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>さて低速戦闘のもっとも基本的な戦闘技術がこのその1になります。 > >通常A・B2機の機体がヘッドオンの状態になるとお互いおおむね800〜1200 >ぐらい速度が出ている状態で擦れ違うことになります。 >ほとんどの人がだいたいこれぐらいの速度での擦れ違うことを前提に >タイミングを取っていると思われます。 >このときAが500〜700しか速度を出してなかったらどうでしょう。 >当然のことながらいつもと違うタイミングで擦れ違うことになります。 >しかしこのような小手先の技でもちろんBを撃墜したりはできません。 >Bも素早くその状況に対応して来ますから。 >A速度500〜700・B速度800〜1200という状態で何度もヘッドオンを >繰り返していればだんだんBもAの攻撃のリズムをつかんできて >そのリズムを逆手にとってAを撃墜しようとしてくるはずです。 >その時がチャンスです。 >何度もAが同じタイミングで攻撃を繰り返していればBは今度もAは >同じタイミングで仕掛けてくるだろうと思っています。 >ここで今までは速度500〜700で擦れ違っていたのを800〜900で >擦れ違うようにしてみてください。 >そうすると今までより1テンポ早く攻撃を開始することができますから。 >今までより1テンポ早いタイミングで攻撃をしかけられたBは慌てることに >なります。 >もしくはAが焦って失敗して1テンポ早く攻撃して来たと思って油断して >いる場合もあるでしょう。 >このとき特にマイクロミサイルのように連射が効くミサイルを撃ってこられた >場合今までの速度を落とした状態から撃ってくるミサイルに慣れていると >速度が出ている状態から撃ってくるミサイルは格段に早く感じられるので >大きなプレッシャーを与えることができます。 > >この低速戦闘その1を支える理論は次のようになります。 > >1.わざと少し変則的な動きを繰り返し行う >2.相手がそのリズムに慣れるのを待つ >3.相手がこちらのリズムを見切って攻撃を仕掛けてこようとするところに > 今までとは少し違う動きで攻撃をしかける(このとき相手に違う動きで > 仕掛けてこようとしているのを悟られないように変化はなるべく小さく > 押さえること) >4.同じタイミングで仕掛けてくると思ってる相手は多いに慌てることになる
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