「IPtRecive」を使ってみよう

日時 : 2013年04月27(土)
時間 : 午後1時〜4時
会場 : 常盤公民館
担当 : 勝田 洋
 NCKの会員のHさん製作による「IPtRecive」の評価テストを兼ねて、Andoroidによるスマートホン字幕学習を行いました。
 スマートホン字幕の必要性や利便性は、幾度か説明をしてきましたので、説明は省きますが、今回の「IPtRecive」では、今までの方式と大きく異なる点があり、定例会に取り上げました。以下に、その特徴と利便性を説明します。

1.専用アプリである。
 Andoroid端末専用のアプリケーションであり、iPhoneや、PSP、NintendoDS、Windows、MacOSでは、使えません。

2.高レスポンス
 ブラウザに画面として送信するのではなく、IPtalk同様に文字データを専用のアプリで、表示するため、通信(データ)量が少なく、レスポンスが良くなっています。

3.ネットワーク接続
 利用者の負担も考え、IPアドレスは、ルーターからの自動取得にします。入力者も家庭で使用してる状態ですので、IPアドレスの設定が楽になります。(プライベイトアドレス切り替えが不要)
 入力用のパソコンでも、接続先URLを指定しない、ホスト用の設定が不要で、負担もありません。仮に一台ののソコンがハングアップしても、情報保障が途切れることはありません。(高冗長性) 

Android端末接続の様子。


接続テストの様子


接続・設定の様子
【総評】
 とにかく、設定が今までに比べて、飛躍的に簡単になっています。今までは、Webブラウザで表示する為、アドレス設定や、接続先のURLを受信側て設定するなど、面倒な点がありましたが、この「IPtRecive」では、アプリのインストールと、ネットワークの接続だけで簡単に利用者が使え、入力者も設定が不要です。
 しかし、機器によっては、文字が表示されないというバグが発生します。
 入力者が、空行改行を2回以上送信すると、文字化けや、文字の欠落が生じます。原因は、まだ特定できませんが、機種によることは、解ってきました。
 今後は、もう少し原因を調査し、開発者にフィードバックをかけ、完成させて頂けるよう協力したいと思います。
 


バグの状態