小雲取谷(9月10-11日)

リーダー:I井さん F津さん、G藤さん、T田T

 今回、沢の部分で先頭を歩かせていただきました。結果は、「課題が自覚できるというのは良いこと」です。今年の沢は、これが最後かもしれないが、課題が見えずに終わるよりも、課題が見えて終わるほうが良い。ナルミズ沢で最後尾も歩いたし

9月10日
天気:晴れ
7:44 立川駅発→8:50 奥多摩駅着
            9:30 奥多摩駅発→9:50 東日原(バス停)
10:10 鍾乳洞


11:50 富田新道との分岐
 近辺に釣り人が大勢入っていて、そのすじの人と思われる車が何台かありました。
12:45 本日のテント場(この日は沢登りなしです)
 今回のサブタイトル「沢の音を聞きながら焚き火を囲んでみませんか」です。沢で泊まるのも、これで4度目、そろそろ「沢で泊まる技術もきちんと習得しなくては」です。焚き火用の木は周囲に「あると思うとないし、ないと思うとある」くらいあります。沢の中では、周囲に「文明のにおい?」がないだけに、火があると、なんか落ち着きます。今回来てよかった。

タープを張る(1)
タープを張る(2)
タープ完成
焚き火!焚き火!焚き火!
上から見たテント場 釣りをするF氏
このお魚さんは、小さいので、逃がしました

9月11日
天気:曇りのち雨
5:30 起床
7:10 出発
 今回、トップをやってみたのですが、今まで沢のトップとしてすべきことは「大きな地形の中で自分がどこにいるか」、「遡行図の中でどこにいるか」がわかっていればいいのでは? でした。それは当たり前のこととして、それとは別に、うすうすわかっていましたが、こんなに微地形の中で、最善のルートを選ばなければいけないのか。実感しました。登山道は歩くところが本当に決まっている、沢道は沢幅の中でどこを通ったらいいか常に考える。2番手はなんて楽なのだろう。2番手はトップよりもはるかにルートが冷静に見える。あと滝も、実際取りついて見れば登れるのですが、取りつく前はとんでもなく難しい滝に見えてしまった。
後日談:よくよく考えれば、登山道だって、岩場を通過するときはルートファインディングを使う。ただ、沢登りは登山道にはない水の流れがあるので、登山道よりは難しい(沢登りのルートファインディングのこつについては「沢登りについて」のページに移動しました)。「登山道は、沢登りほど岩場のある場所は基本的に長くない」ので、特にルートファインディングを強く意識しない。しかし、上の文章は少しオーバー。よくよく考えてみれば

F氏からの写真 ありがとうございます

8:00 大雲取谷との出合
 そういえば、いつもは逆のことを思っていた。下から見るとあんなに簡単に見えるのに、「なぜ実際に登るとあんなに難しいのか?」どういうことだろう。自分のクライミング技術が向上した? それは無きにしも非ずだが やはり、2番手で登るのと、先入観なしで自分でルートを決める1番手の違いなのだろう。
 虫はあまりいなかったです。それから、今回新しく渓流用のネオプレーンソックスを買いました。結構快適でした。
8:50 小沢との出合(4:1)


9:55 赤い岩壁
10:10 水枯れる
 水が枯れた後はガレ場の急斜面です。藪こぎはないです。細かい地形で迷うことはあったにせよ、今回はルートを一度も間違えず、登山道に到着です。何はともあれ、沢登りのトップを終える。他の皆さん、不慣れなところはありましたが、大きな目で見てください。ありがとうございました。
10:45 富田新道(登山道)と合流、本日の沢登り終了

11:05 出発
 沢登りをしている最中は他のパーティーに会いませんでした。しかし「登山道に入れば大勢の人に会うのでは」と思いましたが、雲取山はシーズンでないのか、4−5パーティーくらいしか会いませんでした。

           石尾根

11:50 七ツ石小屋への分岐
 七ツ石は行かずに巻きました。時折、雨がぱらつくことはありましたが、雨具を出すほどの降りはなかったです。
13:55 鴨沢(バス停)着
14:00 鴨沢(バス停)発→14:35 奥多摩駅着
 奥多摩駅に着いたら土砂降り、ラッキー♪


今回のトラックログは沢登り区間のみ(赤・久しぶりの荒れたトラックログだ)で、登山道及び林道の部分は手書き(黄)です。

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