氷川屏風岩 20005年11月3日

(しいて言えばリーダーだと思う):K田さん、メンバー:I澤さん、T田T

天気:曇り時々晴れ夕方には小雨
7:05 立川駅発→8:25 奥多摩駅着
            8:50 奥多摩駅発

 奥多摩駅(付近)から見た氷川屏風岩

 氷川屏風岩への道は、登山道だと急登ですけど、道はしっかりしてますし、自分は苦にならなかったです。沢登りの高巻きのような、厳しさはないです。
9:25 氷川屏風岩着
 実は自分、最近直径10.2mm、長さ50mのザイルを買いまして、外では初ザイルです。さてさて、そのザイルを使ってK田さんが、B峰のルートを登ります。自分はビレイします。ATCを使ってと、「あれ、ザイルの端はどこに行ったのかな」とのようにATCを手に持ちながらザイルの端をたぐり寄せていたら、「カラン、カラン、カラン」と、ATCを落としてしまいました。幸い、すぐ下の斜面で止まってくれました。一つ一つの動作をきちんと確認せねば
9:50 クライミングを始める
 B峰 ルート名なし(少なくとも、このルートは日本100岩場関東には載っていません)あえて言うなら、K田スペシャル1103とか、久しぶりなんだから登る前にきちんとすべきだったかも。B峰にあるBCコンタクト(III)のルートを出発して、BCコンタクトなら少し左側に行くところを大きく左に行き、第一苔ハングのルートまで行って第一苔ハングのルートを登りました?? そこから、Fixのルートです。
 ルート自体は難しくなかったんだと思いますけど、K田さんがトップで登ってから、次に自分が登る段階になって、I澤さんから「ここはマルチピッチのように2本ザイルで登るべきだろう」と。I澤さん「あれがあればいいだけどな」自分「タイブ・ロックですか」とのような会話があり、自分はタイブ・ロックで登ることになりました。慣れない道具を使って非常に緊張しましたし、タイブ・ロックは岩よりも、沢のちょっとした斜面とか、「へつり」とかで使う道具だと思います。

B峰の上まで来ました K田さんも到着
B峰の頂上からの眺め

 B峰の頂上からの眺めはとてもよく、こういうのも岩場に来る楽しみの一つです。ちなみに、こういった場所では、よほど平らな場所でない限り、落ちないように自己ビレイ(支点にロープを結んで落ちてもロープで止まるようにする)をします。
 帰りは、A峰のモンローウォークの少し右を懸垂下降で降りました。久しぶりで時間のかかることの多かった今回のクライミングでしたが、このときの懸垂下降は、全員順調でした。

      右:懸垂で降りるI澤氏

12:30 休憩
 いつの間にかこんな時間になってました。昼食と休憩です。
13:10 クライミング再開
 A峰 フェイスルート 5.7
 他の2人に、このルートをリードで、と言われて、自分も5.7ならいけるだろうと登ってみました。「自分がルートを一番最初に登る」というのは岩では初めてです。今までは、ルートの一部をリードで登ったことはありましたが、それもトップロープで練習した後、リードで登るというものでした。結果ですけど、最初の登り口が難しくって、なんとかかんとか乗り越えたものの、どうもそれで舞い上がってしまったようです。途中から右に曲がるところがあるんですけど、その場所も気がつかず、下からの助言で修正しました。時間がかかってしまいました。その後、K田さん、I澤さんも5.7ルートを登りました。どうもこのルートの終了点は、あまりしっかりしていないとのことです。もうそろそろ、そちら側の知識もしっかりしていかねば。

K田さん I澤さん

15:00頃 B峰 トサカフランケンルート IV
 こんどはK田さんが登って、次に自分が登る予定だったんですけど、後一歩というところで、K田さんのヌンチャクがなくなって、しかも懸垂で降りるには良い支点がなくて、どうしようという時に小雨も降り出しました。その後、雨もやみましたが、暗くなり初めていたので、自分はトサカフランケンルートは登りませんでした。


フェイスルート5.7を登る自分

16:35頃 クライミング終了
16:45 氷川屏風岩発→17:15 奥多摩駅着

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