ワディッチ今昔  
著者 トイ  監修 カエル仙人 ケロケロ文庫 2003/6/5
                           
ワディッチの基本的なルール、そして歴史を見ていきましょう。
伝説の名シーカー、ステージを優勝に導いたヒーロー、などなども紹介。

*ワディッチ基本
ワイン川のほとり名物のワイン川をどれだけくだるかというスポーツ。
ステージごとに競う。ステージが団結して優勝を目指す。

*用具
 競技に使えるのは、川をくだれる物。ワディッチに使う乗り物のことを「ボード」と呼ぶ。
 ただし、あまりにも大きかったり、魔法がかけられていたり、エンジン付きなどは禁止。
 タル、板、浮き輪、丸太、葉っぱ、などが主流だ。

*競技順序
1 カエル仙人のファンキー島に参加者は集合
  カエル仙人の開会式

2 ワイン川の最上流へ行く

3 ほとりの生き物たちによるファンファーレの後、
  カエル仙人の開始の腹をたたく合図とともに競技開始。

4 ものすごい歓声とともに長い長い戦いがスタート!
  

*ルール
 ・ ボードから落下したら終了。下りなおし。
   ただし、川の生き物や相手のボードに飛び移り、また自分のボードに戻るなどはOK。
 ・ 終了時間まで何回でも下ることができる
 ・ 下っている最中に敵や、じゃまな生き物への攻撃をしても良い。
   ただし、道具、強力魔法などでの攻撃やその他のあまりにもひどい攻撃は禁止。
 ・ ボードが破損しても、それを直せば競技続行可能。 


ワディッチ歴史
*ワディッチの起源
 ワディッチの歴史をたどるとなんと500年前ぐらいから行われていたみたいだ。
 カエル仙人のひーおじいちゃんの時代だ。
 ワイン川のほとりにカエルたちがやってきてから、早い時期に行われている。 

*記録に残されているワディッチの名勝負
 
・第一回
 記念すべき第一回ワディッチはカエル仙人のひーおじいちゃんの伝説の葉っぱ使いバドがケロケロ湖Wを優勝に導いた。
 もちろんMVPはバド。記録は1430m。第一回にしてはものすごい記録だ。
 
・バド、トップガン達成
 トップガンとは30位までをすべて1人で独占するというすごいタイトルだ。
 バドはなんとワディッチ最高のタイトル「トップガン」を第12回大会で獲得!
 そのときのバドの平均飛距離は2200m、MVP記録は2402m。
 ライバルのザザ(ケロケロE)、ミグ(ワイン川)、トマ(キノケロの森)、はくやしい惨敗。

・バド敗北
 50大会もの間、優勝はのがすことはあったが、MVPだけは逃すことがなかったバドがついにMVPを取れなかった第51大会。
 ひにくにもMVPを取ったのはバドの子供、キノケロの森の雄ラジニだった。
 MVP記録は2612mのレコード。

・51大会〜386大会
 このころの記録はあまりのこされていない。
 たぶん楽しすぎて記録を残すことすらわすれていたんだろう。
 ラジニやラジニのライバルのギプル、スライ、イルク、ゴコンチ、レイド、モジニなどが活躍したらしい。

・401大会〜499大会
 ここからはみんなも知ってるカエル仙人、アドバーグの時代だ。
 アドバーグVSワニ仙人ことワイン川の雄ドキドのすざまじいライバル対決、などなど。
 ちなみにこの期間の最高記録は第469大会に出た!
 バドのレコードを抜く、アドバーグの2982m!ちなみにドキドは2981m!
 時間的に最後の下りでの一騎打ち。はげしいぶつかり合いのすえアドバーグとドキドがほぼ同時に落下。
 わずか1m差でアドバーグが勝利。
 ちなみにみんなが知ってるカエル仙人の孫的存在のマロの最高記録は122m・・・

・新たな時代突入
 カエル仙人がこれ以上ほとりを隠すことは無理となり、開放することに。
 さらに多数のカエルたちは逆に外の世界に飛び出た。
 トイをほとりに呼び、さらにさまざまな生き物がほとりにやってきた。
 第500大会は新たな時代の第1回大会として開催!
 はたしてカエル仙人がたたき出したレコード2982mをやぶるやつはあらわれるのか!?

・新第一回大会
 記念すべき新時代の第一回大会はゲーマーが大活躍!
 ワイン川の雄ワニ仙人をほうふつさせるような身のこなしで1293mでMVPを獲得し、全勝でワイン川を優勝に導いた。
 他にはは ぽな、トヤヤ、シャア(ケロW) T・ZERO、モンダム(ケロE) ナイト(ワイン川) トイ(キノケロ)などが活躍。

・第二回大会
 第二回大会は総当りではなく、4ステージがいっしょに3回対決した。
 試合はすごいことに!なんとケロケロEとワイン川は3回戦ともだれもランクインなし。
 優勝はネコのにゃ次郎とシュウのスーパーコンビで他を圧倒したケロケロ湖Wがダントツ優勝!
 キノケロは一回戦でまーが1位を、二回戦でカビスマが1位を,3回戦にはワディッチエースまであとちょっとの2〜5位をまーが取るものの他はケロWに独占され敗北。
 MVPは一人大健闘したまーの1268m。ゲーマーのレコードにはとどかず。

・第3回大会
 第3回大会は元の総当たり戦にもどした。
 にゃ次郎、ぽな、プラズマ、と人材たっぷりなケロWESTと、最強まー率いるキノケロの一騎打ちになった。
 最終ケロW対キノケロの優勝決定戦、WESTのにゃ次郎が1位をとるものの2〜5位をまーが独占し、1291対4298でキノケロが勝利し、優勝を決めた。
 ワ川はナイトが、ケロEはアコードががんばるもののケロWとキノケロにはまったく歯が立たない。優秀な人材がほしいところ。
 最終結果 キノケロ3勝 ケロW2勝 ケロE1勝 ワ川0勝
 MVPは2回戦でまーが叩き出した1319m!ゲーマーの記録を破りレコード。2大会連続MVP!

・第4大会
 第四大会も総当たり戦!
 打倒キノケロを掲げるケロWEST主将にゃ次郎、現在ワディッチ最強まーの対決が見ものだった。
 なんとキノケロの初戦ワイン川戦をまーが欠場するという事態が発生したがお殿、カビスマの活躍で勝利!
 3回戦ケロW対ワイン川でにゃ次郎が新時代初のワディッチエース(1〜5位を独占)を獲得!
 それに答えるように4回戦ケロE対キノケロでまーが新時代初のワディッチマスター(1〜10位を独占)を獲得!ワディッチ最強の座はだてじゃない!
 ワ川は笑窪という良い人材を発掘したが、ケロEは×。ケロE対ワ川は笑窪がワディッチエースを獲得して完勝。
 そして今大会もケロWEST対キノケロの優勝決定戦となった。。
 1位4位をまーが、2,3,5位をにゃ次郎が取り、ケロWESTが勝利し優勝!にゃ次郎は打倒キノケロ&まーを達成した!
 この最終戦は超ハイレベル。1400台2発!10位の記録でも1136だった。
 ケロEはこの大会、オール0点(つまりだれも5位以内に入れなかった)という屈辱を味わった。
 最終結果 ケロW3勝 キノケロ2勝 ワ川1勝 ケロE0勝
 MVPは最終戦でまーが叩き出した1487mのレコード!なんと3大会連続MVP達成。やはり最強はまーなのか!?次の大会では1500m台が出るか!?

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