イモムシに、ちょっと手が触れただけで、
威嚇したりおびえた行動をすることもあれば、
捕まえても、平然としていることもある。
また、ドクガにおいても、
触っても何も起こらないこともあれば、
激しく炎症を起こすこともある。
ここから先は推測になるのだが、
どうも、
昆虫に接する側の心理が関係あるのではないだろうか。
リラックスしている人間に対しては、
昆虫も威嚇したり、攻撃的な行動をとることは少ない。
それに対して、
緊張していたり、昆虫を敵対視している人間に対しては、
『昆虫も厳しい態度』を取るらしい。
昆虫少年・昆虫少女がドクガに触れてもたいしたことないが、
虫嫌いの人だと、症状が非常に重くなるのも、
こういった現象のひとつかもしれない。
人間は、虫けらなどと言って、昆虫を軽視してきたが、
昆虫には、人間が想像し得ない能力があるような気がしている。
そして、人間が他の生き物を見る以上に、
他の生き物は、人間のことを見てることはたしかだ。
2010.5.17
