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特別講演

   テーマ  「聴覚障害者とコンピュータ」
   講 師   長谷川 洋 氏
           元筑波技術短期大学助教授
           日本聴覚障害者コンピュータ協会顧問 など
   日 程  平成18年2月18日(土)
   時 間  13:30−16:00(受付13:00〜)
   場 所  さいたま市下落合公民館
報 告  当日は、26名の参加がありました。
 正面にパソコン要約筆記による情報保障と、講師の資料を表示。
パソコン要約筆記、手話通訳は、当会で用意しました。
 講演内容は、講師の生い立ちから、労働、教育と幅広く、普段の講演会とはひと味違った観点での講演で、興味深く聞くことが出来ました。
 さらに、写真や、数字、全国的な動向など、資料を表示してのお話しで、解り安く、説明して頂きました。
 また、パソコンが聴覚障害者の仕事を奪い、そして今パソコンが、聴覚障害者の武器になったというお話を頂き、今後、パソコンを聴覚障害者どの様に受け入れ教育をしていくかによって、代わっていくこともよく解りました。 
考 察  会場が、急遽狭い会場になってしまったのですが、逆に、大学のゼミのように、先生を囲む形での講演は、資料や、手話、文字などが良く見える利点があった。しかし、難聴者に対する、配慮として、磁気ループの準備がなく、今後の講演では、手話や、文字だけでなく、音の情報保障も含めて、考えていかなければ成らない。また磁気ループなどの設備の確保も今後の課題となりました。

■会場の様子

講師写真 会場写真
 講師 長谷川 洋 氏   会場の様子

手話通訳者写真 文字情報保障写真 講師写真
情報保障/手話通訳者   情報保障/枠なしで壁に直接黒背景表示 笑いも交えて…

表題

埼玉パソコン要約筆記サークル「彩caps」 PRESENT

 埼玉パソコン要約筆記サークル「彩caps」では、今年も、学習会を企画しました。
 今回は、日本聴覚障害者コンピュータ協会の創立者であり、筑波技術短期大学で長年にわたり聴覚障害者を対象にIT技術の教育・研究活動を続けてこられた長谷川洋氏に、聴覚障害者とコンピュータの関わりや、コンピュータによって、聴覚障害者の生活にどの様な影響を及ぼしたか、また、今後の聴覚障害者にとって、コンピュータがどの様に関わり、変化していくかなど、お話しして頂きます。
 是非、お誘い合わせのうえ、お越し下さい。 

   テーマ  「聴覚障害者とコンピュータ」
   講 師   長谷川 洋 氏
           元筑波技術短期大学助教授
           日本聴覚障害者コンピュータ協会顧問 など
   日 程  平成18年2月18日(土)
   時 間  13:30−16:00(受付13:00〜)
   場 所  さいたま市下落合公民館
   参加費  無料

  ※ 手話通訳者・パソコン要約筆記付き
    詳細・問い合わせはこちらから メールアイコン
長谷川氏の写真


講師 長谷川 洋 氏

 長谷川 洋(はせがわひろし)さんのプロフィール

[略歴]
24歳のとき(大学院修士課程2年)、風邪をこじらせて突発性難聴で失聴。17年間、補聴器を読話の補助として使っていた。41歳で完全失聴。 失聴後、東大の研究所で25年間セラミックスの研究を続ける。助手、講師を経て、1991年、筑波技術短期大学電子情報学科助教授として赴任。2005年3月定年退官。
 日本聴覚障害者コンピュータ協会の創立者であり、筑波技術短期大学で長年にわたり聴覚障害者を対象にIT技術の教育・研究活動を続けてこられ、2005年定年退職する。

[聴障団体での活動]
 みみより会の副理事長を経て、1985年に発足した東京都中失・難聴者協会で、副理事長。現在相談役。中途失聴・難聴者に適した手話の研究を行った。 
 東京都手話通訳派遣協会の運営委員(1973-1989)。
 1990年日本聴覚障害者コンピュータ協会を立ち上げ、会長を歴任。現在顧問として、後継者の指導を行ういながらコンピュータ用語の手話の開発を行う。
 ろう・難聴教育研究会(旧トータルコミュニケーション研究会)副会長。
 ろう教育の明日を考える全国連絡協議会副代表世話人。
 電気通信アクセス協議会委員。アクセシビリティ事業委員会委員。
 自律移動支援プロジェクト委員。

 
会場案内図


地図
     住所 中央区下落合5−4−17
     電話 048−854−3411
     交通 JR埼京線・与野本町駅から、徒歩5分
         駐車場がありませんので、電車でお越し下さい。


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