2.高層へ出発!

地上から、上空30キロへの旅!


高層天気図を描くには、
上空のコンディションを知る必要があります。
上空がどんな気温で、どんな風、どんな湿度なのか。

これを測定するため、
毎日2回(日本では9時と21時)、
世界の各地から
レーウィンゾンデというものを打ち上げます!

レーウィンゾンデとは、
上層の気圧・気温・湿度を自動的に測るセンサーと
小型無線発信機を一組にしたもの。
水素かヘリウムを詰めた気球をつけて
空へ舞いあがらせます。

世界各地で測定したデータを
地図上に記入
すれば、
上空いろいろな高さでの天気図、
”高層天気図”が創れます。

※レーウィンゾンデは
「高度5000メートルになったから、観測開始だ!」
という方法は取っていません。
「気圧が500ヘクトパスカルになったから、
測定開始だ!」という方法を取ります。
高度ではなく、気圧に行動が支配されてるのです。
詳しいお話は、次回……



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