車のイグニッション・キーを捻った時から新しい旅立ちが始まります。 また、いつも通い慣れた道を少し外れて見ると意外な発見をしたりする ものです。 私は年数回の長距離旅行の他に、日帰りのドライブや自分の足を使った 散策も楽しんでいます。 近場でもちょっとした旅と洒落込むと結構楽しいものです。 そんな中で、またあれこれ起こった事を「藤次郎放蕩記」として書き綴 って行きたいと思います… −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 藤次郎放蕩記 第9話 「波の間に癒されて」  今回は、水族館の話をします。  私は、夏場になると水族館に行って水中を泳ぐ魚を見ているのが好き です。  今回は、この4つの水族館を取り上げます。他に東京タワー水族館、 上野動物園水族館等がありますが、最近私が行った水族館の話をします。 ・八景島シーパラダイスアクアミュージアム ・サンシャイン国際水族館 ・葛西臨海公園水族館 ・しながわ水族館 ・八景島シーパラダイスアクアミュージアム(\2,450)  JR根岸線新杉田の駅から横浜新都市交通に乗って八景島駅で下車。  八景島全体が娯楽施設で、水族館の他に遊園地やゲームセンターやヨ ットハーバー等があります。  その奥まったところに目指す水族館アクアミュージアムがあります。  アクアミュージアムには、去年初めて行ってそのとき魚の写真をデジ カメで撮りまくってきたのですが、その後写真データを入れて置いたパ ソコンが暴走してHDをフォーマットしていまい、数枚の写真を残して 消えてしまったと言う経緯があり、今回はリターンマッチとでも言いま しょうか、前回より性能アップしたデジカメに加えて、今回はビデオカ メラも持っていきました。  ちなみに…どこの水族館でもそうですが、写真を撮るときにはフラッ シュは厳禁です。魚の中にはフラッシュの光でパニック状態に陥る魚が います。  サンシャイン国際水族館や葛西臨海公園水族館では「フラッシュを使 用しないで下さい」と呼びかけていました。でも、どうしても水槽の前 に立って写真を撮りたがるのですよね…フラッシュをバシバシ焚いてい る不届き物が後を耐えませんでした。  えっ?私?私はデジカメのフラッシュモードを禁止状態にして映して いました。私の映す物は水槽の中の物ですし、水槽内は一部を除いては 十分明るかったですから。  \2,450の入館料に「相変わらず高いぞ」と思いつつも、中に入ると、 各水槽のディスプレイの綺麗さに、「高いだけある」と妙に納得してし まいます。  ここの呼び物は、 白いるか(ペルーガ) ラッコ セイウチ クリオネ  と、アクアチューブと呼ばれる大水槽を貫通するエスカレータです。  また、白イルカを初めとするトド,アシカ,イルカ等のショーもあり ます。CMでおなじみの歌も歌います。  展示やショーに満足して、帰りは、海路で横浜港のみなとみい21の ぷかり桟橋へ…  天気が良くて、ベイブリッジや房総半島がよく見えました。    ただ残念だったのは、ビデオカメラの操作方法に慣れていなくて、家 に帰ってビデオを見たら、録画ボタンを切り忘れてケースに入れっぱな しにするは、水槽間の移動やショーの合間に天井や地面を映していたり、 間違って録画ボタンを入れたと思っていたのが実は切っていて、アクア チューブの中の画像が抜けていたり、ショーの肝心な部分が抜けていた り、散々でした。 ・サンシャイン国際水族館(\1,900)  サンシャインシティの奥まった場所にあり、たどり着くのに毎度苦労 します。  昨年言ったときは、入り口を入ってすぐのあたりにリュウグウノツカ イと言う深海魚の標本があったはずですが、無くなっていました。  ここの呼び物は パンダイルカ(イロワケイルカ) ラッコ マンボウ  ですが、国際水族館と言うだけあって世界各所の魚の展示がしてあり ます。  また、アシカのショーがあります。  マンボウは巨大なため、外の水槽にいます。また、外光を遮るように 覆われています。それに加え、マンボウは急な方向転換ができないそう で、水槽で飼うと水槽の壁に激突してしまい、ショック死してしまうそ うです。ですので、水槽の中にビニールのカーテンを施してあります。 それでも、マンボウの口の周囲(一番先端にある)は、可哀想に皮膚が ただれていました。  それだけ敏感なのに、フラッシュをバシバシ焚く輩が居るのには参り ました。  睨み付けてやりましたが…  ここは、サンシャインシティーですから、水族館以外にもプラネタリュ ウム,博物館等、遊ぶところはいっぱいあります。 ・葛西臨海公園水族館(\900)  JR葛西臨海公園駅下車  ここは、都営なので都内に住む65歳以上の人は入館料は無料になり ます。  入り口にある下りエスカレータに乗っている間、自分が海面下に沈ん でいくようなBGMがらしさを醸し出します。  ここの呼び物は、 シュモク鮫 黒マグロ 鰹 マンボウ(但し、小さい)  です。私の記憶に間違いなければ、関東では唯一マグロが居る水族館 のはずです。  毎度聞くのですが、泳ぐマグロを見て刺身状態でしか知らないのでし ょう…「こんなんなってんだ」と驚く子供と「おいしそう」と言う おばさん。ビデオに撮って家で母に見せるとやっぱり「おいしそう」と 言っていました。  ここは値段の割に展示物が豊富で、見応えがある水族館です。  また、ここは水族館の他に鳥類館やキャンプ場もあります。  ここも帰りは水上バスを使用して海路日の出桟橋へ…海から見る臨海 副都心の眺めもまた一興です。  人の流れは、臨海副都心<->葛西臨海公園と言う流れがあるみたいです。 片方に飽きたら、もう片方に移動するみたいです。 ・しながわ水族館(\900)  京浜急行大森海岸駅下車、またはJR大井町駅から無料送迎バス有。  ここの呼び物はイルカのショーと水槽を貫通する回廊があります。  展示物は東京湾や川に生息する身近な魚の展示が主です。  ここの庭に池があるのですが、海水らしく、鯉ではなくボラが餌を求 めて寄ってきます。  ここで子供の頃ボラやハゼを釣って遊んでいたなんて信じられないく らい綺麗になってしまいました。  ボラの代わりにネズミや猫の死骸を引っかけてしまった思い出がある 場所なんですがね。  周りに娯楽施設と言うと、平和島くらいしかありません(ボートレー スと天然温泉)。あと夏場なら鈴が森刑場跡がありますが… −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  まあ、今回はこんなとこで…(^^;) 以上、藤次郎でした。