■2005年9月22日
8時過ぎに出発。R33を南下。ファミリーレストランで朝食を摂り、今日のルートを確認。台風の影響で通行止めの箇所がなければよいのだが。市街地を抜け、土佐街道、三坂峠を越えて久万高原町へ。県道12へ左折。一台の車ともすれ違わず、追いつくこともない貸し切り道路状態。この先暫くはガソリンスタンドも無いと思われるので、昨日の反省もあり早めの給油。瓶ヶ森村道の状況を聞くが、通行止め等の話は聞いていないとのこと。R494との重複区間を過ぎ、渓谷沿いを適度なコーナーを楽しみながら順調に進む。鳥居を過ぎると、面河渓と石鎚スカイラインとの分岐だ。面河渓に進み、五色河原でバイクを止めた。観光客は見あたらず、景色を独り占めに。
面河渓 五色河原
静かに過ぎていく時間を楽しんだ後は、いよいよ石鎚スカイライン。ここでも車は見かけず、快適な二車線路を、土小屋まで一気に走った。駐車場から石鎚山を眺めるが、今は景色を楽しむより、走りたい気持ちが強く、素直にそれに従い瓶ヶ森村道へ。こちらは1〜1.5車線路で、ブラインドコーナーの連続。交通量は皆無だが、コーナーの先を凝視するのにも少し疲れた頃、瓶ヶ森が眺められる駐車ポイントに到着。ベンチに座り、やっと景色を楽しむ気持ちが戻ってきた。登山客が豆粒のように見える瓶ヶ森に、雲が速い流れでぶつかっていく。気持ちよい日差しに、快適な気温。雲を眺めていると時間を忘れそうになってしまう。
石鎚スカイラインと村道瓶ヶ森線の走行動画は こちら (WMVファイル 4.8MB)
瓶ヶ森
この先は尾根伝いの道になるが、谷が深く吸い込まれそうな高度感を感じながら進んでいく。後半はまたブラインドコーナーの連続で、さすがに走るのに飽きてくる。ただ進むのみで、ほとんど記憶に残っていない。瓶ヶ森村道の終点は、旧R194寒風山トンネル脇。トンネルから先は崩落箇所があり通行止めになっていたので、高知方面に進み、新寒風山トンネル近くのR194に合流。トンネルを通って愛媛方面へ進むか、逆に高知方面へ進むか。この先の予定は無く、時刻も正午を回っているので、近くの道の駅「木の香」で昼食を摂りながら考えることにしよう。あまご丼をいただきながら、ツーリングマップルでルート確認。東へ向かうと早明浦ダム、そして高知道の大豊ICがある。この道の駅は、温泉も併設されているので、ここでのんびりして、高知道経由で帰ることに。料金600円の木の香温泉は、小さな露天と、内湯、水風呂とシンプルな構成だが、入浴客は私を含め4人。手足を伸ばせる湯船はいいですね。午後2時、道の駅を後にして、R194から県道17へスイッチ。吉野川上流の渓谷を眺めながらの快走路。そうこうしているうちにダム湖が見えてきた。先月までは渇水で大変な状況だったようだが、台風一つでこんなにも水が貯まるものかと驚くばかり。午後3時、大豊ICから高知道に乗る。高松道を経て瀬戸大橋を渡ったところで思い出した。香川県を通過しているのに饂飩を食べていない!善通寺か坂出で降りればよかったと思ってもあとの祭り。仕方がないので、与島PAできつねうどんなど食べて、讃岐うどんを食べたつもりになる。このあたりは日帰り圏内なので、饂飩はまた次の機会に食べにこよう。倉敷JCTから山陽道。日が暮れるまでには帰宅した。
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