低気圧の一生と低気圧家族

一般的な温帯低気圧の一生です。形をみると低気圧のおよその年齢がわかってしまいます。
(!)”XX期”というのは、この場だけで使用したもので 正確な言葉ではないです。



↑誕生期
暖かい気団と冷たい気団がぶつかります。
するとその間に、前線ができます。


↑児童期
単純にぶつかり合っていた寒気団と
暖気団は、渦を巻くようにして
交じり合おうとします。
温帯低気圧の誕生です。


↑青年期
低気圧は発達して、渦巻きがどんどん強く
なっていきます。


↑成年期
速度の速い寒冷前線は、速度の遅い
温暖前線に追いついてしまいます。


↑老年期
しまいに、低気圧の渦巻きは前線から切り離され、
北のほう(寒気側)へと離れていきます。

このまま弱まってしまうことが多いですが、
強い寒気を巻き込んで「寒冷渦」という
違ったタイプの低気圧に生まれ変わることも
あります。


↑低気圧家族
長い前線が停滞すると、次々と低気圧が
発生します。誕生すると西から東へ動いていくので
前線上に「若い低気圧」から「老人低気圧」が並ぶことがあり、
「低気圧家族」と呼ばれます。


わくわくて天気S’へ

メニューへ