四国ツーリング

2005.9.21〜22訪問 2005.10.3作成

 

■2005年9月21日

3年前に天候の影響で行けなかった石鎚スカイラインを走ろうと、10時に姫路を出発。当日の朝ばたばたと準備をして遅い出発になってしまった。白鳥PAで遅めの朝食をとり、山陽道を西進。ふと、前回バイクを動かした時に、オイル量が少なかったことを思い出した。気にしたまま走れないので、福山東ICで降り、バイク屋探し。水曜定休日なのだろうか閉まっているところが多く、市内をうろうろ。何とかオイル交換をして再出発。R2で尾道に向かう。次は給油のタイミングを逃し、しまなみ街道の入り口を前にしながら、ガソリンスタンドを求めて尾道市内をうろうろ。以前だったらこんなミスは考えられないのだが、どうしちゃったんだろう? 

しまなみ街道を往く
しまなみ街道を往く

今夜は、松山泊まりのつもりなので、しまなみ街道でのんびりしよう。因島北ICで降り、ツーリングマップルでおすすめルートになっている島の東側を回る。天候は曇り。空と海が同じ色で、因島大橋も霞んでいる。途中県道が通行止めで、急勾配の農道に迂回。ダートじゃなくてよかった。県道との合流手前に展望所があり、地蔵鼻が目の前に眺められる。島の南側には日立造船があり、巨大な船が見え隠れしていた。因島南ICから生口橋を渡り、生口島へ。ここは高速道がまだ繋がっていないので、R317で生口島南ICへ。料金所を何度も通るのが面倒になってきたし、14時を過ぎ空腹感も増してきたので、大三島と伯方島はパスして大島の「吉海物産市場いきいき館」へ。ここで昼食と思っていたのだが、なにやら工事中で閉店している模様。仕方がないので来島海峡大橋を渡って四国入り。来島SAで鯛飯が昼食になった。 

今治ICから、R196を西へ向かう。少し車が多いが、なかなか快適なシーサイドロードだ。相変わらずの曇り空だが、時折日が覗くと海が輝く。時刻は16時を過ぎたところなので夕日にはまだ時間があるけれど、道の駅「風早の郷風和里」(かざはやのさとふわり)で海を眺めながらしばし休憩。松山市街地に入ったら、7月に購入した「Mio168RS」の出番。これはGPSナビ内蔵のPocketPC。目的地を設定して、ルート検索。音声案内をFMトランスミッターで飛ばし、FMラジオのイヤホンから聴くようにした。これならヘルメットの中でも十分聞こえる。ルートをはずれて再検索があったりしたが、18時過ぎにビジネスホテルに到着。シャワーを浴びたら、近くの焼鳥屋で一杯。70年代の歌謡曲がかかるカウンターだけのこぢんまりした店。いい気持ちでホテルに帰り就寝。

 

 

■2005年9月22日

8時過ぎに出発。R33を南下。ファミリーレストランで朝食を摂り、今日のルートを確認。台風の影響で通行止めの箇所がなければよいのだが。市街地を抜け、土佐街道、三坂峠を越えて久万高原町へ。県道12へ左折。一台の車ともすれ違わず、追いつくこともない貸し切り道路状態。この先暫くはガソリンスタンドも無いと思われるので、昨日の反省もあり早めの給油。瓶ヶ森村道の状況を聞くが、通行止め等の話は聞いていないとのこと。R494との重複区間を過ぎ、渓谷沿いを適度なコーナーを楽しみながら順調に進む。鳥居を過ぎると、面河渓と石鎚スカイラインとの分岐だ。面河渓に進み、五色河原でバイクを止めた。観光客は見あたらず、景色を独り占めに。

面河渓 五色河原面河渓 五色河原

静かに過ぎていく時間を楽しんだ後は、いよいよ石鎚スカイライン。ここでも車は見かけず、快適な二車線路を、土小屋まで一気に走った。駐車場から石鎚山を眺めるが、今は景色を楽しむより、走りたい気持ちが強く、素直にそれに従い瓶ヶ森村道へ。こちらは1〜1.5車線路で、ブラインドコーナーの連続。交通量は皆無だが、コーナーの先を凝視するのにも少し疲れた頃、瓶ヶ森が眺められる駐車ポイントに到着。ベンチに座り、やっと景色を楽しむ気持ちが戻ってきた。登山客が豆粒のように見える瓶ヶ森に、雲が速い流れでぶつかっていく。気持ちよい日差しに、快適な気温。雲を眺めていると時間を忘れそうになってしまう。

石鎚スカイラインと村道瓶ヶ森線の走行動画は こちら (WMVファイル 4.8MB)

瓶ヶ森瓶ヶ森 

この先は尾根伝いの道になるが、谷が深く吸い込まれそうな高度感を感じながら進んでいく。後半はまたブラインドコーナーの連続で、さすがに走るのに飽きてくる。ただ進むのみで、ほとんど記憶に残っていない。瓶ヶ森村道の終点は、旧R194寒風山トンネル脇。トンネルから先は崩落箇所があり通行止めになっていたので、高知方面に進み、新寒風山トンネル近くのR194に合流。トンネルを通って愛媛方面へ進むか、逆に高知方面へ進むか。この先の予定は無く、時刻も正午を回っているので、近くの道の駅「木の香」で昼食を摂りながら考えることにしよう。あまご丼をいただきながら、ツーリングマップルでルート確認。東へ向かうと早明浦ダム、そして高知道の大豊ICがある。この道の駅は、温泉も併設されているので、ここでのんびりして、高知道経由で帰ることに。料金600円の木の香温泉は、小さな露天と、内湯、水風呂とシンプルな構成だが、入浴客は私を含め4人。手足を伸ばせる湯船はいいですね。午後2時、道の駅を後にして、R194から県道17へスイッチ。吉野川上流の渓谷を眺めながらの快走路。そうこうしているうちにダム湖が見えてきた。先月までは渇水で大変な状況だったようだが、台風一つでこんなにも水が貯まるものかと驚くばかり。午後3時、大豊ICから高知道に乗る。高松道を経て瀬戸大橋を渡ったところで思い出した。香川県を通過しているのに饂飩を食べていない!善通寺か坂出で降りればよかったと思ってもあとの祭り。仕方がないので、与島PAできつねうどんなど食べて、讃岐うどんを食べたつもりになる。このあたりは日帰り圏内なので、饂飩はまた次の機会に食べにこよう。倉敷JCTから山陽道。日が暮れるまでには帰宅した。

 

 

 

白鳥PA これ、傾いてない?
山陽道、白鳥PA これ、傾いてない?
 
因島、上陸

因島、上陸

 
因島八景 地蔵鼻を望む

因島八景 地蔵鼻を望む

 
生口橋
生口橋
 
来島SAの鯛飯

来島SAの鯛飯

 
松山 「せんりょう」

松山 「せんりょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松山を出発

松山を出発

 
県道12 快走路!

県道12 快走路!

 
迫力の一枚岩

迫力の一枚岩

 
石鎚スカイライン入り口

石鎚スカイライン入り口

 
土小屋

土小屋

 
尾根伝いの道が続く 村道瓶ヶ森線

尾根伝いの道が続く 村道瓶ヶ森線

 
道の駅「木の香」 あまご丼

道の駅「木の香」 あまご丼

 
県道17 早明浦ダムはもうすぐ

県道17 早明浦ダムはもうすぐ

 
 
 
 
 

 

 

2日間の走行距離

754km