さて、日本中を旅行していると色々な出来事に遭遇いたします。その 中には、危険な目にあったことや、ラッキーなことも、そしてムフフな ことも…(^^;)  私の旅行の体験談を「藤次郎旅行記」とでも題して書き込んでいきた いと思います…(^^;)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 第6話 「天註!!」  今回のお話は、山陰旅行で津和野に行ったときのお話です。  その日は、前日から走りずめで、20:30に東京出発→東名高速道 路→名神高速道路→中国自動車道→下関に12:00に到着しました。  途中、名古屋あたりで雨に見舞われ、土砂降りの雨の中、吹田JCT で間違えて中国自動車道に入らず、大阪方面に向かうなどのアクシデン トに見舞われながら、下関に到達しました。  下関で”関門海峡”や”赤間神宮(平家縁の地、安徳天皇陵)”など の観光をして、その日の宿泊地である津和野に向かい、16:00頃に 到着しました。  その日の津和野は、天気もよく、私一行は日が暮れるまでの間、”津 和野市街”を散策していました。  私達一行は、途中のトラブルも忘れるほど良い気分になり、その日は 前日からの疲れも(ビールも(^^;)手伝って、早々に寝付きました…  そして、それは突然やってきたのです…  私達が、熟睡している最中に、いきなり頭の上で、  「ドッカーーン!バリバリバリーーー!!」と言う音が…  私、(いったい、何事か?)と思い、寝ぼけ眼で目をさますと、窓の 外から閃光が…続いて「ドッカーン!ばりばりばりーーー!!」と耳を つんざくような音!  「全員無事か?」との私の声に、各人「アーーー?」とか、「何事?」 との寝ぼけた返事。  そのうちまた、「ドッカーーン!」の音に、誰かが、「アッ雷だ!!」  その声に正気に戻った私一同、部屋の電気を付けようとしたが、電気 が付かない…  「げげっ!停電かよ!!」  私は、枕元のバッグを引き寄せ、手探りでペンライトを引きずり出し、 部屋を照らしてみた…(特に、異常はないな!)  その間にも、雷の閃光と雷鳴はすさまじく、目と耳が変になりかけて いた。  カーテンを開けてみると、窓の外には…稲妻と豪雨の競演。  結局、一晩中雷は鳴り続けました。  翌朝、夜中の雷雨がうそのように晴れ上がった津和野で、残された私 一同、結局前日の睡眠不足に更に輪を掛ける格好となり、それでも、午 前中一杯”津和野市街”での観光を楽しんだ後、次の目的地”出雲”に 向かって出発しました…(-o-)。o○ネムイ・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  まあ、今回はこんなとこで…(^^;) 以上、藤次郎でした。 P.S.1 下関で河豚を食べようとした私達一同、時期ハズレなのを       しっかり忘れていて恥をかいてしまった。 P.S.2 関門海峡の潮の流れは相当速く、時間帯によって船の通過       する方向が決められているらしいです。       それでも、地元の漁船なんかは、潮の流れに逆らってなん       とか進もうとして、結局潮の流れに負けて流されていく光       景を何度か見ました。       なかには、船の速度と潮の流れが釣り合って、進に進めず       引くにも引けず、船のエンジン音だけがすさまじい号音を       あげている光景は、不謹慎ながら、端からみていて笑えま       す。