ゲレンデ外での本格的な滑りは、今シーズン発。今の自分にとって、難しすぎず、易し過ぎずで、ちょうどよいレベルでした
2008年2月3日
2月2日
17:12 新宿駅発→17:39 大宮駅着
17:50 大宮駅発→19:00 長野駅着
長野駅から、すぐ近くのホテルに泊まる(素泊まり)
2月3日
主催:妙高バックカントリースキースクール(MBSS)
ガイドB・R氏(日本語の上手な外人)、参加者:自分+自衛隊の方2名
天気:雪
6:31 長野駅発→7:12 妙高高原駅着・発→7:25 赤倉観光リゾートスキー場
準備もできたし、ウォーミングアップをして来ようと思い、スキーの板を付けると左のビンディングがたるんでいた。前回から特に動かしていないので、自然に緩んでしまったものだろう。とりあえず、ツアー開始前に気がついてよかった。器具の調整をしているうちに、ウォーミングアップの時間が終わっていた。でも、器具の調整はできました。
9:00 ツアー開始・リフトに乗る
9:40 リフト下車
リフトを下車したところで、シールを貼ります。おお、自衛隊の方二名は、シールなしです。どうも、自衛隊スキーというものがあるようで、ストックが長くて伸縮できないタイプのもので、靴は皮靴(プラスチックでない)のようです。さて、シールを貼ろうにも雪が降っていて、シールを貼ろうとする間にも板に雪がつく(シールの粘着力弱くなる)。こういう時にうまく貼る方法も教わっておくべきだった。その他、ガイドさんから「ストックが短い、登りは下りよりも20cmくらい長くするとよい」ということを教わる。シール装着完了、ビーコンに電源を入れて、ビーコンの動作を確認にして出発です。
10:00 ゲレンデの外へ出発
ガイドのB・R氏 | 自衛隊の二人 |
自衛隊の方は、最初はウロコ付きの板で登ってましたが、それでは追い付けないとみるや、板をはずしてツボ足で登ってきました。ツボ足でシール組に追いついてしまうところは、さすが自衛隊である。この時は自分のペースもよく、写真を撮る余裕もありました。
10:52−11:10 青丸で示したあたり(下のトラックログ)で弱層テスト
弱層テストをするには板を履いたままではしずらいので、スキーの板をはずすと、片方の板のシールが10cmほどはがれていました。すぐ、ガムテープで補修。
弱層テストです。雪を90cmくらいの深さに掘り、縦30cm、横30cm、高さ90cmくらいの雪の四角柱を切り出し、四角柱の上にシャベルをのせ、まずは手首で10回ほどたたきます(これで四角柱が崩れたら要注意・雪崩の危険高い)、次にひじで10回ほど…、2,3回目で崩れてしまいました。ちょっと怖いです、場所を選べば雪崩の危険性はないとのこと。
山を登る | 弱層テスト |
シールがはがれていたためか、弱層テストの結果がそれほどでもなかったためか? この後、怖気づいて、前のめりで登る悪い癖が出る。ストックを後ろに付こうという意識はあるのだが、どうしてもストックを前について前のめりになってしまう。しいて良い点を挙げるとすると、以前は前のめりになっていることすら気づいていなかった(前回、玉原でストックを後ろに突くといいといわれる)。今回は、「前のめりになっている」自分を観察できた、「普段なら問題ないが、怖気づくと前のめりになる」と、問題意識ができた。さて、どんな対策を立てようか?
前のめりになりつつも、ある程度の冷静さは保てて、多少遅れはとるが、大ブレーキにはならず、なんとか山頂までたどり着ける。
12:05 前山山頂・昼食
山頂写真(特にピークを示すものはないです) |
食事をとっていると、自衛隊の方から、「手袋は地べたに置かない。雪山では、常に手袋をはめるようにする。もしくは上着の内側に入れる」ということを言われる。こういう言葉は久しぶりに聞いた気がする、「そういえばそうだ」。最近、こんな事でも通用する山しか行っていないということかもしれない。
12:35 シールを外して山頂出発
視界は良くてもこの程度 | 滑ってくるのを撮るのは難しい |
ゲレンデ外を滑るのはほぼ1年ぶりなので、最初は緊張する。パウダーを滑る、ずいぶん直滑降にしてもそれほどスピードは出ない。逆にすぐに止まってしまう。ところどころ滑りやすいバーンがあるが、基本的に樹林帯の中を滑る感じ。そして、藪はほとんどなかったです。ガイドさんから、ターンをじわーっとするように言われる、言うことを聞いたら、うまいことテレマークターンができた。新雪でのテレマークターンは何度かできたが、できないこともあり、まだまだです。でも、滑ることを楽しめる程度には滑れました。パウダーの浮遊感というのをよく聞きますが、多少体験できた気がします。
木に積もる雪(1) | 木に積もる雪(2) |
木に積もる雪がなんかかっこよかった。
「この滑りならだいたいのところ行けるよ」ガイドさんから言われる。下りは、遅れることなくガイドさんについて行けました。
滑ってくるガイド氏 | 滑ってくる自衛隊S氏 |
14:30 ゲレンデに到着
今回の山行のトラックログ(登り:赤、下り:黄)(ゲレンデを含まず)、青丸付近で、弱層チエック |
ゲレンデに戻り、ある程度滑ったところで、「もう一本行こう」、リフトに1回乗りゲレンデを滑りました。
15:00 解散
今回の山行のスピードの図(縦軸:スピード、横軸:時刻)(ゲレンデを含む) |
15:41 新赤倉三叉路(バス停)発→15:52 妙高高原駅着
16:52 妙高高原駅発→17:35 長野駅着
17:42 長野駅発→19:06 大宮駅着
19:14 大宮駅発→19:45 新宿駅着
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