スポーツクライミングのビレイテクニック 主催:都岳連

2006年11月18日
会場:東久留米市スポーツセンター第1体育室

講師:都岳連競技部(メイン講師は篠Zさん)、参加者:20名程度だったと記憶

8:02 西国分寺駅発→8:10 新秋津駅着
               8:22 秋津駅発→8:26 東久留米駅着
8:50 東久留米市スポーツセンター(地図がわかりづらい+自分も予習不足なので、駅から時間がかかってしまいました)
 沢講習でもお世話になったO講師に会う。

第1体育室の壁

 正直、この壁のスケールには驚きました。東久留米の(自分は聞いたことない)スポーツセンターだから、講習に使われる壁は4−5m程度のボルダリング壁で、実技は体験クライミング程度の講習で、理論的なことがほとんどだろうとばっかり思っていたので、「こんなとこに、こんなのがあるんだ」です。さらに壁を見ると5.12とかの課題がいくつもある、東久留米でクライミングがこんなことになっているとは驚きです。さすがに、本格的なクライミングジムに比べたらパターンの少なさは否めないですが、そんなものは休日に本気モードで行くとなると必要だけど、例えば平日に仕事帰りに、ちょこっと練習したいくらいなら十分な大きさだと思う(週に1度、東久留米市の山岳会に貸し出しされていて、事前に連絡すれば山岳会の人と一緒に使わせてもらえるという話です)。
9:00 講習開始
 クライミングについての説明
(1)クライミングロープをハーネスに結ぶ
 フリークライミングでは8の字結びを使う(アルパインではザイルが8−9mmだと締まりやすいので、ブーリン結びが行われることもある)。
(2)コール
 名前を呼んでから声を掛けるようにする(別の人に声を掛けると、間違った動作をしてしまうので)。
(3)Zクリップ
 ロープは最終プロテクションと結び目の間のロープを引き上げれば、起こらない(もし、してしまった場合は下のクリップを外す)
(4)ビレイする位置について
 登りだす最初は、壁の近くの、登っている位置の少し脇でビレイする:登っている人がロープの上に落ちると危険
 クリップの時だけでも、ビレイヤーは前に行ったほうがロープは屈曲せず、そのほうが登っている人もクリップしやすい。
 ビレイヤーは(登っている人が下りるときは)、壁の近くで下ろす。

10:15 実技講習開始
 3つくらいに班分けをして行う(自分はリードに自信のない組に)

練習の様子(1) 練習の様子(2)

 一番左側の壁を、リードで登りました。最近やっていなかった、クリップがうまくいかない。中指でカラビナを押さえて親指と人差し指でロープをカラビナにねじ込む(家でもっと練習しなければ、本日から毎日1回は触れるようにすること)。講師さんの話によると、車にヌンチャクをつけて、信号待ちの時間など、練習してる人もいるそうだ。
 次に、ビレイ。そもそもビレイ時の手の動作について注意される。右手を上に上げてロープを引いて下に下ろす、左手を右手の上におく、さらに右手を左手の上に置いて、左手をATCの上に持って行く(全図解クライミングテクニックP.44確保の方法1に同じ)。以前教わったはずなのに、忘れていました。この方法を使わないと、一瞬ザイルから手が離れてしまい、良くない(この方法も、図を壁に貼って毎日確認しよう)。
12:00 昼食
13:00 実技講習再開

練習の様子(3) 練習の様子(4)

(1)落ちる練習
 ある程度の高さまで登って、これ以上登れなくなったところで落ちて、下手な落ち方をしないように確認
 今、落ちたらどうなるか良く考えて落ちる。落ちる方向を見て落ちる。特に、足がロープに絡んだ上体で落ちると危険。
(2)ビレイ時に、ロープを少し流す練習
 登っている人が落ちたとき、ぴたっと止めるより少し流すほうが安全(リードクライミング):少しロープを流したほうが、衝撃を小さくできる。
 講師の方が右の壁のオーバーハングしている所から落ちて、その衝撃を少しでも和らげる練習
15:00 実技講習終了
 篠Zさんから、「クライミングはあなた達が思っているほど、危険でもないし、安全でもない」とのような事を言われる。そうかもしれない。
15:15 解散
 スポーツセンター周辺を散策

東久留米市スポーツセンター

16:01 ひばりが丘駅発→16:10 秋津駅着(徒歩)→16:15 新秋津駅着
                                  16:20 新秋津駅発→16:30 西国分寺駅着・発→16:35 国分寺駅着

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