2月16日:修論での収穫

ついに終わってしまった。
修論発表・・・・・・
妙にさみしい。

さて、修論で鍛え上げられたこと!
”客観的・論理的な言い方をせよ”だった。
やはり紀元前の頃から言われてきたことだけあって
最も大事なことの一つかも知れない。
(↑いかん・・・言ってるそばから、
思いっきり主観的な文章。猛反省!)

たとえば、
「桜はきれいだ」
と言ったとき、
「なぜ?どういうふうに?」
と突っ込まれたとする。
「見ればわかるっしょ」
「常識でしょう」
では、コミュニケーションもヘッタクリも
なくなってしまう(笑)。

あらためて桜の美しさについて考えてみると、
これが意外に難しくて、普段と違った目で
ものを考える機会にもなってくれる。
あらたな発見のきっかけになるかもしれない。

また、いいアイデアを思いついた時。
客観的に伝えれば、他人にも伝わるので、
話が盛り上がり、ときには
共感してもらえたりするかもしれない。

すべての人で考えや”常識”は
違ってくるはずだから、
”客観”にこだわる訓練の意義は
大きかったと思っている。

↑↑何と比べて大きいの?どれくらい以上を
大きいとみなすことにしたの?

なんて突っ込んでくれると、なんだか
嬉しくなってるのが不思議だ。
昔はわずらわしいとさえ、思ってたこともあるのに・・・




2月14日:癖

南西風が強まっている。
春一番なるか?・・・

さて今朝、車を定期検査に出す。
担当の方を車庫に案内するときに
また悪い癖が出てしまった・・・

早歩き!

だんだん話のテンポが上がると、
つられて歩くスピードも
どんどんどんどん上がる癖があるらしい!
しまいに
並んで歩くのがしんどいと言われるほどになる。

黙々と歩いてるうちは、
歩幅を合わせるようにしてるので大丈夫だが、
話に気を取られた刹那、
小走りの人をゴボウ抜き・・・まではしないけどね(笑)。

せっかちではないつもりである。
なにしろ2、3時間くらいなら
誤差の範囲だと考えてるし、
ましてや分刻みスケジュールなんて考えることもない。




2月12日:注文の多い料理店?

とうとう
修論のスライドを提出した。
発表まで1週間を割った・・・

これまで、仮提出・本提出・要旨提出……
と、ひとつクリアしても、
また次の課題、次の課題・・・という状態だった。
一瞬、”注文の多い料理店”が頭を掠めたことも(笑)。

注文の多い料理店!
店からの注文を聞き、
ドアを開けて奥に進むと
また次のドアがあり、店の注文を聞く…
ということを繰り返していくと、
最後の部屋に人食いネコのわなが待っていた、という童話だ。

課題をこなし続けて、最後に待っていたのは
「残念でした。不合格」という宣告!
なんていう、ブラックなことはありえないけれどねw。

今日は提出も住み、
卒業旅行の話が進む。
車プラス自転車で行く根性系の旅行!
たのしみである。




2月9日:”ワスレル”こと

めずらしく真面目な話を書いたので(笑)、
意味不明文があったらすみません!

この間、ひょんなことから
友達とこういう話になった。

普通、失敗談や都合の悪い話はワスレテしまう。
でも、これは「自分をいい人だと思い込みたい」
という欲望にほかならないのではないかな、
という見解を聞いて妙に感動したのだった。

自分をいい人だと思うのはヤバイと思っている。
自分をまともな人だと思った瞬間、
いい人になろうとする努力をしなくなってしまう。
だから本当にすばらしい人に限って、
自分の腹黒さに苦しんでいるように見えるのかもしれない。

この哲学議論もどきでは、
ワスレテもいいことなど一つもないんでないか。
どうしても嫌な記憶はやすりをかけて、
角を丸めて頭にしまっておけばいいのではないか、
自分のあくどさに気づくことは一番大切なことではないか、
という結論に達した。

ワスレル・・・・・・
実はそもそも、不可能なことなのかもしれない。
通常ワスレタと言うときは、
『もともと頭の中に入ってなかった』

ワスレタと思い込んでいる』
のいずれかである。




2月1日:読み返したい!

こないだに続いて小説ネタであるが。

「インストール」→芥川賞作家・・・
と考えてたら、芥川の本が読みたくなり、
3年ぶりくらいに眺め返してみた。

芥川さんの小説は、
童話ライクで、すごくわかりやすいので
昔からけっこう好きだった。

一方で、子どもの頃に読んで、
凄まじく怖かった話がある。
夢に出てきたり、夜中に目が覚めた時、
情景が目の前にちらついたり…

それは「杜子春」である。
でも、同時に超お勧めなのも事実!

もう一つ、気に入ってたのがトロッコ。
最後の一文が無性にかっこいい!
(引用)〜「塵労に疲れた彼の前には今でもやはりその時のように、
薄暗い藪や坂のある路が、細々と一すじ断続している…………」

とうことで、昔読んだ本が突如、
猛烈に読みたくなることがあるから、やっぱり
本は買ったほうがいいのだろう。
思い出しても読み返せない、
下手するとタイトルさえ思い出せず、
口惜しかったこと数知れず。




2004年1月下旬

1月30日:♪チャラリ〜ン@@@〜♪

先日、比較的大きな駅で
壁に寄りかかるようにしてメールを打っていた。
すると、
手を振りながら、小走りに近づいてきた人がいた。
記憶をフル起動してみるが、見たことがない人である。

が、まもなく振っていた手をぎこちなく下ろし、
急旋回して行ってしまった・・・
人違いされたのであろう(笑)。

これまでも人違いされることが結構あった気がする。
そっくりな人が何人もいるってことなのか??

なお、自分もけっこう人違いや人まちがいをする。
黄昏時、顔がよく見えないとき。
「おっす!」
と声を掛けられたので、
「おう!」
と返したら、先輩や先生だったこと多数・・・
(↑嘉門達夫さんの、『鼻から牛乳』っていう歌に出てきそうなシチュエーション!
なつかし〜!ヒットしたときは、まだ小学生)




1月27日:インストール

話題の本を読んでみる。
綿矢さんの「インストール」だ。
「蹴りたい背中」や「虹にピアス」は、
手に入らない・・・少し経ってからデカめの本屋へ
当たってみることにする。

読み始めてみて安心する。
ブラックコーヒーなしでは読めない物語、
という先入観と裏腹に、
軽いタッチ(に感じた)だったので、
一気に読みきってしまった。

やはり他の芥川受賞の小説と同じで、
面白いんだけれど、なんというか、
脳裏に「?」だか「!」だか、
わからないものが残る。

少なくとも、もう一回は読まないと、
読んだうちに入らんということかもしれない。
好きな小説は、諳んじるまで読み潰してしまえ、
というのを聞いたことがあるような、ないような・・・




1月23日:献血

久しぶりに、献血をやった。
今日生協前でやってる、
という手紙が来ていたので(前にやったから)、
献血手帳を持って登校!

問診を受け、専用のバスのなかへ。
やっていると、お腹がすいてきた。
まあ、時間も時間だったし。
終わったあと、
「ラーメン(けっこうでかいヤツ)かMDセット、
どちらかをプレゼントしてますが」
と言われ、すかさずラーメンの方を選んでしまった(笑)。

ところで、 「血液って1.2リットルしかないのに、
400ミリも取って大丈夫なんだなあ」
と、妙に関心してたことがあった。
しかし・・・
”血液の量は4〜5リットル”が正しかったことに
つい最近気づいたのだった。
いつのまに、混乱して覚えてたんだろう・・・

ちなみに・・・お気づきの方もいるだろうが、
1.2リットルというのは
1日のオシッコの量の方ではないか!(笑)
高校生物では、近接して出てくる数字ではあるけど・・・