上州～信州ツーリング

慌ただしい朝を過ごし、時刻は午前9時、遅い出発になった。今回は、上州から信州へ抜けるルートをチョイス。関東からはポピュラーなコースになると思うのだが、静岡からだと、意外と行くチャンスが少ないエリアになる。東名～環八～関越道と何度も走ったルートだが、前橋ICで降りるのは初めてだ。県道10、25、15とつなぎ、伊香保温泉に向かう。

途中、水沢うどんの店が軒を連ねている。お昼はとっくに過ぎているが、駐車場はいっぱいだ。一軒の店で山菜大ざるを注文。蕎麦と違ってボリュームがあるので満腹満腹。伊香保温泉街の渋滞を抜けると、いよいよ新緑の中、標高を上げていく。気持ちのいいストレートを走ると榛名湖が見えてきた。

周辺は少しガスがかかり、スッキリとしない天候だが、時折日が差して新緑がきれいだ。

ここまでのルートは、某漫画で有名なルートだが、路面に波打つように凸凹の処理がされている区間があり、スピードは出せない。その代わりといっては何だが、R145方面への県道28は、走り屋御用達のような道で、道幅も広く路面状態もいい。でも、途中で事故を目撃してしまった。慎重に走ろう。

八ッ場ダムにより水没すると言われている川原湯温泉に立ち寄る。細い路地に共同浴場が三箇所あり、温泉街のいい雰囲気だ。

【5月25日】
5時起床。今日は、来た道を長野原町、吾妻町と戻り、中之条町を四万川沿いに北上。一度行ってみたかった四万温泉へやって来た。

時刻は午前9時、「四万清流の湯」は10時からなので、先に9時から入れる共同浴場へ。四万グランドホテル前にある「河原の湯」は、源泉のすぐ近くにあって効能が一番あるそうだ。こぢんまりした建物に男女別の内湯。浴槽は3～4人入ればいっぱいだろう。石造りでやや暗めの浴室は、落ち着いた空間だ。「四万清流の湯」は、打って変わって明るい雰囲気。開場と同時に浴室へ行けたので無人の露天風呂を撮影。内湯も清潔感があり、気持ちがいい。2時間500円、4時間800円で、休憩室もあり、メニューが張ってあったので食事も出来るようだ。

さて、温泉で満足したあとは少し走ろう。県道55で六合村へ。暮坂峠で一服。その後、R292で草津温泉。ここは何度か訪れたことがあるし、人がいっぱいで大混雑。早々に立ち去り、残雪の白根山を眺めながら志賀草津道路で標高を上げる。渋峠に向かう前にちょっと寄り道。万座温泉だ。白濁したお湯が効きそう～

熊の湯から山田牧場経由で帰りたかったのだが、県道66はゲートクローズ、冬期通行止め。R292を下り、14時、中野ICから帰路に着く。
18時30分、帰宅。静岡到着

今回の走行距離　826km