B-SESSION T-WALL東村山(予選見学)

12月10日
 予選見学といっても、いろいろすることがあって、女子予選は終わりの方しか見れませんでした。

12:54 国分寺駅発
13:30頃 T-WALL東村山到着

B−D課題 A課題

 女子予選は14名。課題はA-Fの6つの課題があり、一つずつ課題に挑んでいきます。一つの課題が終わったら(制限時間内に何回でも挑戦できます。完登したら競技終了)、いすに(課題に対して見えないように)後ろ向きに座って待ちます。待っている間、次の順番の人がFの課題に挑みます。そしてまた次の人がというように、2人の人が挑んだ(制限時間終了)ところで、いすに座って待っていた人が次にEの課題に挑戦して、というようにF→E→D→C→B→Aの課題に挑んで、A−Eの総合点で予選通過者が決まります。(UIAAの競技規則というのがこの方式)
 A課題は、上右の写真で、次の一手まで距離があり飛びつくような形になります。そこからまた、ヒールフックを使わなければ進めないのですが、上位通過者はお手本のようにこなしていきました。どの課題かは忘れましたが(確かB課題)、初めてトウフックを見ました。
14:00ちょっと過ぎ 女子予選終了

B課題 女子予選終了(D課題に新しいホールドを)

男子予選(28名)
 男子予選です。T-Wallスタッフの方たちにより、こんどは変わって緑色のテープが女子とは別のホールドにつけられていきます。D課題は新しく別のホールドがつけられました。半径20cmくらいの半球のようなホールドです。リードのコンペだと選手が挑む壁までだいぶ距離があり、細かいホールドなどは見学席からあまりよくわからないのですが、ボルダリングのコンペは壁までの距離が近く、結構細かいルートまでわかります。そして、ボルダリングコンペは、選手との距離も近く、選手と競技者が会話するような独特の雰囲気があるようです。
 リードクライミングよりもルートが見えるということで、競技が始まる前にオブザベーションを自分なりにすれば、「A課題はそれほど難しくなさそう、B課題は奥にあってあまりよく見えない、C課題は中間のところが難しい、Dも奥にあってあまりよく見えない、Eもそれほど難しくない、Fも中間のところが難しい」、のではないかという極めておおざっぱな見方をしました。結果は

A、B課題 C課題

15:00 男子予選開始
 男子はA→Fと課題をこなしていきます。A、Bは全員が完登していました。「Aがそれほど難しくない」という自分の予想は当たりました。Cは一人だけ登れなかった人がいました。Dは半分の人が完登、Eは一番難しく、登れたのは4−5人、Fは3分の1くらいの人が登れていました。Eの自分の予想は大外れでした。

D課題(半球のホールドをつかんでいるところ) D課題(ゴール)

D課題のみ、ゴールのテープがなく、上の右の写真が示すように、半球のホールドの上に足で乗り、手を離したところでゴールです。この課題は松島暁人が苦戦していました。

E課題(この一手からもう難しい) E課題(ここから上のゴールに行くのも大変)

他の課題はたいてい、少しくらい登ったところを見せられるのでしたが、このE課題のみ、半分くらいの人が、左の写真の所まで行けずにタイムオーバーでした。その先も、結構難しいです。

F課題 F課題


D課題の調子が悪かったのが、うそのように、松島暁人はF課題を6秒くらいで落としていました。不思議な人だ。

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