モミソ沢〜ナガレの沢下降(登山教室Timtam)

今年の沢登りはこれで終わり。
今回の目的といえば、10月の沢登りは経験したことがなかったので、10月の沢ってどんなものなのだろうと。水はそれほど冷たくなかったです。10月だから水が冷たいとか、4月だから水が冷たい、という訳ではないのだ。

10月9日
 天気:雨のち曇り
 ガイド:M浦さん、参加者:T田Tを含めて3名

6:40 新宿駅発→7:55 渋沢駅着
8:10 渋沢駅発(ガイドさんの車で)
 このときは、だいぶ雨が降っており、中止も考えられましたが、とにかく行って沢の状態を見て、中止にするかどうか決めようということです。
8:35 新茅山荘着

 ここで沢装備に
8:50 出発
9:00 モミソ沢入渓

 この頃は、雨もほとんど問題なくなっており、沢の増水もそれほどでなく、「中止」ということはなくなりました。水もくるぶしくらいなら、冷たくもなんともなかったです。雨は9時15分ごろにはやみました。そして、自分にとってちょうどいいくらいのレベルの小滝が連続でした。この日は、講習生の中では経験豊富ということで、一番最後をつとめさせていただきました。ガイドさんに「お助け紐」を出していただく(自分は1回のみ、なくても越せた?)ことがありましたが、たいした時間のロスもなく、どんどん進めました。沢はこれくらいの人数が一番かもしれません。
10:30―10:45 大棚12m

お助け紐を出してもらう 大棚12m

 大棚は最後の滝に上がるところが難しかったです。下から見るとそうでもないのですが、岩が逆層で置ける足場がないのです。登りではザイルを出してもらったのはここのみです。自分、ちょっと時間はかかりましたが、自力で完登です(ちなみに、大棚には水は流れていません)。途中から水量はほとんどなかったです。大棚を越えた後のガレ場は登山道だと急登ですが、沢のツメにしては普通以下だと。
11:30―11:45 登山道(休憩)

登山道にたどり着いたところにちょうど、アケビが生っていました。アケビというのは野趣を楽しむもので、食べるところはあんまりないようです。

11:55 ナガレの沢入渓・下降開始

 沢下降は初めてではないですが、普段、沢から登山道に出れば「とりあえずは一安心」なので、なんか不思議な感じです。丹沢の小さな沢で「登りのみ沢」だと、懸垂下降をすることがないので、懸垂下降の練習に良いかもしれません。

懸垂下降

 懸垂下降を3度ほど
 平らな場所から、懸垂下降をしたので、(1度カラビナを落とした以外は)3年前の自分に比べたら、うそのように自然体で懸垂下降ができました。ザイルを束ねるとき、肩にかけずに手のみで束ねていました。沢などザイルが汚れるときは、この方が良いとのこと。状況に応じて、いろいろあるのだな。

13:40 戸沢出合

14:00 新茅山荘着
14:15 出発
14:35 渋沢駅着・発→16:10 新宿駅着


今回の山行のトラックログ(登山道:黄色、沢登り:赤、沢下降:緑)

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