川苔谷 逆川

7月23日
天気:曇り午後ところにより雨
講師:3名、講習生:13名(自分を含む)
 東京都山岳連盟主催・沢登り教室、実技2回目です。

8:05 国分寺駅発→9:14 奥多摩駅着
 バスが行ってしまった!! 9時43分発のバスに乗るはずが、出発時刻が9時30分に変更になっていて、バスが行ってしまった。次のバスは11時30分だ。急遽、7人乗り位のタクシーに変更(料金はバスとほとんど変わらず)、気を取り直して、出発。
9:55 奥多摩駅発→10:05 川乗橋着
10:35 沢への道を入る(写真(1))、5分ほどで沢まで降りて、そこで沢のしたく(写真(2))

写真(1)これから沢への道を入ります 写真(2)沢のしたく

11:10 出発
 沢まで下りた所から5分ほど下降して、出合です。例年より水量が多いようです。
11:30 2段10mの滝着(写真(3))

写真(3)2段10mの滝 写真(4)ブルージックと2枚カラビナで通過

 例年より水量が多く、登るのに難しいことが考えられるので、斜面の右側を巻きました。最初はブルージックで通過し、距離にして半分くらい行って、だいぶ傾斜がゆるくなったところから「2枚カラビナ」で通過しました(写真(4))。(2枚カラビナ:シュリンゲに2枚カラビナを通し、一方をザイルに、もう一方をハーネスに装着した管付カラビナにとめる)通過にずいぶん時間がかかりました。今日は帰りが遅くなりそうだ。
12:30 2段10mの滝出発

写真(5)あせると滑る4mの滝 写真(6)ステミングで進んだ、小滝を通過

 「帰りが遅くなりそう、なんとかしなきゃ」とあせる。あせっていたら、自分はそんなに難しくない4mの滝(写真(5))で滑り膝を軽く打ってしまった。しかしこのミスで目が覚め、あせっても仕方ないと思い、その後は滑ることなかったです。少し進んだところで、足と腕でつっぱった状態(ステミング?)で進む、小滝(写真(6))などありました。小滝の連続です。
 その先の滝(写真(7))も普段なら簡単に通過できるのでしょうが、水量が多くて難しそうです。最初は、左側を巻いていました。でも、講習生が数人登ったところで講師さんが、「巻かずに行ってみよう」ということで、シャワークライミングです。水もそれほど冷たくなく、滝の淵も腰下ぐらいまでで、思っていたよりは簡単に通過できました。左側を巻いた人と、滝を直登した人の割合は半々くらいだったと。
 下の写真(8)はゴルジュの隙間から新緑が見えて、もっときれいな写真になると思ったのだが…

写真(7)シャワークライミング 写真(8)ゴルジュの隙間から新緑

 今回、遡行図を書いてみたのですが、ここら辺から遡行図が、大雑把になってしまいました。もっとこまめに地図を見て、メモを取らねば…。遡行図をのせますが、これは当然公的な記録でなく、初めて本格的に遡行図に取り組んだ私的な記録です。普通、遡行図には写真を撮った位置など入っていませんが、個人的に入れたかったので、入れました。もちろんこの文章も私的な記録です。
15:10 大ダワ沢との合流地点
 5mの滝はちょっとした高巻きをしました。この滝の通過にもだいぶ時間がかかりました。水量が違うときに来ていたら全く違う沢に見えたでしょう。これも沢登りの面白いとこですが…
16:20 10m大滝
 他の滝に比べて横幅の広い、水が平均的に細かく分散している、きれいな滝でした。本来ならこれも登るところですが、もう16時半、これをこの人数でまともに登っていたら1時間半かかってしまうので、左側を巻きます。

私的・遡行図

16:30 ウスバ林道着
 沢靴から普通の靴へ履き替えます。沢登りをしている最中は、雨は降りませんでしたが、この後、少し降る事がありました。
16:50 ウスバ林道出発
 多少道は崩壊しています。
17:05 大ダワ着
 ハーネス、ヘルメットを外します。
17:20 大ダワ発
 山ノ神までは、ずっとなだらかな道です。
18:00 大根ノ山ノ神(10分ほど休憩)
 ここで、ヘッドランプを装着、自分は念のため使い(点灯)ましたが、たいていの人は点けてなかったです(暗くなるぎりぎり手前で帰れました)。

今回のトラックログ(赤:沢登り、黄:登山道)

18:50 鳩ノ巣駅着
解散

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