さて、日本中を旅行していると色々な出来事に遭遇いたします。その 中には、危険な目にあったことや、ラッキーなことも、そしてムフフな ことも…(^^;)  私の旅行の体験談を「藤次郎旅行記」とでも題して書き込んでいきた いと思います…(^^;)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 第12話 「地獄めぐりの果てに…」  これは、”別府鉄輪温泉”でのお話です。  前日の夜大阪湾を出港した私一行は、その日の昼頃に小雨の降る別府 港に上陸しました…  このまま、別府市街を見て鉄輪温泉に向かってれば良かったのですが、 私が、”宇佐神宮”に行きたいとわがまま言ったため、”宇佐神宮”行 く事になりました。この”宇佐神宮”は、日本全国の八幡神社の総社で す。  ”宇佐神宮”を参拝した後、行きに来た豊後街道をやめ、直接”鉄輪 温泉”に通じる山道を行く事になりました…  友人の運転で出発した私一行は、雨が降る中、山道を走って行きまし た…しかし、友人の運転で、私は自分の車に自分が酔うと言う事になっ てしまいました。(注:補足として、友人は運転が下手なのではなく、 私の車が高出力であり、加えてブレーキ性能が友人の物より良いため、 加速制動のタイミングが違っていたためです…私、2000CCツイカム・ター ボ,友人1600CCツインカム)  従って、別府温泉の”血の池地獄”に着いた頃には、私はグロッキー 気味で満足に観光できる状態ではありませんでした…そのため、隣の ”竜巻地獄”を観光せずに、私はその日の宿に入りました。  しばらく宿の部屋で横になっていた私は、ようやく気分も良くなり、 ”別府地獄めぐり”をすることにしました…  ところが、私が横になってる間、宿を探検していた友人達はここの風 呂場が気に入ったとかで、私一人が観光する事になりました。  ”別府地獄めぐり”は、全部で9個ありまして、それぞれ ”竜巻地獄” ”血の池地獄” ”金龍地獄” ”白池地獄” ”鬼山地獄” ”カマド地獄” ”山地獄” ”海地獄” ”坊主地獄” となっていて、それぞれ温泉特有の奇怪な風景が見る事が出来ます。  このうち、”竜巻地獄”と”血の池地獄”は、”鉄輪温泉街”より離 れていますが、後は歩いて廻れる所にあります。  私が”別府地獄めぐり”をした頃には、夕方の閉館時間まぎわで、9 個の地獄の内、6個程しか観光できませんでした。  私が、宿に帰ってみると、友人達は喜々とした顔をしていました。  私が訪ねると、なんとこの宿の風呂は露天風呂でしかも、混浴である こと、加えて他に砂風呂,うたせ湯などの施設もあるとの事。  更に問うと、友人達は露天風呂で若い女性達と一緒だったとの事…  私も早速、風呂場に行きましたが、風呂場にいたのはジイサン,バア サン達でした…(;_;)  しかし、天は私を見捨ててはいませんでした。  翌朝、まだ寝ている友人達をよそに、一人朝風呂を浴びに行った私は、 極楽を見ました。  それは、私が風呂に入っていると、若い外国人女性2人と1人の日本 人女性が入ってきたのですから…  いやぁ、さすがに外国人女性は屈託もなく、平然と恥じらいもなくし かも、タオルで前をかくすでもなく喜んで風呂に入っていました。  一方、日本人女性の方はと言うと、さすがに恥ずかしがって、風呂に 入ると、さっさとすみっこの方に行ってしまいました。  逆に、私の方がさすがに恥ずかしくなって、目のやり場に困りました が、ときどきちらちらと女性を見ていました。  女性達が風呂にいる間中、私湯船から出る事が出来ませんでした。 (だって…男の子なんだもん…(^^;)  のぼせそうになる頭の中で、(うっうっ…極楽じゃ!!(^_^)) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  まあ、今回はこんなとこで…(^^;) 以上、藤次郎でした。 P.S.1 この”鉄輪温泉”は湯治場で、私行く前には(きっと、ジ       イサン,バアサンだらけだろう…)と思っていましたが、       実際には、たしかにジイサン,バアサンで多いのですが、       観光客は若い人たちが多かったです。       特に、外国人観光客が多く、私が今まで行った場所で、京       都,飛騨高山に次いで多かったです。しかし、外国人ギャ       ルは結構多かったです。(実際、何回か外国人ギャルに道       を聞かれた)       別府温泉で、日本人女性に人気があるのは、”湯布院温泉”       です。 P.S.2 この”別府温泉”で有名な混浴浴場は”ひょうたん温泉”       と言う共同浴場です。私は行きませんでしたが、やはり       ”鉄輪温泉”にあります。