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彩capsでは、埼玉の情報提供施設建設に向けた運動の中で、検討委員会のまとめが発表された後に、具体的な事業内容、設備、備品等の必要機器のビックアップと金額を調査し、建設に向けた具体案を提示した。 また、デモ活動や、その他の活動にも協力した。




 埼玉県情報提供施設建設に関する協力の記録


 埼玉県における聴覚障害者の情報提供施設については、他県に比べかなり遅れている現状。
 聴覚障害者情報提供施設基本構想検討委員会まとめ

 聴覚障害者情報提供施設は、平成2年の身体障害者福祉法の改正により、身体障害者更生援護施設として、新たに位置付けられたものである。
 この施設は、情報の収集やコミュニケーションに大きなハンディキャップのある聴覚障害者の自立と社会参加を促進することを目的とし、字幕や手話が入った様々な情報や手話通訳などのコミュニケーション手段の提供などを行うものである。
 国においては、他の障害者施設に比し、この施設の制度発足が遅かったため、現在、各都道府県に最低1か所を目標に整備の促進を図っており、本県においては、当施設の整備に向け、「障害者対策に関する埼玉県長期計画」(平成6年3月)及び「彩の国障害者プラン」(平成10年3月)の施策と位置付けた。
 また、平成10年9月議会に、聴覚障害者団体から「聴覚障害者情報提供施設設置を求めることについて」の請願が提出され、採択されている。
 このような状況を踏まえて、当施設の基本構想について検討するため、平成11年9月、関係障害諸団体の代表や関係諸機関の代表をメンバーとする聴覚障害者情報提供施設基本構想検討委員会を設置した。
 平成11年度には、それまでの検討内容を整理して中間報告とし、平成12年度には、中間報告を基礎として審議を重ね、このたび、本県における当施設の基本構想をまとめたものである。
 当施設の整備に向けた取組を更に進めていくため、本報告書が活用されることを望むものである。

                        平成13年3月
                   聴覚障害者情報提供施設
                   基本構想検討委員会
                    委員長  関根 久夫



本県では、行財政改革プランに基づき県行政の徹底したスリム化を図っており、そうした本県の動向をはじめとした種々の状況に鑑み、整備場所については、効率的・効果的な整備を図るという観点から、交通の便など地理的立地条件を考慮しつつ、既存の県有施設の活用とともに、民間施設の活用も視野に入れて検討することが必要である。
 また、整備時期についても、本県のおかれた状況を踏まえつつ、可能な限り早期の実現を目指すこととする。
 そのため、平成13年度以降も、施設の設置場所の確保に努めるとともに、本構想を実現していくために、検討会議の場で設置主体や運営主体のあり方など本構想の提起している課題を引き続き検討していく必要がある。


 ■埼玉パソコン要約筆記サークル「彩caps」における協力
・情報提供施設の設備の概要と予算(案)の提出
・事業内容の提案

 ■デモ行進協力と、県との話し合いの情報保障
デモ行進
 日  時 平成14年5月12日(日) 200205/12
 会  場 浦和駅前より、埼玉県庁
 内  容 県内の聴覚障害者団体及び支援団体によるデモ行進を行いました。
 参加団体 (社)埼玉県聴覚障害者協会、埼玉県難聴者・中途失聴者協会、
      埼玉県手話通訳問題研究会、埼玉県手話サークル連絡協議会、
      県内手話サークル、埼玉パソコン要約筆記サークル「彩caps」など

浦和駅をスタートする先頭 浦和駅から、県庁までデモ行進を行なう



話し合い、(要望)と意見交換会の情報保障
 日 時 平成14年5月12日(日) 200205/12
 会 場 埼玉県庁
 入力者 3名
 方 法 プロジェクターによる表示
県庁の職員が説明と質疑に答える 彩capsでは、難聴者の為に文字情報を


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