ハニワの詩

 

有難う君への交奏曲

君は、呼んでいたね。
必死に、消えないように、その一言を言うために。
誰のため?何のため?言う価値はあるのかい?
そんなのは分からない、ただ一言言いたい。
それが私の信念。
それが私の・・・
筋って言うもの。
そう、その一言・・・
「ありがとう」

伝えたいこの気持ち、この願い。
ああ、何故こんなにも狂うほど思ってしまうのだろうか。
嗚呼狂ってしまう。
恩人だから?違う、友達だから?違う。
もっと愛しくて、もっと愛してしまうから狂ってしまうんだ。
嗚呼、有難うではなく伝えたい。




「大好き」この言葉を貴方へ。


嗚呼、この一言で全てが変わる。
運命の交奏曲

 


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