さて、日本中を旅行していると色々な出来事に遭遇いたします。その 中には、危険な目にあったことや、ラッキーなことも、そしてムフフな ことも…(^^;)  私の旅行の体験談を「藤次郎旅行記」とでも題して書き込んでいきた いと思います…(^^;)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 第5話 「名物ラーメン」  今回のお話は、札幌に行ったときのお話です。  札幌観光をしている内に丁度お昼になったので、「せっかく、札幌に 来たんだから、札幌ラーメンを食べない訳には行かないじゃないか!」 と言う事になって、”新ラーメン横町”に行きました。  やはりお昼時であったので、どこのお店も混雑していました。  やっとのことで、1軒のお店には行った私達は、早速ラーメンの注文 しました。  私、「俺、”チャーシューメン”!」  友人A、「俺はこの”北海道ラーメン”!!」  友人B、「じゃ俺はこの”名物カニラーメン”!!!」  しばらくして、まず私の”チャーシューメン”がきました。  またちょっとして、友人Aの”北海道ラーメン”がきました。  友人Bは期待に胸膨らませまっていましたが、一向に来る気配が有り ません…  私がほぼ麺を半分食べ終わる頃、やっと友人Bの”名物カニラーメン” がやっときましたが、私一同、きたラーメンを見て目が点に…(・_・)  それは…麺の上に、大きなゆでたての毛ガニが丸ごと「さあ、食って みやがれ!」と言いたげにデンと構えていて、しかもカニの足はどんぶ りをはみだして、まるでどんぶりを抱えているような格好をしていまし た…  私一同しばらく絶句していましたが、ハタと正気に返った友人Bは、 どんぶり上に構えている毛ガニと格闘を始めました。  私が、ラーメンを食べ終わる頃、友人Bは、まだ毛ガニの足2本を食 べ終えた程度…  友人Aがラーメンを食べ終わる頃には、やっと半分の足を食べ終わる 程度…  挙げ句の果てには、友人Bは毛ガニにあきたのか、もう片方の足を取 ると、私と友人Aに「あげる」といってくれる始末…  そうして、やっとのことで麺にたどりついた時、友人Bの麺はみごと のびきっていました。  友人Bはそんな事お構い無しに麺を食べ始めましたが、結局麺の1/3 は残しました。  ”新ラーメン横町”を出たところで、友人Bは  「もう、あの”名物カニラーメン”は二度とくわんぞ!麺を食べる前 にあのカニを食っちまおうとしたのが、失敗した!!しかし、あんなに 大きな毛ガニが乗っているとは、気がつかなかった。」  それを受けて友人Aは、  「アレッ知らなかったの?お前の後ろにあれの写真があったの…。お れも最初”名物カニラーメン”って書いてあったから、食べようかなと 思っていたけど、写真見てやめた!!だから、お前が注文したとき”勇 気のある奴だな”と思っていたんだけど…」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  まあ、今回はこんなとこで…(^^;) 以上、藤次郎でした。 P.S. ここで”新ラーメン横町”に入ったのは、その当時、”ラー      メン横町”より”新ラーメン横町”が美味いとの情報を得て      いたためです。