文字表示の為の映像信号 |
日時 : 2005年10月20日 時間 : 午後7時〜9時 |
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映像出力を各端子図で、説明する勝田氏 |
通常は表示用パソコンとプロジェクタを繋ぎ、表示用パソコンの画面そのままをプロジェクタに表示させていすが、プロジェクタを使わずにテレビに映すということもできます。 そのためにはテレビに表示できるようにビデオ信号に変換するダウンスキャンコンバータというのが必要になるのですね。 逆に、ビデオ信号をパソコンの画面に出すものをアップスキャンコンバータといいます。 互いの信号を同じ信号に変換して、初めて文字と映像の合成ができるというわけですね。 今回は、この映像信号の種類と端子の関係を学びました。 |
ワイプとクロマキー
<ワイプ>
上下、または左右から2つの画面をくっつけて表示するもの。
手話ニュースで見かける、円の中に手話通訳者を表示しているものもワイプといいます。
<クロマキー>
文字と文字を表示する部分を違う色にし、後者の色を透過させるように設定することでその後ろの映像の前に文字を表示させることができるもの。
例えば、普通に文字と映像を表示するときは、文字を表示する部分の後ろは見えないので文字と映像を表示させる部分を分けなくてはならないんですね。つまり、その分だけ映像の表示部分が小さくなってしまいます。
クロマキーを使えば文字を映画の字幕のように表示することができ、映像を画面いっぱいに表示することができるというわけです。
文字が無いときは、後ろの映像が有効にみられる訳です。
IPtalkの機能を使ったクロマキーの説明
PC要約筆記はパソコンに文字を入力することによって情報を伝えますが、その背景にこのような技術があることで成り立っているんですね。そして、情報保障の質を上げるために日々研究しているわけです。