SPEED LIVE 2003 『ライブレポート』(名古屋公演初日)


[セットリスト | 会場到着・グッズ販売 | 開場・開演 | 1曲目〜MC(1) | 6曲目〜MC(2) | 8曲目〜12曲目 | 13曲目〜MC(3) | 18曲目〜アンコール前 | アンコール〜終了]


<名古屋公演初日セットリスト>
1.Be My Love
2.Go!Go!Heaven
3.STEADY
4.ALL MY TRUE LOVE
5.愛が泣いてる(hiroソロ[仁絵ダンス(映像)])
6.MC(1)
7.I REMEMBER
8.Snow Kiss
9.MC(2)
10.my graduation
11.Butterfly(絵理子ソロ[寛・多・仁バックコーラス])
12.ALIVE
13.バンドメンバー紹介
14.Deep Blue & Truth(トランスVer.(?))
15.I Got You(仁絵ソロ[寛・絵バックコーラス])
16.Walking in the rain(ゴスペラーズ提供曲)
17.Long Way Home
18.MC(3)
19.Stars to shine again(Tommy february6提供曲)
20.Kiss you 情熱(多香子ソロ[寛・絵・仁バックダンス])
21.Too Young
22.Body & Soul
23.White Love
24.Breakin' out to the morning
25.Wake Me Up!(アンコール@)
26.熱帯夜(アンコールA)
27.I' ll be all right(アンコールB))


[1.ライブ会場到着・グッズ販売]
 2003年11月20日(月)、15時30分に笠寺駅に着いた私は、ライブ会場である名古屋レインボーホールの2階、スタンド席入口前で友人と待ち合わせた。 「あれ…、管理人は大学生だから授業があるはずなのに何で15時30分に会場に行けるのか?」と思った方は鋭い。実際、管理人は4コマ(14時30分〜16時10分)に授業が あったはずだが…あまり深く突っ込まないように(笑)。←この授業のノートは友人にしっかりと頼んでおいた…おっと、皆さんは真似しちゃだめですよ(笑)。学生は勉強が仕事なので。 (説得力ないな〜(苦笑)。)

 さて、入口前の広場には周りを柵に囲まれたテントが設営され、グッズを紹介する看板が置かれている。私が会場に着いたときには既に短い列が出来ていた。グッズを買う予定だった私は とりあえず列に並ぶことにしたが、並んだ後で1階の広場を見下ろしてみると、下にもテントが設営されていた。私は1階のアリーナ席のチケットを持っていたので、一瞬、 アリーナ席(1階)とスタンド席(2階)でグッズの購入場所が分かれているのかと心配になってしまった。しかし、後ろを見るとかなり列がのびていたため、グッズを買う予定が なかった友人に1階のテントの偵察に行ってもらうことにした。…10分ほど経って友人が帰って来ると、どうやらチケット別に上下で分かれているわけではないという報告を受けた。 ということで私はしばらくそのまま列に並んで待つことにした。

 その後は1・2階のテントの周囲とも人が増え続けたが、16時頃に大きな変化があった。下のテントに集まっていた大勢の人が2階に駆け上がってきたのだ。どうやらグッズの先行発売は 2階のテントだったらしい。2階の行列がさらに長さを増した16時10分頃、テントからSPEEDの新曲である「Be My Love」が流れ始めた。「只今からグッズの先行販売を行います。4列に並んで 柵の中にゆっくりとお入り下さい。」スタッフの方の声が響くと、列は徐々に動き始めた。私は列の前の方だったのですぐに柵内に入れたが、柵の中には一定以上の人が入れないようになっており、 グッズの販売を円滑に行う工夫がされていた。カウンター前に出来た行列に並んで、とうとう自分の番が来た。私は最初、パンフや携帯ストラップ、ビニールバッグ等を買う予定だったのだが、 一つ一つ言うのが面倒になってしまい、結局全種類買ってしまった(苦笑)。結構痛い出費だが…まあ、それはよしとしよう。(ちなみに…全種類1個ずつ買うと14,000円である。)


[2.開場・開演]
 グッズを買い終えた私は、夕食を調達するために友人と笠寺駅に戻った。本当はここで一苦労あったのだが…とりあえず食べ物を買うと、再び会場に戻り、今度は1階のアリーナ席入口に向かった。 座席指定のチケットだったため、あえて早くから並ぶ必要はなかったが、かといってすることもないので入口前の列に並ぶことにした。入口は3つあるため3×2列で並んでいる。私と友人もそれに 続くと、開場まで20分ほど待った。待っている最中はスタッフの方がしきりに「会場内へのカメラ、ビデオ等の持込みは一切禁止です!入口にて持ち物検査をさせて頂きますので、カバンをお持ちの方は カバンを開けてお待ち下さい!」と、列に並んでいる人に呼びかけていた。

 間もなくチケットの確認と持ち物検査が始まった。私は双眼鏡を持って行ったのでそれが一瞬カメラと間違えられたが、何とかスムーズにチェックをパスすることが出来た。入口を入ったところに あった座席配置図を手に取った私は、友人と奥の方へと進んだ。スタジアム部分(実際にライブを行う場所)に入ると、中は霧でもかかったように白くけむった空気で満たされていた。 リハーサルの後であることが非常によく分かる。とりあえず席を探すと…同一ブロック内では一番端だったが、ステージには結構近い場所だった。確か前から10列目ほどの位置だったと記憶している。 座席の上にはパンフレットが置いてあり、ファンクラブの入会案内、Save The ChildrenやBe My Loveの広告、絵理子が出演する『スター誕生』の先着予約の紙などがあった。しかし、特に私の目を 引いたのは、SPEED公認オフィシャルグッズである『SPEEDミラーオルゴール』の注文用紙である。会場でも販売しているらしいが、通信販売もO.K.とのことなので、私は後日、通販で買うことにした (ただし、限定品なので欲しい方は振込みをお早めに!)。


[3.1曲目〜MC(1)]
 さて、開場から開演までの1時間がこれほど長く感じたことはないだろう…。開演予定の18時30分を少し過ぎたところで、会場の照明が全て落とされ、場内は歓声に包まれた。スポットライトによる オープニングの後、ここ最近になじんだばかりの前奏が流れ始めた。『Be My Love』である。会場内は4人のハーモニーで満たされ、バラードであるにも関わらずその迫力に圧倒された。曲が終わると、 「今日はSave The Children SPEEDライブに来てくれて本当にありがとう、楽しんでいってね〜!Hitoeで〜す!」をはじめに、多香子、絵理子、寛子の順にはじめの挨拶があった(この辺で既に管理人の 記憶が曖昧になっているので、言葉や順序等が事実と異なる場合もあります。もし間違いを見つけられたらメール・掲示板等でお知らせ下さい)。寛子の挨拶のとき、最初はえらくテンションが低そうな 口調だったが、クレシェンド(だんだん強く)記号が付いた楽譜のように徐々に声の大きさが上がり、それとともに音の高さも上がっていき、最終的には寛子独特の高音に達して自分のテンションの高さをアピールした。

 「今日はどんどん飛ばしていくよ〜!」4人の言葉とともに2曲目の前奏が流れ始めた。『Go!Go!Heaven』である。この時点で会場内はかなりの熱気に包まれた。4人の歌と激しいダンスを支えるかのように、 場内では手拍子と振付けの嵐が訪れた。続いて3曲目は『STEADY』である。これもサビの部分で会場のファンの振付けが4人と会場全体の空気をより一層盛り上げた。ここで私が強く感じたのは、「どの曲も 当時と比べるとかなり大人っぽくなったなぁ〜。」ということである。声自体はもちろん、歌い方や歌っているときの表情まで、4人の全てが成長していることがよく分かった。

 次の曲は『ALL MY TRUE LOVE』である。これも盛り上がる曲の1つである。絵理子の「誰にも負けない!」や、サビ内の寛子の高音が何ともたまらない、私の大好きな1曲でもある。この曲が終わると、SPEEDの 曲にしてはあまり聴きなれない前奏が流れてきた。よく見るとステージ上には寛子がいない。残りの3人はステージ奥から帯状の布(毛氈(もうせん)のようなもの)を引張り出し、ステージ上の階段に置いて 奥へ行ってしまった。すると…hiroが衣装替えを終えて再びステージ上に現れた。『愛が泣いてる』、hiroのソロ曲である。はじめは1人で歌っていたが、2番あたりになってステージ上のスクリーンをよく 見てみると…仁絵がhiroの曲に合わせて踊っていた!映像ではあるが、やはりダンスが上手い!!かっこいいの一言である。

 hiroが曲を歌い終えると、残りの3人も衣装替えを終えてステージに現れた。hiroの衣装に合わせた、同様なデザインの衣装である。「絵・多・仁:大人っぽい曲だよね〜。」「寛子:ありがと☆」「4人:それでは皆さん、 この辺で一度座りましょうか?」4人がステージ上に用意された椅子に座るとともに、会場の人達も着席した。「4人:前の公演から名古屋公演までは結構間があったよね☆」「寛子:そうそう、今日は絵理が大変だった んだよね(笑)」「絵理子:そう…なんと、電車に乗り遅れてしまったんです(苦笑)。」「寛・多・仁:そう、何で遅れたの?」「絵理子:駅前の踏切がなかなか開かなくてね、開いたと同時に走ったんだけど、ホームについた 瞬間にプシューって電車のドアが閉まっちゃって…。」「寛・多・仁:あの踏切はなかなか開かないから使っちゃダメってマネージャーさんが行ってたでしょ!」「絵理子:う〜ん…。」「寛子:それで、「絵理、今どこ?」って メール打ったら、絵理から「ホームでホットコーヒーを買って飲んでおりますが、心は全く温まりません。」っていうメールが帰ってきたよ(笑)。」「絵理子:むなしかったよ〜(苦笑)。」ここでファンの一人から 「絵理子、しっかりしろ!」の声が。「絵理子:はい、すみません(苦笑)。その分ライブで精一杯頑張ろうと思います!そう、名古屋って言えば、私が昔1人で名古屋に来たとき、ナンパされたことがあるんだ。」 「寛・多・仁:え?何て言われたの?」「絵理子:向こうは私のこと(SPEEDメンバーであること)は気付いてなくて、最初は「お茶でもどう?」みたいな感じで話し掛けてきたわけ。で、私が無視し続けてたら、 「あなた外人?」って言われた(笑)。」「寛・多・仁:あ〜、なるほど。一言もしゃべらなかったからだね。」「絵理子:私はそこで名古屋の男の人は見る目があるな〜と思ったよ(笑)。他のみんなはどうなの?寛は?」 「寛子:あるよ。私はハワイで。」「仁絵:え?いつ頃?」「寛子:中2か中3くらいのとき。」「絵・多・仁:ホントに?」「寛子:うん。仁絵ちゃんは?」「仁絵:あるよ、ジャマイカで(笑)。「fire girlにならないか?」 って言われた(笑)。多香は?」「多香子:私は…ないな〜。」「絵理子:それって自分で気付いてないだけじゃない(笑)?」「多香子:そうかも(笑)。」

[4.6曲目〜MC(2)]
 MCが終わると、4人を含めて客席全体が座った状態のまま次の曲が流れ始めた。『I REMEMBER』である。まさにライブにぴったりの曲である。大人っぽくしっとりと歌い上げる4人の姿に、再び4人の成長ぶりが伺えた。 続いては、『Snow Kiss』である。この曲はファンの間で特に気に入られているものの1つである。これもしっとり系の曲であるが、やはりいい。SPEEDのよいところの1つは、何を歌ってもそれを完全に自分達のものとして しまえること、その曲のよさを最大限に引き出せることではないかと、私は思う。
 さて、ここでまたMCである。「4人:『I REMEMBER』と『Snow Kiss』を続けて聴いて頂きましたが、どうでしたでしょうか?」「絵理子:そう、もうツアーも今日で丁度半分なんだよね。」「寛・多・仁:そうだね〜。早いね。」 「絵理子:ツアー中には色々とその土地の美味しいものを食べてきたけど、名古屋も色々美味しいものあるよね!味噌カツとか、ひつまぶしとか。」「多香子:あっ、天むす!あれ美味しいよね〜☆」「絵理子:そう、名古屋って言えば、 どんな方言があるのかな?」(ここで会場から教えてもらって)「4人:…でら?」「絵理子:「でらべっぴん」とか言うのかな?」「多香子:まず「べっぴん」って今はあまり使わないんじゃない(笑)?」「寛子:使わないよね(笑)。」「絵理子:使わないか(笑)。」
 「4人:さて、ここで皆さんに重大なお知らせがあります!もう知っている人もいると思いますが…SPEEDは11月27日にアルバム『BRIDGE』をリリースします!テーマは「架け橋」ですね。」ここでファンの1人から、「ファン:出来は??」 「4人:出来?最高です!ぜひ皆さん買って下さいね☆」「絵理子:それと、多香はドラマに出てるんだよね?」「多香子:はい、まだ出てはいませんが、NHKの連続テレビドラマ小説「てるてる家族」に出演します!」「寛子:多香は大阪弁上手く なったよね〜。」「多香子:ありがと☆」ここでもファンから声が!「ファン:聞きた〜い!」「多香子:え?そんな大したもんやあらへんよ。でも、大阪弁はかなり気に入ってるんや。」「ファン:おお〜☆」「寛子:でもね〜、私達は結構大変 なんだよ〜。4人で食事に行ったときなんか、頼んでないのに突然「LESSON 1」が始まるからね(笑)。」「多香子:でも、大阪弁て難しいねん。例えば、「御内裏様」って言う言葉は大阪弁だと「御内裏様」っていう風になんねん。全然違うやろ。 セリフで出てきたんやけど、かなりしんどかったわ。」←言葉で書くと「御内裏様」の違いが分かりませんが、それは気にしないように(笑)
 「仁絵:なるほどね〜。それで、絵理もニュースがあるんだよね?」「絵理子:はい、10月4日に「陰陽師U」が公開されました〜!「仁絵:キャストとかはTの時と一緒なの?」「えっと、主役のメンバー(野村萬斎さんなど)が一緒で、ゲストは 違いますね。でも、陰陽師Tを見ていなくても話としては理解できると思います!」「仁絵:でも、Tは結構怖かったよね。いきなり角がにゅっと生えてきたりして。Uはどうなの?」「絵理子:う〜ん…、Uの方がもっと怖いかな〜。でも、面白いと 思うよ。今回は絵理もワイヤーアクションとかやってます。」「寛・多・仁:ホント!?すごいじゃん!」「絵理子:大したものじゃないけどね(笑)。」「4人:というわけで…重大ニュースはこれくらいかな?」


[5.8曲目〜12曲目]
 MCが終わると、今までのライブでは大抵ラストで歌っていた『my graduation』が流れ始めた。この曲もSPEEDの代表曲の1つである。ゆったりとした出だしに比べてサビはとても力強く、二面性を持った曲だと言えるだろう。さて、曲が終わると ステージ後ろに蝶の映像が映し出され始めた。絵理子の新曲『Butterfly』である。いつの間にか客席は総立ちになっている。ステージ中央のステージ裏から強力なライトが絵理子を照らし、絵理子の影がアリーナに大きく映っている。1番は絵理子のソロであったが、後半からは残りの 3人がバックコーラスに加わり、素敵なハーモニーを会場に響かせてくれた。
 10曲目は『ALIVE』である。この曲の落ち込んだ人を励ましてくれるような歌詞と曲調に救われた人は大勢いるだろう。この後はALIVEのメロディーに乗せてバンドメンバーの紹介が行われた。それが終わると、聴いたことのないメロディーが聞こえてきた。『Deep Blue & Truth』の トランスバージョンである。この曲には心底驚かされた。テンポが元の曲よりもかなり速く、ダンスが激しいのが一目で分かる。が、それを息ぴったりでこなしてしまう4人の技術力の高さには感服した。曲が終わると…仁絵とダンサーだけがステージに残った。ソロ曲『I Got You』である。 この曲も1番はソロで歌っていたが、後半からは寛子と絵理子がバックダンサーとして仁絵のそばで踊っていた。


[6.13曲目〜MC(3)]
 曲が終わると、ステージのスクリーンに映像が流れ始めた。4人が会話をしている映像である。ゴスペラーズの『永遠に』を聴いていた4人が、「4人:ゴスペラーズさんの曲はホントにいいよね〜!こんな曲を歌ってみたいね〜。」「多香子:んじゃーさ、ゴスペラーズさんにデモテープでも送って 曲を作ってもらおうか?」「寛・絵・仁:え!??デモテープって…何歌うの?」「多香子:この曲。」「4人:あ〜な〜た〜の〜♪(笑)」というわけで、4人はゴスペラーズにメールを送ることにした。「多香子:ゴスペラーズさんへ。こんにちは。SPEEDの多香子です。」「仁絵:私の名前も 書いといてよ!」「絵理子:絵理の名前も!」「多香子:んじゃー、多香子と…愉快な仲間達です(笑)。」「4人:(笑)。」「多香子:今回、ゴスペラーズさんに曲を作って頂きたいと思い、メールを差し上げました。頑張って4人でハモりたいと思うので、是非、お願いします。SPEED。送信!!」 「4人:お願いします〜!m(_ _)m(祈る)」「4人:あ!メールが来たよ!(この間5秒ほど。ファンからは「早い(笑)」との声が。)」「多香子:ゴスペラーズです。曲が出来たので、頑張ってハモって下さいね★(ファンから再び「早い(笑)」の声が。)」ステージが青く照らされると、4人が ステージの四隅に立っている。歓声が上がる。ゴスペラーズ提供の『Walking in the rain』である。しっとりとしたバラード調の曲で、ゴスペラーズの曲調がよく出ている。4人のハモリがたまらない、すばらしい曲である!
 続いて『Long Way Home』が流れ始めた。この曲はSPEED解散前のラストシングルである。思い入れの深い方も多いのではないだろうか?
 ここでMCが入った。「寛子:ゴスペラーズさん提供の曲、『Walking in the rain』と、『Long Way Home』を続けて聴いて頂きました。さっきの映像ほど曲が出来るまでは早くなかったけど(笑)、素敵な曲を作って頂くことが出来ました!」「4人:そして次の曲も頑張っちゃいました(笑)。 …行きますか?よし!やりますか!!」


[7.18曲目〜アンコール前]
 ここで4人が取り出したのはボンボンである。なんとステージ上のスクリーンには4人のチアガール姿が!4人ともカワイイ!!!!!Tommy february6提供の曲、『Stars to shine again』である。曲調はまさにTommy february6そのもので、今までのSPEEDの曲とは一味も二味も異なった曲である。が、ノリは 最高で、手拍子が会場内に響き渡る、まさにライブにぴったりの曲である。
 続いてもノリのいいメロディーが聴こえてきた。多香子のソロ曲である、『Kiss you 情熱』である。この曲も今までのソロ曲と同じように1番は多香子のみだったが、後半は残りの3人が加わって多香子のバックダンサーをつとめていた。ノリのいい曲が続いたせいか、このとき客席のボルテージは最高潮に 達していた!続いて流れたのは『Too Young』である。この曲では1番が終わった後にちょっとした余興が入った。SPEEDメンバーとダンサーによる『ボクシング(K1?)大会』である。多香子や絵理子がステージ上に仮設されたリングに入り、ダンサーの面々をK.O.していた(笑)。その余興が終わると、 多香子の「愛してる〜☆」のセリフとともに、2番に入った。
 さて、ライブもいよいよクライマックスである!次の曲は『Body & Soul』である。SPEEDのデビュー曲であり、当時この曲を歌う4人の姿に驚かされた人も多くいたことだろう。「Body & Soul!」の歌詞とともに会場全体がジャンプし、会場の熱気は再び最高潮に達した。曲が終わると、照明が落とされて 4人がステージの中央に集まり始めた。暗い中、かすかにスタンドマイクが見える。そう、次の曲は『White Love』である。ステージのバックに雪の映像が流れる中で、4人はしっとりと曲を歌い上げる。サビの部分では、私の視界に入っていたほとんどの人は振付けをSPEEDメンバーとともにやっていた。もちろん 私も含めてである(笑)。私にとってはこの曲が一番思い入れ深かったので、聴いている途中でジーンと来るものがあった。
 「絵理子:次の曲がラストです!!」絵理子がそう言うと、ラストである『Breakin' out to the morning』が流れ始めた。この曲もノリがいい曲の1つである。SPEEDの4人もそうだが、客席もこの曲で燃え尽きた。


[8.アンコール〜終了]
 「4人:ありがと〜!」4人とバンドメンバーは挨拶を行うと、ステージの裏へ。会場には「アンコール!」の言葉が響く!ステージ上のスクリーンには「アルコール?」「マンホール?」などのやりとりをしている4人の映像が映し出された。しばらくアンコールが続くと、4人がオリジナルTシャツに着替えてステージに 再び現れた。「4人:アンコールありがと〜!!」ここで歌われた曲は、『Wake Me Up!』と『熱帯夜』である。どちらも夏の曲であるが、熱気が漂う会場内にぴったりの曲だった。
 「絵理子:ありがとー。みんなまだ元気残ってる〜?」「寛子:まだ歌える〜?」「多香子:大丈夫〜?」「絵理子:それじゃー次の曲でみんなではじけましょう!!!」「4人:イエーイ!!!!」ラストの曲は『I' ll be all right』である。この曲も盛り上がるには最高の曲である。4人も完全にはじけているが、客席も パニック状態である(笑)。
 こうして4人と会場が一体となった後、ステージ中央と両翼で4人が手を繋ぎ挨拶を行い、名古屋公演初日は幕を閉じた。私はライブに行くのは初めてだったが、周りと一体となって楽しめることがこれほど気持ちのよいものだということを初めて知った。「ライブにやみつきになる」ということがどういうことかよく分かった(笑)。 私はもちろんだが、友人もまた昔のSPEEDのシングルが聴きたくなったらしく、「やみつき」になった人の1人である(笑)。ライブの余韻に浸りながら帰宅するのも非常に気持ちのよいものである。もし、ライブに1度も行ったことのない人がこの記事を読んでくれたのなら、私は断言する。『1度でいいからライブに行くべし!』である。 そうすることで、他のファンとの交流はもちろん、SPEEDメンバーの違った一面を発見できるに違いない。


※途中、変な日本語も多々あったと思いますが、長々と文字だけの文章を読んで頂き、ありがとうございました。なお、この文章は管理人が友人の協力の下、ライブに行った事実を元に作成しました。編集の都合で少し省略した部分もありますが、もし事実と大きく異なる点があれば、御手数ですがメール等にて管理人にお知らせ頂けると 幸いです。


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