室内壁体験

 あれは、2002年の6月だったか、「風の谷」の沢登りに参加し、その後の机上講習会に参加した。そのときはその講習内容など何の関心もなく、ただ、「風の谷」のガイドさんに会いたかったというだけで行った。講習内容は、確か岩登りだった。その時、「人工壁で登ったことのある人」という質問に半数ほど手を上げていたように記憶している。自分も山と渓谷誌などで、「人工壁」の存在は知っていたが、こんなにメジャーになっていることは、初めて知った。そして、実際に人工壁を登ってみたいと思った。
 2002年12月21日、「入門コース」に参加
 11:00-13:00 講習
  T-Wall錦糸町は、錦糸町駅から歩いて10分程度のところにあるクライミングジムです。
 大きさは、学校の教室を一回り大きくくした程度、入って右側のザイルなしで上るボルダリングが3mくらいの高さで、入って左側のトップロープクライミングのほうが8mくらいの高さです(2008年3月改修工事が行われボルダリング側が1階と2階に分かれました。下の写真はそれ以前のものです)。

トップロープクライミング ボルダリング

 ちょっとした準備運動の後、人工壁を登らせてくれます。最初はただ単にボルダリングのほうで、赤色印のついたホールド(壁にくっつけられた平均握りこぶしぐらいの大きさのかたまり)以外はつかんではいけないと制限がつきます。岩登りの楽しさを幾何学にたとえた人がいますが、体を使うだけでなく、かなりパズル的な要素があっておもしろいです。


これは、江戸川橋店で行われたB-Sessionの写真から

 次に、ハーネスを装着したトップロープクライミングをしました。8mの高さはかなりのものです。下で、指導員の人が確保(方法:下図)してくれています人工壁を登らせてくれるだけでなく、きちんと確保のほうも教えてくれます。このときは、そもそもロープに体重をかけるというのが、怖くてできずに草野さん(だと記憶、普通のインストラクターだと思っていたらあんな大物だとは、そういえばアウトドア・ボルダリング講習のときも大西さんがあんな大物だということを後で知る)に迷惑をかけてしまった。3点支持さえすればいいと思っていたので、ロープに体重をあずけるなんてとんでもないと思っていた。


ロープクライミング・イメージとして(これはリードクライミングですが、ヨコハマロックマスターの写真から)

一般1日使用料2100円 シューズレンタル420円、ハーネス315円
外に出たりするのも自由で、部屋の中で昼食をとっている人もいます。

初体験後2年くらいは月に1度、または3ヶ月に1度行く程度でした。しかし、徐々に面白さがわかってきて、最近ではかなり頻繁に顔を出すようになりました。

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