2004年11月後半


11月29日:無駄への憧れ

一方は、妙に落ち着かない空間、
他方は、変にほっとする空間……

オフィスビルと大学では、
”物理的に”こういう違いがあることに気づきつつある。

なにが違うのか。考えてみると――

オフィスビルは、
フロアはもちろん、廊下・階段・そしてトイレまで
かならず人とすれ違う。
いわば、すべてが”使われて”いる。

しかし、
大学には、ほとんど誰も通らない階段
幽霊が出ても不思議じゃないような、寂しい廊下
忘れられたトイレ……

なんてのが、いたるところにある。

『無駄な空間』があるかないか、
の違いであろう。
この無駄な空間が、
精神的なやすらぎを与えているような
気がしてならない。

一番大事なものは、ぱっと見だと
『無駄だ』と認識されるのは本当かもしれない。



11月27日:北向きの広い部屋は?

2回ミスる……
例年、ノーミスで終わるのに。

年末の、障子張り替えである。
ミスが続発したのは
いつもと違う部屋で行ったからかもしれない。
今日のミスで得た教訓(笑)

1.北向きの部屋がベスト
貼り終えた直後の障子紙は、
日に当たれば、感動的なほどに歪む。
張り替える前のほうがきれいだったんじゃないか、
と思えるほどに。。。

2.少しでも広い場所で行うべし
意外に体を動かす作業である。
広い場所でやれば、
尻やひじで、張り替え済みのものを破いてしまう、
という悲劇は減る。



11月27日:謎の歌〜歌詞あそび

好きな歌なら、
歌詞を諳んじていることはもちろん、
詩を何度も思い返してしまうこともあるでしょう!

で、ちょっと歌詞遊びを書いてみました。

BBSでも、ちょっと話に出ましたが――
かなり謎が多いと思っている歌詞のひとつに、
B’zの『ALONE』という歌がある。

歌詞の表面をぱっと見た感じだと、
失恋の歌のような気がする。
だが、それにしては異様な明るさが気になる。

たしかに、 「失恋しても、一生忘れられない大切な思い出になった」
とか、
「恋人から親友に変わり、再スタート」
ということはあるかもしれない。
――が、そういうシチュエーションだったとしても、
やっぱり明るすぎる。。。

お時間のあるときにでも、
歌詞は検索していただきたいですが、
たぶん許されるであろう範囲で、引用すると、
〜がむしゃらな情熱〜、
〜時代回り、また君を見つけるだろう〜、
〜いつまでも歌い続ける声〜、

↑ぱっと思い浮かんだだけでも、熱っぽいフレーズが多い。

で、ここからが”歌詞遊び”。
Q:『この歌のシチュエーションとして考えられるのは?』

まさか……と思って検索していたとき。
おどろいたことに、
まったく同じ見解を述べていたサイトを発見!
こう考えると、全体にただよう、
広大無辺なムードも説明つくのである。

(ヒント:一回しか登場しないあるフレーズが、明確にすべてを語る。
でもそのフレーズは、擬態しているシャクトリムシのごとく、
全体とマッチしてるので、目を凝らしてても見落とす。)

さらに
歌詞中の「君」は、恋人である必要はなく、
むしろ肉親や友人と考えても筋は通りそうだ。

好きな詩・小説の
深いところを考えるのも、たまには面白い。



11月27日:魅惑の店

平日昼休み――二択を迫られる。
同期の人達と出かける昼食だが
みんなが気に入ってる店が2件ある!

うち、1件。。。
ドアを開けると、チャリンチャリンと
鈴が鳴る――ここまでは珍しくない。

そのドアがガラス戸なのである。
鈴がガラスに当たると、けたたましい音になる。
ガラスが割れないか、本気で心配になるけど
強化ガラスにでもしてあるのだろうか。

そして、
ヘビーコーヒードリンカーにとって嬉しいことに、
コーヒー、スープが飲み放題だ!
まあ、一食で2杯以上は飲まないものだが

で、
昨日は、、この店に行った。
界隈の街の雰囲気は昼と違っていても
この店内は、昼のまま変わっていない。
とにかく落ち着く空間である。

すいている――これはポイント高い。
不思議な魅力の料理が多い(タコライス、気まぐれパスタなど)。
いつも単調な音楽が流れている……

夜であると、
かなりレアなカクテルもあり、
キャンドルサービスもどきが行われたりする。

東京南西部に来たら、
ぜひお勧めの店である!



11月22日:バランス

ある部分が弱ってくると、
別の部分が猛発達
して、バランスを取ろうとするものは……

それが、”ヒトの脳”であるという。

今夜見た、
「記憶のチカラ」という番組である。
驚くべき事例を、いくつか紹介しながら、
記憶のすばらしさ・不思議さに迫るものだった。

たとえば、痴呆の症状が現れるとともに、
画才を発揮する人がいるという。
他でも、似た話を聞いた気がするから、
これは、案外よくあることなのかもしれない。

ただ、痴呆の場合、
画才を得ても、自己主張が難しいために、
才能を見落とされることが多いのでは?
というのが残念な気がする。

また、自閉症の人が
信じられない才能を持つことが多いという。
(誤解されやすいですが、
自閉症は大脳のトラブルによるもので、
”孤独癖”や”ひきこもり”とは、全く別のものです)。

たとえば、
100000年後の何月何日が何曜日か
を一瞬で計算したり、
昔、ヘリコプターからみた都市風景を
”窓のサン”の数一つ違わずに描写 したりする。

ということで、
ヒトの脳は、部分的に問題が起こると
他の部分がフォローしようとする
特徴があることが
わかってきているそうである。

だから、
最近、★☆ができなくなってきた、
というのは、
もしかしたら
新しい才能が、頭を擡げようとしているシグナル――
かもしれない(笑)。



11月22日:今よ続け!

今、寝るのはもったいない……

休日や旅行の前日、
そう感じたことはないでしょうか。

――明日は休みだ!
とか、
――明日から旅行だ。
と、楽しみにしてる時間を少しでも長くしたい。
楽しい行事や時間は、
始まるとすぐに終ってしまうものであるし。

それだから、小学生くらいの頃。
遠足が楽しみでずっと起きていたら、
寝坊した!
というオチ。
実際にやった人は見たことないけれど、
過去に1000人はやっているに違いない(笑)!

とまれこうまれ、もう
日没より、日の出の方が近いような時間である。



11月21日:カラオケと再会!

本当にひさびさ、カラオケに行った。
学部時代は、空き時間さえあれば行ってたが。

カラオケの醍醐味は、新たな発見!
『なんとなく聞いたことがある』、という歌を
他の人が歌ったときである。
歌詞を見ていて、
こんな歌だったんだ!と
驚くこと数知れず。
そして問答無用で、脳裏の”好きな歌リスト”へ入れてしまうことさえある。

それから、しばらく行かないうちに、
ハイテクになっていて驚いた。
採点にしても、
「音程」「リズム」「テンポ」「しゃくり」「ビブラート」「抑揚」
の各項目ごとに判定、総合点が出る。

もちろん、「音程」がメインである。
音程だけでも正確な歌は、
聞いていると、十二分にしびれまくるから(笑)
他の5つは、付加要素として加点されるのであろう。

今回はひさしぶりといことで、
案の定――歌えなくなってた……
今度、
「もう声が出ん!ギブアップ!!」
と思うほどまで練習しなければ(笑)!