スマートホン字幕

日時 : 2012年05月26(土)
時間 : 午後1時〜4時
会場 : 常盤公民館
担当 : 勝田 洋
 スマートホン字幕は、プロジォクターや、モニターパソコンに文字情報を表示するものではなく、スマートホンに表示する情報保障形態です。 背景には、一般の学校内での聴覚障害者の情報保障で、スクリーンや、パソコンなどを使った情報保障の場合、周りからじろじろみられて恥ずかしいから、いらないという、利用者の心情的な配慮や、字幕スクリーンが邪魔であるなど周囲に気を使わないことや、移動しながらの情報保障のニーズがあることから、開発されました。
メリットとして、


 ・ 利用者の手元で文字情報が利用できる。
 ・ 利用者のスマートホンで利用ができる。
 ・ 無線利用により、LANケーブルの配線が不要。
 ・ 利用者が移動出来る。

などかが上げられ、利用者が個々に表示器を占有できるスタイルが実現出来ます。

Android端末(左)の様子。


サーバー機とスマートホンの様子


Windowsマシンのブラウザでの表示の様子



ローカルネットワークでのスマートホン字幕のシステム

 今回は、文字落ちが起きないよう、入力用のパソコンは、LANケーブルで接続しました。
 また、無線ルーターも、設定を簡素にするためにWEPキーは設定せずに行い、手持ちのスマートホン、アンドロイド端末、パソコンのブラウザを用い、表示をすることができました。
 まだまだ、スマートホンに無線ルーターのSSIDを登録し、ネットワークに接続することや、URLを入力るすなど、少々面倒な設定がありました。
 今後は、さらに定例会で実験、設定の簡素化などを行い、使いやすい手法を、研究していくことになりました。