何月に降りやすいの?



関東甲信地方では、
気温が高くなる初夏〜夏季に降雹が多くなります。
空気が湿潤になるうえ、大気の状態が不安定になりやすくなるからです。
天気予報でも、この時期には「ところにより雷雨」という予報が多くなることからも伺えます。

さらに、詳しく調べてみると・・・

いくつかおもしろいことがありました。
5月下旬、7月下旬2回ピークがあるんです。
日差しがなく、夕立の起こりにくい梅雨の時期は ちょっと少なくなるのでしょう。

また、地域によっても差異があり、
概ね内陸では盛夏に降雹が多いのですが、
沿岸部では春先〜初夏に多くなる傾向があります。

尚、めずらしい事例として、冬の12月中旬にも発生してます。
これは日本史上最大といわれる「茂原竜巻」が起こった日の雹害です。
12月に「ミカン大」の雹を降らせたというのだから、
この日の雷雲が、尋常じゃないパワーを持っていたことが伺える。


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