栂池・テレマークフェスティバル(一部)(全日本選手権)
 2月3−4日
 場所:栂池高原スキー場(雪の広場、上)
 ゲレンデスキー及び、全日本選手権(一部)の見学です。

テレマークをやっているものとして、レースという部門があるのなら、どんな事やっているんだろう? または、クライミングでコンペを見た、自分程度の人間にはある意味では時期早々だ。でも、いろんな人の登り方を見て、それなりに、面白かった。じゃあ、テレマークの競技会はどうなっているのだろう? どんなことやっているんだろう? 時間の都合で全部は見れませんでしたが、今の自分に全部見ることは必要ない。「こんな事をやっているんだ」が知りたかった。

2月3日
天気:快晴
7:53 立川駅発→11:41 南小谷駅着

甲斐駒 白馬山麓

 最初は、新幹線で長野に行ってからどうたらこうたら、と考えていたのですが、時間的にその方法はどうも上手くない。特急あずさを使うほうが時間を有効に使えそうだ。今回は、新幹線でなく特急で行ってきました。この方法で良かったです。甲府から南小谷は、窓から見える風景が、甲斐駒だ、北岳だ、蝶ヶ岳じゃないか? 白馬岳、とひっくり返した宝物です。曇っていたら見えないかもしれないので、晴れていて良かったです。この写真ではたいしたことないですが、山々が雄大に見えました。
11:58 南小谷駅発→12:25 栂池高原(バス停)
 南小谷駅を下りると、そこに栂池高原行きのバスが止まっていた。今回、南小谷で下りるとことが前日に決まり、バスの時間まで調べる余裕がなく、タクシーを使うしかないか、と考えていただけに、止まっていて良かった。
15:00 全日本選手権(North Face クラシックレース)が、行われている場所発見・見学開始
 さてさて、目的地栂池高原スキー場に到着しました。「で、レースはどこでやっていたっけ? 雪の広場近くだ」、実際、雪の広場近くに行ってみたが、案内板のようなものもなく、アナウンスもなく、どこでやっているんだかわからない。自分としてもレースに出るわけではないので、「雪の広場近く」ということだけわかれば何とかなると思っていた。しかたなく、ゴンドラの下まで降りて、インフォメーションセンターで聞くと、あまりわからないようで、「雪の広場でやっていますよ」しかわからない。「雪の広場のどこら辺でやっているか知りたかったのに」仕方なく、もう一度雪の広場に戻ることにする。

あそこに、TAJのゼッケンを着けた人の一団が 右側を滑ります(レース斜面上部)

 戻る最中、リフトに乗っていると、いかにも「競技していますよ」の斜面が、しかし行って見ると、それはアルペンスキーの競技会だった。仕方なく、雪の広場近くの、店員さんに聞くと「上でやっていますよ」とのこと。気を取り直して、店を出ると、「テレマークスキーゼッケン●●番、●●選手出発しました」のアナウンスが、しかし声はすれども姿は見えず。この近くのどこかで確実に行われている。さっき上がったリフトのさらに左上のリフトを上ると、「あそこにTAJ(日本テレマークスキー協会)のゼッケンを着けた人の一団が、アナウンスもはっきり聞こえる」。
 近づくと、ゼッケン●●番の人が実際に出発していた。間に合った、ここでレースをやっていた。雪の広場近くなのだが、雪の広場より一つ上の白樺ゲレンデ付近で、実際に行われていた。自分も「レースに出るわけではないから」詳しく調べなかったのだが、とりあえず一安心。自分みたいな、中級者が近づいてもいいのかな、と思うが勇気を出して、観戦に行く。(後日談:よーく見たら、別の場所にきちんと白樺ゲレンデとメモしていた、全て一人芝居、完全な思い込み)

滑っている人を撮るのは難しい 左側を滑ります(レース斜面の中部)

 この時行われていたのが、クラシックレース、ただ滑るだけでなく、スケーティングでの登りがあったり、360度くるっと向きを変えるところがあったり、です。写真を撮ろうと思ったが、滑っている人を撮るのは難しい。タイミングが合わず、写っていればまだましで、何も写っていない写真を何枚撮ってしまったことか。改めて再認識です。

極めて大雑把な概念図 ジャンプ台でジャンプ

 極めて大雑把な概念図を作ってみました。スタートし、滑降をしてから、高さ50cmくらいのジャンプ台があり(上側の赤四角)、5mくらいスケーティングで登る場所があります(上側のまる)、その後滑降し、ゴール手前まで行ったところで、360度向きを変えるところがあり(下側の赤四角)、ゴール手前で50mくらいスケーティングで登って(下側のまる)、ゴールです。

5mくらいスケーティングで登る 50mくらいスケーティングで登る

 転倒したりする選手も中にはいました。旗門を通過せずに、失格となる選手も中にはいました。なお、観戦中は、天気が良いため、寒くもなんともなかったです。スキー場でじっと観戦しているわけですから、吹雪いたりしてなくて本当に良かったです。それに、吹雪いたりすると、カメラの動作も鈍くなるし、写真写りも悪くなるし、天気が良くてよかったです。基本的に30秒おきくらいで次の選手が出発し、たまにコースの整備とかで2−3分待つことがありました。
 少しずつ下りながら、全部のコースを見終わる。もう一度コースの出発点から見てみようとリフトに乗って上まで行ったら、ちょうどレースが終わったところだった。

FINISHの文字が見えますでしょうか? ゴールです 間隔を置いてスタートするのですが、
最後のスケーティングで追い抜かれそうになる人も

15:45 クラシックレース終了・見学終了
 クラシックレースの感想:見れないかもしれないと思ったので、とにかく一通り見れて良かった。細かい技術はわからず、こういうことをしてるのだな、しかわからなかった。あと、選手への声援を聞いて、選手の表情を見て、他人事ながら「自分もがんばんなきゃ」という感じである。
16:30くらいまで滑る
 レースは終わった、「自分も少しは上達せねば、半日券の元を取らねば」ということで、16時30分ころまで、自分はゲレンデスキーです。

この日の栂池は快晴

2月4日
天気:朝のうち雪、9時ごろから晴れ
 宿から2−3分、栂池高原スキー場
 全日本選手権が始まるまで滑る
8:50 インスペクション
 インスペクションって何だと思っていたら、クライミングで言うオブザベーション、要はコースの下見です。コースは昨日と同じで白樺ゲレンデです。

インスペクション 開始まで時間があるので、ワックスを塗ったり、している所

10:00 ガルモントカップGSレース開始
 今度のレースは、昨日あったスケーティングがありません。滑るのみです。感想としましては、前走として、中学生くらいのアルペンスキーヤーが滑ったんですけど、そっちの方が速い感じ。テレマークはこういうところをすべるためのものではない気がする。ゲレンデをただ単に滑るのなら、アルペンスキーだと。競技者はどうだか知らないが、観戦するのなら、前日のクラシックの方がはるかに面白い。

レース斜面の下部

 11時に1走終了、11時30分から再び2走、インスペクション、12時から前走、12時5分から競技開始です。それにしても、ここ白樺ゲレンデは、テレマーカーが多く滑っている。テレフェスだから当然だが、刺激になります。次の競技が開始するまで、滑りまくろう。

ゴール地点にある、滑ったタイムが出る電光掲示板 スタートするところ

12:40 もうそろそろ競技は終わると思うが、だいたい見たし、翌日のこともあるので帰る
12:45 宿に着く
13:15 宿出発
13:56 栂池高原(バス停)発→14:15 南小谷駅着
                    14:36 南小谷駅発→18:00 八王子駅着

八ヶ岳だと思います 富士山

 行きに続いて帰りも、車窓からの景色が楽しめました。ちなみに、富士山は見えるのですが、基本的に電車の進行方向に見えるので、写真を撮るのは難しいです。甲府を過ぎた頃は、正面に富士山が来るのですが、前景に山が来てしまい、頭を出すだけの富士山となってしまい、これまた被写体として難しいです。
18:05 八王子駅発→18:22 国分寺駅着
 その他写真集

技とタイムを競い合います
ジャンプして着地
ガルモントカップGSレースのゴール地点


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