最近、爬虫類のペットの人気が高まってきました
しかし、”捨てカメ”が増えているのも事実。
大きくなって、「こんなはずじゃなかった」ということで。
とくに、海外種は一生責任をもって飼わなければならないのです。
そこで、そんなことにならぬように、
カメを買うときの話をつらつら書いてみました。
まず、前章で話した「銭亀」とはイシガメやクサガメの子どもです。
いずれも性格が穏やかで、飼い易いことで知られます。
成長すると25センチくらいになります。
日本に昔からいるカメなので、野生化しても問題は小さいですが、
野生育ちと飼育下のものでは、
体力や適応能力が当然異なってきます。
なるべく放さないに越したことはありません。
次にメジャーな「ミドリガメ」。
ミシシッピ−アカミミガメ、キバラガメなどの子どもです。
大きく、30〜40センチくらいに成長するので注意です。
性格は、わりあい穏やか――
殊に成長するに連れておだやかになる種が多いです。
大きく成長した個体を、図鑑で確認することがお勧めです。
かなり独特な容姿なので、容姿が……という感じがして
捨ててしまうケースがある、という噂を聞いたことがあります。
ミドリガメは海外種だから、絶対に野生に放してはいけません。
さらに少々マニアックな種へ。
スッポン。大型であるのでご注意。性格は荒いけどおくびょうです。
持ち方も決まっていて、その通り持たないと痛い目に遭います。
もし噛み付かれたら、水中に入れると放してくれます。
陸ガメ類。草食でおだやかなので、
スッポンやカミツキガメほど心配はないでしょう。
海外種も売られていますし、
大きさもいろいろいますので、下調べが必要です。
カミツキガメ・ワニガメ←〜はっきり言って「ガメラ」です〜
一般の店舗で売られているのにびっくり。
飼うのは相当な覚悟がいるのでは…。
巨大に成長し、たしか70センチにもなります。
性格が荒く、噛まれたら大怪我につながることも。
スッポンと同じで、水にいれると放してくれますが。
ワニガメやカミツキガメは、
たしか、去年ぐらいに猛獣に認定されて、
役所への飼育届けが必要になったような…。
ということで、ワニガメを、
田んぼの水路へ捨てるようなことは
やめましょう、シャレにならないので。
|