IFSC WORLD CUP 2007 加須

(準決勝・決勝)

8:07 新宿駅発→8:57 久喜駅着
            9:08 久喜駅発→9:18 加須駅着

電柱に「ワールドカップの旗」 名物のうどん

9:35 加須市市民体育館
 上の写真にあるように、体育館前にちょっとした出店ができています。名物のうどんを注文したら、時間的に早かったようで、準備ができていなくて(同情の余地あり)、時間がたってしまいました。早く作ってくれー、始まってしまう。味ですか? 味どころではなかったのですけど、おいしかったです。
9:50 体育館に入る
 オブザベーションが始まっていました。「そういえば出ていなかったな、どうしたのだろう平山ユージ」オーバートレーニングシンドローム、とかで出場できず、今回は解説役です。なお、昨日は空席も存在しましたが、本日はもう座れない状態で超満員です、最後まで立ち見でした。自分は主催者ではないが、これだけ観客が集まってくれたことにとりあえずホッとする。外国人選手が「日本の会場はガラガラ」とか思ったらいやだったので、これだけ人が入りますので、これからもワールドカップ日本で行ってください。昨日よりは多い気もしましたが、本日も観客席は日本人ばっかりです。

左から見た準決勝壁 右から見た準決勝壁

10:00 準決勝スタート
 残念なことに準決勝も、男女同時です。予選は仕方ないと思ったのですが、両方の選手見れないから止めてほしい。ワールドカップではいつもこうなのだろうか? 予選とは逆に、今度は壁の左側が男子、右側が女子です。予選に出場した男子33名のうち、準決勝に出れるのは27名、女子28名のうち26名です。女子はほとんど通過です。

レストしているところ こんな風に手足が置けたら
これは自分には無理だと思う 素直にあこがれるしかない

 そういえば、クライマーは苦しい時など叫ぶイメージがあったが、今回叫ぶのをほとんど聞かなかった。たまたま、叫ばない人が集まったのか? その他、自分は個人的に「ガンバ」という言い方が苦手なので、かけられませんでしたが、他の人もあまりかけていないようでした。その代わりといってはなんですが、拍手と、落ちた時などの「どよめきの声」が会場を包む。こういうのは、国民性にもよるのだろう。
 前日、予選は下部のホールドの「大雑把な概念図」をつけましたが、下部では予選から、決勝まで落ちる人は一人もいなかったと思うので、重要でない情報ということで、準決勝・決勝のホールド概念図はつけません。

登っているところ、遠景 ゴールまでもうすぐだ
こういうのは、誰が最初に思いついたのだろう ラストスパート

13:27 準決勝終了
 お腹がすいたので再びうどんを食べに、会場の外へ、会場の外に出る時は半券を忘れずに。正確に言うと、先ほど食べたのが天ぷらうどんで、今度食べたのがタヌキうどん、両方とも400円だったと記憶しています。容器はプラスチックで、学園祭によくあるような感じのです。

混まないうちに、うどんのブース?にGO あっというまに人が集まってきました
ホールドが付け替えられます(1) ホールドが付け替えられます(2)

男子27名中ゴールまで行ったのが7名、女子は26名中ゴールまで行ったのはアンゲラ・アイターのみ。そして、準決勝の結果、決勝に進んだのは男子8名(その中で日本人は安間佐千のみ)、女子8名(その中で日本人は小林由佳のみ)です。野口啓代は残れるかなと思ったんですけど2ポイント?、2m?足らずに12位です。
 準決勝の前に平山ユージへの質問コーナーあり、なかなか競技が始まらなくてみんな待ちくたびれているから時間稼ぎとして、平山さん、お疲れ様です。
15:50 女子決勝オブザベーション

左が女子決勝ルート、右は男子決勝ルート(実際は女子決勝が終わった後さらに上部を修正)
ファイナリスト オブザベーション

 競技が開始する前に、自分なりに予想しました。「上の女子決勝ルートの写真で@が難しい」だろう。この予想は当たりました。すべての出場者が@で試行錯誤しています。しかし、よくよく考えてみれば、これくらい当てられないようでは、いくらなんでも何のために来たのかと。ちなみに、男子ルート(右側)も予想しました。Bが難しい、しかし、実際はAで、トーマス・ムラツェクを除いてみんな脱落していった、トーマス・ムラツェクもBで脱落していった。Bはいったいどうやって登るか見たかった。
16:00 女子決勝開始

矢印のホールドが… 難しい場所

 女子決勝二人目で、競技が中断されました。上の写真の矢印で示したホールドだったと思いますが、締めが弱くてホールドが回転してしまったようです(登っている女性は別の女性です)。その女性はもう一度始めからやり直し、予選、準決勝と特にトラブルなく進んでいただけに、残念です。一人目の女性はどうそこを通過したのだか覚えていない、ただ単に締め忘れたなら、一人目から問題が起こるはずだが、触れずに通過してしまったのだろうか? その後、二人を置いて再び登ってくれた女性に敬意を表したい。

ゴールまであと少し

17:30 女子決勝終了
 エキビジョン女子としてオノエアヤ(漢字不明)(12歳)が、登っていました。自分が12歳だったころは…
17:55 男子決勝オブザベーション
 オブザベーションは双眼鏡などを使って観察してもかまいません、手書きのメモは構いませんが、ビデオに撮るなどの行為は禁じられています。
18:08 男子決勝開始
 Aの場所を、他の人がみな落ちていく中、トマス・ムラツェックのみ見事通過、しかもその後、レストしながら片方の手でガッツポーズ、こっちは感動してしばらく体の震えが止まりませんでした。

ファイナリスト オブザベーションの様子
第一の難所 ゴールは近いぞ
なんで落ちないんだろう ここで一人を除いて、みんな脱落

18:55 男子決勝終了

19:10 加須駅着
19:20 加須駅発→19:33 久喜駅着
            19:52 久喜駅発→21:44 新宿駅着

優勝:男子・トマス・ムラツェック、女子・マヤ・ヴィドマー

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