台風


「暴風雨の朝、突如、青空が顔を出し、
風が止んだ。子どもたちは、
いっせいに登校し始めた。

が、次の瞬間、再び
暴風雨が牙をつきたてた。

つかの間の晴れ間に
外出した人、そして、
登校中だった人は、二度と
帰る事はなかった」

たしか、第二室戸台風の
報告だったと思う。
3000人以上の犠牲者を
出す、悲惨な事故になった。

台風…
最も恐ろしい気象現象である。
冒頭のような過去の出来事は
けっして繰り返してはならない。
台風がきたら、絶対外出しない、
という教訓が、もっともっと
広まってほしいと思う。

台風は低気圧なので、掃除機のように
周りの空気を吸い込む仕組みは
普通の低気圧と同じです。

が、その風の強さが比較でない。
60、70メートル、海外では
100メートルを超えた例も
報告されている。
尚、20メートルで人が転倒、
30メートルで瓦が飛び始めると
言われる。70メートルも吹けば、
東京タワーでも耐えられるか微妙だ…

さて、台風が近づいたら…
コースごとの様子を
見てみる。

(A)九州の西〜日本海
特にが猛烈になる恐れ!
91年のりんご台風
を忘れてはならない。

(B)西日本から日本海へ抜ける
A同様、が猛烈になる。
Aよりも大雨のリスクが高くなる。
殊に、前線が停滞してたら最悪。
総雨量500ミリ以上もありうる。

(C)東海地方から関東上陸
全国的に大雨のリスク非常に高い。
また、台風の進行方向右側で
(図では東京や千葉)では
猛烈な
2002年10月1日。
千葉県・茨城県で鉄塔が
ひん曲がってた情景は
大変衝撃的。

(D)関東の東海上北上
大雨の可能性。
96年9月22日
東京で総雨量259ミリと史上3位の雨。
房総でも300〜400ミリ。
Dコースでは陸地からの距離が問題であり
陸地から離れて通ると、とたんに大雨の
恐れは少なくなる。
八丈島より東を通ると、経験上、
大雨にはなりにくいみたいです。


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