんと、ありました。(昔の職人技を堪能)
「古着ブーム」で、会場も大盛況でした!
2004年3月10日(水)  『太っちゃったから・・・』
 ある「きもの展示会」で、「太っちゃったから、洋服じゃ、間に合わないのよ。その点、きものは良いわョ!オ・ホ・ホ」と、色白の秋田美人さんが仰言いました。
この反対に「太っちゃったから、きものはねぇ〜、着なくなっちゃたわ!」と、いう方も・・・
さぁて、どっち?
もちろん、「前者」!
2004年3月11日(木)  『丹波布(たんばぬの)、(たんばふ)とも言います。』
 ある呉服店で、「お宝」拝見。地色はミルク・ココア色、その中に細く中藍と黄色、つまみ糸の白で
格子を表現。
(木綿糸が主で、わずかな、「つまみ糸」は絹)
触れてみると限りなく、「しっとり!」
この感激は数年前に「松涛美術館」で拝見した、柳宗悦旧蔵の額(約、横1メートル、縦1メートル30センチ)に入った配色が絶妙!「丹波布」以来です。
足立康子氏(長らく絶えていた、「丹波布」再興に尽力)作で「非売品」という、札が・・・
「幻の丹波布」にならないことを、切に願っております。
2004年3月13日(土)  『秀作揃い』
 今日の予定は銀座から、上野へ。上野から、再度、銀座へ、というコース。
まず、友人と銀座で待ち合わせ。「展示会」をひとつ廻ったら、午後一時10分前。友人は、あまり、乗り気ではない、わたくしに気兼ねしてか、「今日は銀座だけに、しましょう。」と、ところが、この時にふっと、彼女が「織り姫志望」であることを思い出しました。
「まだ、間に合うから取り合えず、行ってみましょうよ」と、私。いざ、上野村へ。
「大塚テキスタイルデザイン専門学校 工芸染織科 2003年度 卒業制作展」の講評を聴きに。
「百聞は一見に如かず」、「食わず嫌い」では、勿体ない。やはり、来て良かった!
作品も中々、見応えのある「秀作揃い」で、佐々木その子氏(伝統工芸士)はじめ、染織家の先生方の愛情ある、辛口の講評を楽しく拝聴させていただきました。
「はじめは、奇をてらわずに、基本をしっかり学ぶこと・・・」、佐々木氏のお言葉です。
これは、何事にも言えることだと、肝に銘じた次第です。ということで、二人とも、満足して再び銀座村へ・・・
「卒業生、研究生の皆さま、切磋琢磨して、良い作品つくりに精進してくださいませ!」
2004年3月14日(日)  『傾(かぶ)いてますネ!』
 小袖展でお逢いした方から、「傾(かぶ)いてますネ!」と、言われ、嬉しくなりました。
褒められた?だけじゃなくて、お若いのに「傾いてる」の意味をご存知だということが・・・
とても物識りなんです。聞けば、「美術史」を学ばれたそです。
私のコートの背中の「青龍」を見つけると、「朱雀」は?「白虎」は?「玄武」は?
と、ポンポンと「四神図」のことが出てくるし、彼女のお友達が、小袖と帯を試着してる姿を見ては、「<彦根屏風>から飛び出したみたいよ」と、いうふうに・・・
嬉しいことに「きもの大好き」で、「着付け」は「我流」とのこと。
「6ヶ月でいいから、「着付け教室」に通ってみては?「我流」が、いけない訳ではありませんが、「基本」が出来てるほうが、長く着込んだ時に差が出ますから・・・」と、「着楽」の誘惑がはじまります。(笑)
2004年3月15日(月)  『李朝白磁大壺』
 立原正秋の遺愛品、「李朝白磁大壺」と再会。かなり、至近距離から拝見。「こんなに、大きかったかしら?」人間の記憶とは、曖昧なもので・・・観る距離にも拠るのでしょうか?
「いびつな李朝に水仙を投げ入れた・・・」たびたび、立原作品に登場する例の「大壺」です。
大きいのに「大味」ではなく、「色っぽい」というか、「艶な感じ!」を受けました。
2004年3月16日(火)  『「コロン」にメール』 (参考までに、昨年の3月2日の「KIRA・HITO」を)
 コロンちゃん、かわいいです〜〜!!
私、猫が大好きで、キューンとしてしまいました(*^0^*)という「メール」をいただきました。
実は、「コロン」は親子です。「ママコロン」&「チビコロン」
HPの写真はチビのほうです。
ツーショットのチャンスがなかったのです。
二人並んで歩く後ろ姿は、もう、「お尻フリフリ」、(「モンロー・ウォーク」顔負け!)
「コロン、コロン」と、超可愛いのであります。
「猫」というより、まるで「狸」!(笑)
毛並みも顔も全く同じで、違うのは大きさだけです。
2004年3月17日(水)  『健忘症』
 友人と話していて、「<横浜たそがれ>の作詞をした人、えーと、あの〜ぅ「クラブ経営」も、してる、えーとぉ・・・」二人とも思い出せません。夜、休む前にやっと、山口洋子氏だと・・・これで、ぐっすり、眠れます。(笑)
「立原正秋って、「ひとひらの雪」を書いた、作家?」と友人。「ええ、そうよ」と、私。
万事、こんな調子で記憶違いが多くて、苦笑い!
ちなみに「ひとひらの雪」の著者は渡辺淳一氏です。
2004年3月18日(木)  『さくら開花発表』
 暖冬で、「靖国神社」のさくら開花基準木も2分咲きということで、予報通り本日、「さくら開花発表」
平年より10日、早いそうです。
何があっても確実に春はやってきます。
2004年3月19日(金)  『おしゃれでなくなったら死ぬときね』
 常に「きもの」でお過ごしの、社会学者で、上智大名誉教授でいらっしゃる鶴見和子氏は仰います。
「人は誰でも可能性を持っている。自分の中にある埋蔵資源をできるだけ発掘してそれに形を与えていく。それが生きることの意味です。」(3月17日付 読売新聞朝刊 「こころの四季」より引用)
「おしゃれでなくなったら死ぬときね」、「潔い美しさ」を感じると同時に「勇気」を与えられます。
2004年3月20日(土)  『匂いの記憶』
 「あぁ、この匂い、どこかで嗅いだことがある・・・」と懐かしく思い出し、胸がキュ〜ンとすることがある。
その匂いのぬしを、瞬時に思い出し、過去へと、誘ってくれる。
2004年3月31日(水)  『車窓から、さくらを・・・』
 車窓から眺める桜並木があまりに、みごとなので、まじかで見たいとおもい、途中下車したところ、桜の大木の後ろ姿でした。
「夜目、遠目・・・・・・・・」とは、女人に限ったことでは、ないようで・・・(笑)
2004年4月1日(金)  『ゼフィロスの悪戯』
 ギリシャ神話で、「ゼフィロス」は、西風の神で美男ということですが、これだけ強く吹かれては・・・
桜の花びらを舞い上がらせ、道のかたすみに、一直線に桜の絨毯を敷きつめ、さらに、それらも「桜吹雪」に・・・
との、繰り返しで、桜を何に「変身」させるのでしょうか?
2004年5月7日(金)  『五月の薔薇』
 薔薇の花が好き。真っ赤な花は毒々しくてあまり、好きではありませんが、薔薇は例外!!
この季節、ご近所の庭に白い大輪の薔薇が咲き誇ってます。甘くかぐわしい匂いにうっとり・・・
至福の一瞬。
2004年6月5日(土)  『L・V』
 表参道の「ヴィトン・ショップ」に。
「ルイ・ヴィトン」と聞くと、すぐに連想する逸話があります。
フランスの映画俳優のアラン・ドロンがまだ、駆け出しの頃、ルキノ・ヴィスコンティ(イタリアの映画監督)の作品に出演することに・・・その時、監督はスーツ・ケース等、持ち物は全部ヴィトン。
それを俳優はヴィトンとは知らず、監督の名の頭文字を入れた特注品と思ったそうです。
2004年7月14日(水)  『パリ祭』
 「<kirahito>更新されてませんけど、お忙しいの?」知人からご指摘がありました。
「パリ祭」に、かこつけて、再開いたします。
「パリ祭」はフランスの革命記念日。
日本ではシャンソンの祭典ということで、今月はあちこちの劇場やシャンソニエで甘く切ない調べを聴くことが出来ます。
2004年7月15日(木) 『父恋し松の落葉の能舞台  高浜虚子』
 高浜虚子は能楽の家(池内家)に生まれ、子供の頃からお能にしたしみ、自ら謡い舞ったということです。
「虚子の俳句と能楽に見る極楽の思想」という講演会(講師は歌人の稲畑汀子氏、虚子のお孫さん)で、はじめて知りました。
「面脱ぎて嫉妬の汗の美しく」、「葵上」を舞い終えて鏡の間で白般若の面を取った時に詠んだ句、「凄艶!」
「薪能もつとも老いし脇師かな」 
「能すみし面の衰へ暮れの秋」
2004年7月16日(金)  『お暑うございます』
 宝生流の家に生まれましたけれど、病弱ゆえ能楽を断念。虚子に師事、「ホトトギス」同人に・・・
「羅(うすもの)をゆるやかに着て崩れざる」 松本たかし
「きもの」で信号待ち、もう、焦げそうです。気が付くと「暑い、暑い」と言ってる。(笑)
2004年7月17日(土)  『山鉾巡行』
 「祇園祭」、今日は「山鉾巡行」先頭に「長刀鉾」の山車が見えて来ました。
そこで、拙い一句「雲をつく鉾飾り見よ夏衣」
2004年8月6日(金)  『お太鼓の大きさ』
 近年、若い方の「きもの姿」が目立ちます。コーディネートは若い感性で、着方は我流で・・・いいと、おもいますが、
ゾロリと長い「お太鼓」は、いただけません。
夏は特に、やや小振りになさったほうが涼しげですが、いかがでしょうか?
2004年8月8日(日)  『薔薇色の日曜日』
 毎週日曜日の朝はTBSラジオ「美輪明宏・薔薇色の日曜日」を楽しみに拝聴しております。
つい、うっかり聞きそびれた日は、損した気分になるから不思議!(笑)
今日のおはなしは「不公平」について、でした。
2004年8月10日(火)  『朝の散歩』
 朝、歩くのは久し振り。いつもと違うコースを辿り、はじめての道を・・・お寺と神社を発見。
随分歩いたつもりでも、ほんの小1時間。
ひと休みして、アップル・ティーの香りを楽しみながら、クラシックを聴きます。
いつもの習慣と違うことをすると、少し「気分転換」になります。
2004年8月26日(木)  『カブレラストーン』
 子供の頃、「大きくなったら何になりたい?」「ハイ、考古学者になりたいで〜す。」
「考古学者」には、なりませんでしたが、「考古学」には、興味があります。
遺跡の宝庫ペルーで、発見されたという「カブレラストーン」のことは今日、初めて知りましたが・・・
果たして、高度な「超古代文明」は存在したのでしょうか?
2004年8月30日(月)  『人生は戦いなり (黄金の騎士)』
 東京国立近代美術館で開催中の「RIMPA展」にクリムトの「人生は戦いなり (黄金の騎士)」が展示されています。(愛知県美術館所蔵)十数年前には、話題になりましたが、京都、大阪へ行った帰りに、名古屋で途中下車して観ようと思いながら果たせずに・・・
今日、やっと観ることが出来ました。思っていたより、小さいなぁ〜という印象です。
2004年9月7日(火)  『騎龍観音』  
 この絵を初めて目にした時、(昨年の「青木繁展」にて)軽い衝撃が走りました。絵の前で、
しばし釘付けに・・・「騎龍観音」(原田直次朗 1890年制作)
龍の上にすうっと、立っていらっしゃるお姿、上手く表現出来ませんが・・・よーく観ると、お顔は似ていないけれど神秘的で、静かなたたずまいが、どうしても、美輪明宏さまと重なってしまうのです。
とても気になる絵です。東京国立近代美術館の所蔵品展示場で再び観ることが出来ました。
2004年10月12日(火)  『着付け』
 50代の方に「着付け」を頼まれまして、拙宅でお着せしました。半日程たち、荷物を取りに、
もう1度お見えに・・・ビックリしたのは、朝、着せた時と全く同じで、どこも崩れていません。
「お行儀よく、じっとしてらしたの?(笑)」と、おもわず、聞いてみました。
彼女は「そう、言えばそうですネ。でも、全然苦しくなかったわよ!」
2004年11月28日(日)  『川越珍道中』
 喜多院の北側「お不動様」(成田山)で毎月28日に「蚤の市」があるということで、川越散策に・・・。
お声をかけてくだすった方は「きもの」で、お出かけは2度目だそうです。
「朝早くから仕度してるのに上手くいかな〜い!帯は曲がっちゃうし、何度も着直して、もう、汗だくよ。(笑)
待ち合わせ時間を遅らせて。」と、連絡が・・・
「OK、皆、最初はそうだから。わたくしも、そうでした。焦らず、ゆっくりネ。」と。
ところが、お逢いしてみたら、とても上手にお召しでした。
ま、そんな訳ですが無事、川越に到着。(やれやれ!)
まず、「蚤の市」で、「お宝」さがし。「ある。ある。どこから、こんなに集まる、というくらい古着が、
たくさん!!!」
元の主(着手)を失った「きものたち」が、新たな着手を求めて、うず高く積まれて、あるいはハンガーに吊るされて・・・」もちろん、「お宝」もゲット!
喜多院に詣で、資料館見学、そして古い町並みをぞろぞろと。
さぁて、のども渇いたことだし、と、向かった先は「居酒屋」
「きもの談義」に始まり、よもやまばなしで、盛り上がり、終電で家路に。
全く、「なんでこうなるの!!!!!」(笑)
2004年12月9日(木)  『ピカソ展』
 3週間位前、小用のあとにまわるつもりが気が乗らずにそのままに。
でも気になる。「日本初公開作品多数」なんて、やはり、観に行こう!
「今日を含め、あと4日で終ってしまうから、きっと混雑してるだろう。」
気が重くならない内に仕度して、とにかく行くことに・・・ざわざわしているのは、入り口あたりだけで、拍子抜けするくらい、ゆっくり鑑賞できました。
「この絵を描いた頃の恋人は誰かしら?」と、観るのも一興では?
2004年12月11日(土)  『肌荒れ』
空気の乾燥する真冬でも、肌がカサつくことはめったにないのですが、このところ、お粉の乗りが今
ひとつで、シワっぽい感じ。
手入れを怠たってるせいかしら?(何しろ「面倒くさがり屋」)それとも加齢のせい?
今朝、謎が解けました。
歩くのが(わたくしにとって唯一の健康法)好きで、よく歩きます。
ところが、足を痛めてしまい、一ヶ月近くもサボっておりました。さぼり癖が付くと、痛みが柔らいでも、ついつい億劫になります。
昨日は意を決して、(笑)歩くことに・・・
2004年12月13日(月)  『朝はクラシックで・・・』
朝目覚めると、ラジオのスイッチ・オン。床の中で、ズルズル聴いたり、もう時間だ、起き上がって仕度しながら
続きを聴く。
至福のひとときです。
2004年12月14日(火)  『素人鑑定団』
「開運!なんでも鑑定団」のファンです。今夜は若冲の掛け軸がお目見え。
若冲は好きな画家なので、ブラウン管の前で、眼をこらしながら、素人鑑定団に変〜身〜。
数年前に京都国立博物館で「若冲、没後200年 こんな絵かきが日本にいた」という特別展を観た時の
感動と興奮が甦ります。
う〜ん「落款が違うな!、にわとりの目も、挑戦的で、観る者を圧倒するような、迫力に欠けるな!」なぁ〜んて、好き勝手なことをつぶやいてます。
さぁ、鑑定の結果は?残念でした!
石坂浩二が「若冲は鶏を描かせたら、鶏以上に鶏らしい!!!」と。上手いこと、言いますネ。
さぁて、来年は酉年!
2004年12月16日(木)  『紅玉』 
りんごの中で、「紅玉」が一番好き。酸味がたまらないのです。
次は甘くて、香りの良い「王林」
最近は果物屋さん、八百屋さんでも「ふじ」ばかり並んでて「紅玉」は見かけません。無性に丸かじりがしたくなり、近くの八百屋さんに「紅玉はないんですか?」伺いましたら、「明日、市場で見てきますよ。今では高級品になっちゃって!」
人気がないのに、「高級品」とは、不思議!
2004年12月18日(土)  『日本びいき』
今日は4名で忘年会も兼ね、「きもので食事会」を・・・
デザートをいただき、話も一段落。
2次会へと、席を立つと同時に、隣のテーブルに8ヶ月くらいの可愛い坊やをお連れした外国人夫妻がお見えになりました。
ご主人が「皆さん、きものキレイですネ!今日はパーティですか?」と流暢な日本語でお尋ねになりました。一同、「ありがとうございます。ハイ、忘年会です。」
奥様が友人のきものをご覧になり、「これは、木綿ですネ!」次はわたくしの半衿に気付き、「あら、そのエリは大島ですネ!」これには、「脱帽!」
聞くところによると、「アンティーク・ショップで色々、教えていただき、勉強しました。」とのこと。
きものや帯をインテリアとして使用しているそうです。センスのほどを拝見したいものです。
立体的な洋服とは違う、直線裁ちの「きもの」の形と布地は、とてつもなく魅力的なのでしょう!
2004年12月19日(日)  『磔刑のキリスト像』
 15年の歳月を費やし、研究した結果ルネサンスの巨匠ミケランジェロの若き日(20歳前後)の作品とみられることがわかったそうです。
もう一度、この「磔刑のキリスト像」を観たくて、最終日にやって来ました。
眼に焼きつけようと、穴のあく程、みつめていると、敬虔なクリスチャンの如く、おもわず、ひざまついて、手をあわせ祈りたくなります。
2004年12月22日(水)  『きものなら・・・』
 今日は洋服で・・・しかも昼間は暖かでしたから、薄着で出掛けたのですが、話が弾み、遅くなりました。
日が暮れたら、急に風が強くなり、冷え込んできたのです。乗り換えのホームで電車を待つあいだに
腹部に寒風が差し込むのです。
すっかり、冷えきってしまい、思ったことは「きもの」にすれば、良かったわ!
2004年12月23日(木)  『プチボケ』
 「プチ整形」、「プチブル」と、「プチ・・・」という言葉が流行ってるんですネ。
そして、いよいよ「プチボケ」ですかぁ。これが、おもいあたるの。人の名前が、さっと出てきません。
先日も「きもの談義」の最中、「野際陽子」が出て来ない。「<キーハンター>(古過ぎ?)に出てた人で、
千葉真一の奥さんだった、人なんだけど。」と、昔のことは覚えているのに・・・(笑)
「逆さ歌」を自在に歌える驚異的な脳の持ち主もいらっしゃるんです!
脳を柔軟にするには、体を柔らかくすることも不可欠のようです。

<<2005年1月〜
2005年1月4日(火)  『薔薇色の日曜日U』
 明けましておめでとうございます。
今日は待ちに待った友人との「美輪明宏談義」!!!
ありがたいことに、TBSラジオ「美輪明宏・薔薇色の日曜日」、薔薇の花プレゼントに、わたくしの名前で
応募してくださったそうです。残念ながら、TBSからは届きませんでしたが・・・。(笑)
その代わりということで、たくさんの薔薇をいただきました。 嬉ピー!!! ありかとうございます。
お互い熱狂的な美輪さまファンですので想像通り(笑)、一献傾けながら、夜更けまで途切れることなく、
お話は続いたのであります。
2005年1月10日(月)  『成人式』
 今日は風も無く穏やかな、晴れ着日和です。
成人式は新成人にとっては、一代イヴェント!
毎年恒例、ある呉服店では、朝の6時半から着付け師30名態勢で、200名の新成人に晴れ着を、
お着せするそうです。
誂えた晴れ着は仕立てあがり、そのまま、お店で保管し、成人式当日に身ひとつで来店して着せてもらう。
こういう状態ですから、長じゅばんや小物は他人さまのものと間違えることも、しばしば、あるそうです。
なんだか違うと思っても、あるもので間に合わせるらしいですよ。(笑)スタートから波乱含みですネ!
2005年1月12日(水)  『気の毒なプードルちゃん』
 ポールに繋がれた黒いプードルが、気も狂わんばかりに激しく吠えながら、前進しては鎖に引き戻されて・・・この動作を何度繰り返したのでしょうか、気の毒なプードルちゃん。
飼い主は買い物に熱中?それとも、おしゃべりに夢中?
愛犬が木枯らしの中で震えていますよ。くれぐれも、お、わ、す、れ、な、く。
2005年1月15日(土)  『見返り阿弥陀様』
 五木寛之の「百寺巡礼」、永観堂の「見返り阿弥陀様」、お懐かしゅうございます。
仏像を観るのが好きで、寺院巡りをしてた頃に意図した訳ではなく、追っかけ(笑)したのをおもい
だしました。
天王寺の「大阪市立美術館」で初めてお逢いして、本家の永観堂に参り、東武美術館(数年前に閉館)
でも、お目にかかりました。
ふっくら頬で、良いお顔です。ほんに、癒されます!!!
2005年2月4日(金)  『唐招提寺展』
 ご本尊 ,(廬舎那仏)最初で最後のお出まし。
このキャッチ・コピー!仏像好きにとっては、見逃すことなど、できませぬ!
ポスターで拝見するより、半眼で、目線がやや下に向かれているように感じます。
横顔から背中、正面から角度を変えて、距離を変えながら、飽かずに閉館まで、ずぅっと見つめて
参りました。
男性的で厳しい表情に見えたり、(厳しく叱咤されてるような・・・)
柔和で慈悲深く見えたり。(なにごとも包み込んで許してくださるような・・・)
跪拝する側の心のありようでしょうか。表情が刻一刻と変化しているようにおもえるのです。
鑑真和上像、何度か拝見させていただきました。
いつもおもうことは何故、これほど静かな佇まいなのでしょうか!
「若葉して御めの雫拭はばや」芭蕉が和上を偲び、詠んだ句があります。
こうして和上像を拝むことのできる、ありがたさを今日はしみじみ感じた次第です。
2005年2月18日(金)  『ありがとう物語』
 「ありがとう物語」、良い本に出あえたことに、まず感謝!
元NHKアナウンサーの、鈴木健二氏「気くばりのすすめ」等、たくさんの著書がございます。
「ありがとう」は、人間の心の中にいる神のなせる業としか表現のしようがない。(帯部分)
人のあるべき原点をおもいださせていただきました。
久方ぶりに本を読んで、泣かせていただきました。電車の中で読まなくてよかったです。(笑)
この涙は己の人生を振り返り、後悔(厭な響きです!)していることがあまた、あることを気づかせていただき、「まだ、間に合うな」と、おもうことは、すぐ、改めることに・・・する起爆剤にも、なりました

実は風邪で2日間寝込んだおかげで、一気に読むことが出来たのです。
この2日間は、愚かなわたくしに気づかせるための「神様からのプレゼント」のように思えました。
本当に、ありがとうございます。
2005年2月20日(日)  『生かされている』
 妹が逝き、今年で丸30年になります。死んだ子の歳を数えても仕方ないのですが、今朝、ラジオで
中村メイコさんが、「2月は母の誕生日なので、母のことを思い出すんです。もっと、やさしくすれば
良かったわ。あなたも、その内、そう思うように、なるわよ。」と、カンナさんにおっしゃてるのを聴いて、ふと、
「今日は妹の誕生日だわ。生きていたら、?歳だ、なんて。」
「生きているだけで、丸儲け!」関西人気質にあふれていて、気に入ってます、この言葉。
「生かされている」というありがたさを、切に感じる今日この頃です。
2005年2月21日(月)  『ブラボー!!!百歳』
 半年ぶりに呉服関係のお仕事をなさってる知人からご連絡があり、互いの近況を報告。
この知人はとてもやさしくて、たおやかな方です。秘密は次のお話を伺い解けました。
母は80歳で、祖母が100歳。お二人は故郷の北海道で同居。
本当の母・娘なので、遠慮がなくて、支え合っていらっしゃるということです。
100歳の祖母と聞いて、わたくしは「100歳のお祖母さまは、お呆けになっていらっしゃらないんですか?」
なんて、失礼なことを口走っている始末です。(そそっかしくて、「配慮」が足りなくて・・・)
「100歳の祖母は毎朝起きたら、髪をなでつけ、紅をさし、「きもの」に着替えるのよ!」とのこと。
女性の鏡です。いくつになっても「身だしなみ」に、気を配る方はキレイです!
「ブラボー!!!百歳」
いつまでも、お元気でお過ごしくださいませ!
2005年2月23日(水)  今日は、『サテュロス』に恋をして・・・
 ギリシャ神話、酒の神様ディオニュソス(バッカス)の従者サテュロス,森の精が海の底から2000年
振りに蘇ったなんてロマンです。
微かに開いた唇が、ワインの酔いのせいでしょうか、陶然とした表情で、欠損してる部分があるにも
関わらず、躍動感に溢れ、不完全さを感じさせない!
むしろ、わたくしには完璧にさえ、おもえる不思議な像!!!
踊っているようにも、飛んでいるようにも、見えます。
とりわけ、階段をあがり、2本目の柱から2〜3歩の角度からのラインがとても好き!
閉館まで、観ている時間が無くて残念!
注:ディオニュソス演劇の神様でもあるそうです。(演劇好きの友人から教えていただきました)
2005年2月24日(木)  『ラストエンペラー』

 ベルトリッチ監督の映画「ラストエンペラー」の主題曲(坂本龍一作)を無性に聴きたくなることがあります。
初めて聴いた時は、超、感動して、おもわず、「坂本龍一は、天才だ!」と叫びました。(心の中で)
後世に残る名曲だと思います。
気持ちが落ち着いている時に、目を閉じて数回聴きますと、映画とは、かけ離れていますけれど、
シルクロードから駱駝に揺られ、遥か、天竺に向かう玄奘三蔵さまの後姿(西遊記の見過ぎ?)が、
情景として浮かぶのです。

2005年2月25日(金)  『おやつに、納豆』
 ちょっと、お腹空いた時、何か軽く食べたいという時に「納豆」をいただきます。
以前は、いくら体に良いといっても、3日続くと、しばらくは、食べたくなかったものですが・・・。
葱、お醤油抜きで、辛子のみにしたら、毎日でも食べられるようになりました。
以前、何かのTV番組で美輪明宏さまが、納豆を召しあがる、場面を見たことがあります。
「グルメ番組じゃないし、困ったわ・・・」と、仰ったかとおもうと、くるっと後ろ向きになり、召しあがったのです。
なぁ〜んて、奥床しいのでしょう!!!
2005年2月28日(月)  『禁断症状』
 楽しみの晩酌を控えることに・・・
本を読んだり、調べものに、当てたいと思い・・・
ところが、そこは、飲んべぇーのこと。4〜5日すると、禁断症状が。
あまり我慢しても、体に良くないし、てなことで、「よ〜し、今宵は、飲むぞよ!」
2005年3月1日(火)  『タバコ規制』
 喫煙者にとっては、良くないと分かっていても、節煙、禁煙は、厳しいものがあるようです。
わたくしの友人は、入院中、少し元気を取り戻したら、看護婦さんに、「まず、一服」の許可をお願い
したそうですから・・・。
すると、その看護婦(今は、看護士というそうですが。)さん、「先生、一本くらい、吸っても
死なないですよネ!(笑)」と、中々、ユーモアが、おありで。
2005年3月5日(土)  『勘三郎襲名 おめでとうございます!』
 酒飲みですから、「棒しばり」は、好きな演目ですが、狂言しか、観たことがありませんでした。
勘九朗さまの棒さばき、お見事です!
「46年目の桃太郎」は、リズミカルで、楽しいこと。
「KABUKI・ミュージカル」という感じでしょうか。
やはり、ライヴで、観なきゃ!
小山三さま、縁の下の力持ちですネ!ファンになりました。
2005年3月6日(日)  『雪だるま』
 小ぶりな「雪だるま」が、ある家の庭にあるのを発見。頭には帽子のつもりのオレンジ色の
バケツが、かけてあり、鼻にはみかんを・・・
子供は身近にあるものを何でも、おもちゃに、してしまう天才だとおもいます。
友人のお子さんが小さい時、やはり雪の日でした。「ななぐつ長靴のつもり)はいて、雪まるだ
雪だるまのつもり)ちゅくるの!」可愛いこと。
2005年3月9日(水)  『石橋』
 知人からお知らせがあり、久しぶりに能楽堂へ。 観世銕之丞の「石橋」。
「三役終了発表会」ということで、三役の皆様がたの日頃の研修の成果も、もちろんのこと、
やはり、銕之丞さまの朗々たる第一声にうっとり、堪能させていただきました。ありがとうございます。
「五番目物」、(勇まし系)結構好きです。
続くと勝手なもので、三番目物が観たくなったりしますけど・・・。
2005年4月9日(土)  『黒蜥蜴』
 2年振りの再演。毎回、連れの方は違いますが、なんだ、かんだと再演のたびに、拝見させていただいております。
今日は、嬉しいことに、どうしても、わたくしと一緒に観たいという友人と、まいりました。
終演後、「堪能させていただきました!美輪さまから、凄い、オーラが出てたわよ!」とのこと。
 なんと、羨ましいことに、友禅作家の知人は1968年(東横劇場にて)の初演をご覧になったそうです。「この世の人とは、思えないほど、妖艶で、とても、とても、奇麗でしたよ!!!」と、何故か、過去形!(笑)。
2005年6月9日(木) 『横浜美術館』
 急遽、転居することに・・・横浜市民になりました。
諸々の手続きも、結構面倒で思いついた時に、まとめてやっつけないと・・・
 最大のメリットは「横浜能楽堂」と「横浜美術館」が、近くなったことでしょうか。
以前、何かで読んだことがある、その方は詩人だったと記憶しておりますが、パリ在住の頃、ルーヴル美術館まで、
小1時間程歩いて、よく通ったそうです。
 拙宅から「横浜美術館」まで、徒歩40分くらいです。散歩がてら、片道歩きましたけど、残念なことに、
途中の景色がパリのようには・・・(笑)
2005年6月10日(金)  『梅雨らしく』
 今年の「梅雨」は「空梅雨」。
でも、今日は梅雨らしく終日降りました。梅雨どきに合う「きもの」、そして、雨を意識した組み合わせで・・・。
紫色の絽縮緬地に白い紫陽花が咲いてる半衿。きものは白い塩沢の単衣。帯と雨コートは紫系。傘はヴァイオレット。
 「恐竜博」写真OK!知らなかった。残念。今日に限ってデジカメもない。「スー」の前で撮りたかった。(笑)
2005年6月25日(土)  『きもので食事会』
 友人に絞りの帯をプレゼントしたら、そのお礼にと、「きもので食事会」にお供させていただきました。
(主催者は染色歴40年)
 この日はオペラを聴きながら・・・という趣向で。
 急に真夏日になり、気温は32度。
お集まりの方々は、ご自分の体感温度で「単衣」、「絽」、「上布」と夫々にお召しでした。
全体的には染めものの方が多いです。
 友人は亡きお母さまの「きもの」、とてもシャリ感のある、涼しげな単衣で決めて、わたくしは、木綿の琉球もので。
飲み足りない、話したりない、で、帰りに「ギネス・バー」に寄ることに・・・。
友人曰く、暑くて、長くて、でも、楽しい一日だったそうです。
2005年6月28日(火)  『フェーン現象』
 予報では33度でしたので、そのつもりで、身支度を・・・しながら、でも、暑い、暑い!
だけど、6月なので、ちょいと「上布」は早いかな?盛夏に着るものがなくなってしまう!!!
でも、「絹」を着る気がしないし。さぁて、どうする?えぇい、体感温度でいくぞ〜。
「小千谷」にして正解!夜のニュースで、分かったのです。「フェーン現象」で、36、2度。
2005年7月6日(水)  『レオノール・フィニ』
 一度見たら忘れられない一枚のポートレート。、かなりのインパクトを見る者に与える。
蛇柄のコスチュームも彼女の個性には、霞んで見えるというか、一体化してるように思えた。
わたしの職業は「レオノール・フィニよ!」と、言い切り、肩書きを付けられるのを嫌い、十数匹の猫たちと
自由奔放に生き、描いた86年の生涯。
コルシカ島の古びた、修道院を買い取り、友人らを招き、まるで、映画の一場面のような仮装パーティを
催うしたということです。このことに興味をそそられ、もっと彼女のことを知りたいと、著書「夢先案内猫」を
読んでみた。夢とうつつを行き来しているような、これがまた、よく解らない。
作中に出てくる、「ジャン・パトゥ社」の「最高のひととき」(香水)、どんな香りかしら?
2005年7月10日(日)  『ハーブの威力』  
 気温が30度を超えると、顔は、さほど、汗をかかないけれど、首にたっぷり汗を掻いてしまい、あせもが出来る。
毎年のこと。ところが、今年は様子が違う。
首がヒリヒリと痛いので、鏡を見ると、あせもを通りこして、すでに掻きこわした状態。
あせる。さぁ〜て、どうしたものか。副腎皮質系は使いたくないし。乏しい知識を全員集合させて、桃の葉系、
アロエ・ジェル、と。あ〜ぁどれも切らしてる。
そうだ、カモミールのティーパック(カモミールとペパーミントのブレンド)が、あったはず。
これを煮出して、冷ましたのを軽くパッティング。
応急処置のつもりが、効果てきめん!
2005年7月13日(水)  『フリーダ・カーロ』
 はじめて、目にしたフリーダ・カ−ロの絵が「ヘンリー・フォード病院」。これは衝撃!
こういう類の絵は観たことがありません。絵の内容や状況は理解出来ましたけれど・・・
画家はこの絵に、どんなメッセージを込めたのだろうか?
「自画像」を見て、また、衝撃。
太くて黒い左右つながった眉と、口ひげのようなうぶ毛。一見、男性っぽいけど、魅力的な女性。
箱根の「彫刻の森美術館」での強烈な出遭いから、十数年。
折に触れ、大規模展覧会にも。(Bunkamuraにて開催)
伝記を読むのは、はじめて。
「愛と苦悩の画家 フリーダ」を一気に読み終え、ついでに、レンタルで、映画も見る。
エドワード・G・ロビンソン(ハリウッドの個性派・俳優。圧倒的存在感の、ギャング役など)
が4点買い上げ、初のコレクターになったそうです。
知れば、知るほど、彼女の魅力に取り憑かれてしまいます。
2005年7月17日(日)  『有言実行』 
 「マコちゃん、待っててネ。君のために天下を取るから!」と。・・・牧子夫人に裕次郎が、語った言葉だそうです。
一見、気障に聞こえますけれど、見事に実践されました。
2005年7月18日(月)  『THE OPEN』
 ゴルフを止めて、久しいのですが、「THE OPEN」だけは毎年、リアルタイムでTV観戦しております。
(スポーツ・ニュースなどで、結果が分かってしまい、録画しても、結局見ないんですよ)
タイガー・ウッズ、白い歯がこぼれました。第134回めの覇者に。
2005年8月1日(月)  『杜の中の伝統文化祭』
 初めて拝見した時、(銕仙会で・・・)息を飲んだ。一瞬あたりが、ぱぁっと、明るくなったように感じたのです。
「なんと、華のある役者さんなんだろう!」第一印象です。
能楽堂で、今日は、「きもの」をお召しのお譲さん達が、やけに多く、「満員御礼」状態、何故?と、思ったら、
すぐに納得!人気・実力、ナンバーワンの「和泉流」のホープ、野村萬斎さまのご登場!
シェークスピア劇、映画(「陰陽師」)、ドラマと八面六臂の大活躍です。
わたくしは、急用で・・・行かれなくなり、そこで、伝統芸能に慣れ親しんでいらっしゃる、知人夫妻に打診したところ、
旅行に立つ前で、空いてるとのこと。代わりに、行っていただくことに。
最大震度5強という、地震のあった日です。案じておりましたが、旅先から、萬斎氏の「蟹山伏」、堪能させていただきましたという便りが届きました。
2005年8月3日(水)  『「老」の付く字』

わたくしの知る限り、「老成」、「老中」以外、「老」の付く字は「弱る」、「衰える」、「醜い」
と、いった意味あいで用いられ、あまり良いニュアンスでは、使われてないようです。

ある日、新聞を読んでいたら、「うちの案内が出て行った」と。はて、案内が、何処へ。
なんか、変!あ、案内じゃなくて、「家内が・・・」でした。(笑)

「自分で死にたい」そんな、早まってはなりませぬ。
続きを読むと、内容が繋がらないので、もう一度読み返すと「自宅で死にたい」・・・と。
また、ある日、友人から届いたFAX、「今日は一日中、夫と戯れておりました。・・・」と。???
暑いのにお熱いこと! 

「やぁ〜だ、そんなこと、聴いてもないのに!」何故か顔が赤らむ。

しかし、よく見ると、「夫と・・・」が、「犬と・・・」でした。
(いつもは、愛犬の名前を言うので・・・)「犬」の点の加減が長くて、「夫」に見えたのです。

そそっかしいのか?、それとも、そろそろ、「老眼!」だが、「老いる」という字には、抵抗がある。
「熟眼」なんて、どうかしら。

2005年8月18日(木)  『京の湯葉』
 京都の友人から今年も残暑お見舞いと共に、湯葉が届きました。暑気払いにとの、お気遣いです。
今日は湿度が高く暑かったので、暑さには強いと自負している拙者も少々バテ気味でしたが、
包みを解いてる間に元気が出てきました。
ここの湯葉はのどごし、さわやか、濃厚で美味!
ワンパターンですが、おさしみと、素揚げにして・・・。
ごちそうさまでした。ありがとうございます。
2005年8月19日(金)  『アルカロイド』

必要なかったり、興味がない時は、対象が人である場合や、ものであることに限らず、近くにいても目に入らない、そばを通っても、気づかずに素通りしてしまう。面白いもので、興味を持った時、もしくは必要に迫られて、はじめて観察したり、調べたり。
日々草(ニチニチソウ)の花びらを紅茶に浮かべて飲むとストレスで弱った胃に良いと、何かで、
知った。(日々草なら、鉢植えがあるし・・・)

ところが、強力なアルカロイドが含まれているので、たくさん飲まないようにと、注意書!
「アルカロイド」、聞いたことはあるけど、正体は分からない。

調べてみると、以下の通り。
アルカロイド:窒素を含み、塩基性を示す有機化合物の総称。

トリカブト、キニーネ、カフェィン、コカイン、ドーパミン、ニコチン、モルヒネと、聞き覚えのある成分が、ズラリ。
毒にも薬にもなるので、量を間違えると大事に。・・・

小さな可憐な花をつけますが、・・・ご用心!(笑)

2005年8月20日(土)  『能登上布をお召しの佳人』
 ご自分のことを知り尽くした方です。
黒字に千筋の縞の能登上布。帯は麻でチャコール・グレー地にベージュのモダンなポイント柄。
豊かな銀髪をさりげなく、まとめて簪(かんざし)もモダンで、シンプルです。
眼鏡も黒い縁(ふち)にダイヤが数個。これまた、超モダン。
まるで、日差しを遮って、歩いていらしたかのようです。
蜻蛉の羽のように涼やか!
おはなしするチャンスがありました。
物静かな口調で、挙措動作すべてが上品!!!
(だけど、このモダンさは、どこで培ったものなのでしょうか、もしかして、海外滞在が・・・なんて、
想像をめぐらしてしまいました。)
カメらは持ってましたけど、いたずらに被写体に、したくはありません。