釣具の素材など


  「糸」でたぐる実用化
    軽くて強い新素材カーボンナノチューブ 
 日本人研究者が91年に発見した新素材カーボンナノチューブ。
 髪の毛の数万分の1の細さで、強度は鉄をはるかに上回る。軽くて、熱や電気もよく伝えるため、自動車や電子部品などへの応用が期待されている。量産が難しいことなどからまだ普及していないが、ナノテクに強みをもつ企業が集積する大阪の産学グループが実用研究を進めている。  (堀田浩一)
 大阪市内で10月下旬に開かれたカーボンナノチューブ活用技術の研究報告会。
約200人の研究者らの目を引きつけたのは、新素材をより合わせて作った「糸」だった。

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 11月23日朝日新聞(朝刊)