説明
内部生産は春から夏がピークとなり、生産量を抑えるためこの季節のみ実施すれば、排出者の負担が少ないだけでなく、栄養塩類が外洋に運ばれ植物プランクトンに利用され二酸化炭素固定化を増加させることとなる。また秋から冬にかけての、湾内での海苔生産にも資する。
下水処理場など排出量を一定期間特に少なくすることにより、リン除去のための凝集剤添加、窒素除去のための炭素有機物添加などを経済的に実施できることとなる。