雹は大豆のようなものから
カボチャ大(もっと??)まであると書きました。
もちろん、大きな雹の方が大きな被害の恐れがあります。
もうひとつ、
激しさの基準となるのが雹粒の数。
みるみる何10センチも積もることもあれば、
バラバラ落ちてくるだけで
終わってしまうこともあります。
ここでは極端な例として
「大粒で少量のとき」→ドカンドカン型
「小粒で大量のとき」→ジャラララ型
を、防災面から考えてみました。
ドカンドカン型は、都市部で特に恐れられます。
たとえ、少量の粒でも、ひとつひとつが凶器!
車や屋根が破壊されたり、ガラスが割れたりします。
まだ見たことないですが、
地面に、生々しいクレータのような跡が
残ってしまうことさえあるそうです。
ドカンドカン型はやはり、
北関東の山などで多いですが、
千葉県で案外多いことも注意に値すると思います。
10年に1日程度しか、雹の降らぬ地域で
びっくりするほど大きなものが目撃されていたりします。
では、ジャラララ型は?
こちらは農作物への影響が深刻になります。
小粒でも、大量に積もってしまうと、
「霜害」と似た症状が出ます。
夏に突如、氷詰めになってしまった状態ですので
悼んだり、品質が劣化したりします。
また、「雪害」とも似ていますので、
道路が通行止めになったりします。
どんなタイプになるのか、気象面で予測ができれば
それに備えることもできるでしょう。
被害も、ぐっと減らすことができるでしょう。
しかし、非常に難しいのが実情のようです。